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ラッドウィンプスの新譜・日の丸は右翼ソング? 野田洋次郎の歌詞内容に左翼が反応で物議…異常事態に賛否両論

RADWIMPS『HINOMARU』歌詞が物議で野田洋次郎が謝罪(画像あり) 愛国心歌い、軍歌ぽいと騒動で釈明…

大ヒットアニメ映画『君の名は』の主題歌を担当し、その後『NHK紅白歌合戦』にも出場したロックバンド『RADWIMPS(ラッドウィンプス)』が6日ニューシングル『カタルシスト』をリリースし、『Billboard JAPAN』の発表によると初週の売り上げ枚数は「2万3,841枚」で初登場5位にランクインしています。

同シングルの表題曲はフジテレビ系のサッカー関連番組(ロシアW杯など)のテーマ曲に起用されており、カップリングとして『HINOMARU』という曲が収録されているのですが、この曲の歌詞がネット上では物議を醸しており、ストレートな言葉で愛国心を歌った内容となっていることから、まるで軍歌のようだと非難の声も上がる事態となっていました。

そして、こうした批判的な意見を受けて『HINOMARU』の作詞・作曲を手掛けたバンドのボーカル・野田洋次郎さんが11日、自身のツイッターとインスタグラム上でこの曲に対する思い、曲で伝えたかったことなどを説明しており、不快な思いをした方に向けて謝罪の言葉も綴っています。

『HINOMARU』というタイトルからして日本について歌った楽曲であることが分かりますが、歌詞を見てみると、「風にたなびくあの旗に 古(いにしえ)よりはためく旗に 意味もなく懐かしくなり こみ上げるこの気持ちはなに」「胸に手をあて見上げれば 高鳴る血潮、誇り高く この身体に流れゆくは 気高きこの御国(みくに)の御霊(ごりょう)」「さぁいざゆかん 日出る国(ひいづるくに)の御名の下に(みなのもとに)」といった歌詞が登場します。

歌詞を読んだ人によって感じ方は違ってくるかと思いますが、見ようによっては戦争を感じさせる歌詞の内容であり、愛国心を全面的に出した右寄りの曲だと感じられます。

そんな楽曲を作った野田洋次郎さんは正式リリースの6日にSNSを更新し、『HINOMARU』について「日本に生まれた人間として、いつかちゃんと歌にしたいと思っていました。」という思いを明かしています。

また、「世界の中で、日本は自分達の国のことを声を大にして歌ったりすることが少ない国に感じます。歴史的、政治的な背景もあるのかもしれません。色んな人がいて、色んな考え方があります。誰の意思や考え方も排除したくありません。僕はだからこそ純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています。好きと言える自分でいたいし、言える国であってほしいと思っています。まっすぐに皆さんに届きますように。」と、『HINOMARU』に込めた思いを綴っていました。

<↓の画像は、インスタグラム>

しかし、『HINOMARU』については絶賛する声が上がる一方で、「軍歌っぽい」など否定的な声も多く寄せられる騒動に発展しており、一部の左寄りの人たちは抗議のためにデモを開催するとして、ツイッター上で呼び掛けを行うなどしていました。

野田洋次郎さんのSNS上では現在、楽曲を支持する人と支持しない人たちが討論をしているような状態で、関連の投稿には数千件のコメントが寄せられており、11日に英語と日本語で綴ったコメントを投稿しました。

コメントでは、『HINOMARU』について軍歌などではなく日本人のことを歌った曲だと釈明しており、攻撃的な思想などはないとし、楽曲を聞いて不快に感じた方に対して謝罪しています。

<↓の画像が、野田洋次郎さんが投稿した釈明コメント全文の写真>

そして、『HINOMARU』の歌詞をめぐる一連の流れに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

つい最近も、ゆずがリリースしたアルバムに収録の『ガイコクジンノトモダチ』(作詞・作曲:北川悠仁さん)が愛国心を漂わせた内容だとして物議を醸し、ネット上では左寄りの思想を持つ人達が騒ぎ、今回のような騒動となっていました。

また、椎名林檎さんが2014年に発表した『NIPPON』の歌詞も同様の理由で物議を醸すことになり、一部の評論家や左寄りの人たちが大騒ぎし、この楽曲をNHKがブラジルワールドカップ以降のサッカー関連番組のテーマ曲として書かれたものだったこともあり、より批判的な声が多く上がっていました。

『HINOMARU』のように、愛国心、日本の素晴らしさなどを歌った曲を良く思わない人たちが一定数おり、今回のように戦争を想起させる、戦争礼賛しているなどと言い掛かりを付けられてしまうことが多々あります。

特に楽曲で使用する言葉があまりにも直接的、ストレートだと物議を醸しやすいのですが、法律を犯しているというわけでもなく、それぞれがどのような思想を持ち、何を歌おうが自由なので、アーティスト側もリリースしたからには中途半端に謝ることなく、胸を張って貫き通してほしいなと思いますね。

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