『1/3の純情な感情』などの曲で知られるロックバンド『SIAM SHADE(シャムシェイド)』が4日、メンバーのギタリスト・DAITAさん(本名=伊藤大太 53歳)と裁判沙汰のトラブルになっていたことや、訴訟の末に和解したことを発表しました。
SIAM SHADEは2002年に一度解散し、その後何度か再結成していましたが、メジャーデビュー20周年から1年後の2016年10月の日本武道館公演をもって、SIAM SHADEとしての活動を「完結」させました。
それから8年経ち、ベース・NATCHINさん(ナッチン 本名=中川泰 53歳)の公式サイトで、DAITAさんを除くメンバー4人が声明を発表し、「この度、栄喜、KAZUMA、NATCHIN、淳士からファンの皆様にお伝えしたいことがございます。我々4人は2019年から弁護士に依頼し、DAITAに対して訴訟を提起しておりましたが、今般、その訴訟がようやく和解により円満に解決しましたので、皆様にご報告申し上げます。」
と、詳細は伏せながらDAITAさんと裁判で争っていたことを報告しています。
<↓の画像は、SIAM SHADEのメンバー写真>
(左から) NATCHINさん、DAITAさん、栄喜さん、KAZUMAさん、淳士さん
続けて、「今後も、SIAM SHADEのメンバーは栄喜、KAZUMA、 NATCHIN、淳士、DAITAの5人です。ただ、SIAM SHADEのメンバーのうち、栄喜、KAZUMA、NATCHIN、淳士の4人のみで活動することが多くなるかもしれません。その第1弾として、2011年~2016年の期間限定復活の際に制作したDVDやグッズを再販するイベント等の活動を考えていることをご報告いたします。」
とし、この詳細は後日発表するとのことです。
<↓の画像が、メンバー4人のコメント写真>
これに対してネット上では、
- 何の裁判? ギャラの取り分か?
- 4人で活動することが多くなるってかもう基本4人でしか活動しなそう
- 訴訟の内容自体を明らかにするつもりがないのであれば、訴訟があったこと自体言わない方がいいと思う なんにもプラスがない
- 内部のゴタゴタの報告いりますか? 一人が参加する作品が少なくなる理由を説明するために嘘つきたくないとかいうことですかね。
- 公にはバンドの作詞曲としながら原曲はDAITAが多いみたいなので、そこらへんの権利絡みの訴訟だろうなって気がする。
今後の活動はDAITA抜きが多いかもって時点でしこり残ってる。 - 何が原因で訴訟まで発展したのか、和解して今後も5人だけど4人で活動することが多くなるってどういう状態なのか、これだけでは1/3も伝わらない
- 2019年頃に弁護士の先生に相談ごとをしていると栄喜がブログに書いてた。
その後、DAITAが自身のSNSでSIAMにまつわることに余り触れなくなったから、もしかすると2011年以降にバンドが再活動して以来の楽曲の使用やリリースしたライブ映像のギャラの配分で揉めてるのかなとは思っていたけど…。
いずれにしてもどういう内容で訴訟を起こしていて和解までに至ったのかということは、憶測が飛び交う前に、本人達からきちんと説明がほしいところ。
それとDAITAのギターはバンドの中でも要だと思うから、和解したとは言え、今後はサポートギタリストとかを招聘して活動するのかななんて想像したら、やっぱり個人的には寂しいです。
などの声が上がっています。
ボーカル・栄喜さんは2019年5月に自身のブログで、NATCHINさんと“専門家”を交えて3人で会食したことを報告し、「有意義な話を聞くことができ、少し光が射した気がします。これを踏まえて、弁護士の先生と話を進めたいと思います。」
と意味深に綴っていました。
ただ、その詳細は現時点で明らかにされていないのですが、SIAM SHADEの再始動にあたり、「2011年~2016年の期間限定復活の際に制作したDVDやグッズを再販するイベント等の活動を考えている」とのことから、バンドの作品の権利関係で揉めていたのではとの憶測が飛び交っています。
SIAM SHADEは2011年に再結成して以降、DAITAさんの作品をリリースしている『有限会社SOUND MOTORS』に所属し、CDやDVDなどを出していました。
そのため、2016年に活動を休止後に、バンドの作品リリースを巡って揉めた可能性はありますが、現時点で真相は不明となっています。
そして、5年にわたり裁判で争った末に和解が成立したというものの、今後は4人での活動がメインになることを示唆し、DAITAさんとの間に溝が生じていることがうかがえますが、今後また5人でステージに立つ姿をファンに見せてほしいと思います。