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ニジューが消える? 事務所JYPの今後に暗雲、アルバムUが大コケで活動に影響の可能性ありか。

NiziU人気失速でグループ存続危機? SUPERSONICの初ライブ物議、新曲も伸び悩みか。ネットでゴリ押し批判も…

昨年6月に『Make you happy』でプレデビューを果たし、数多くのメディアに露出していた9人組ガールズグループ『NiziU(ニジュー)』の人気が早くも頭打ち状態で、初のライブ出演を巡ってもファンから失望の声が上がるなどし、先行きが不安視されていることを夕刊紙『日刊ゲンダイ』が伝えており、ネット上では様々な声が上がっています。

ベテラン芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんによると、9月19日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催された『SUPERSONIC 2021』への出演がファン等の間で波紋を広げているといい、「コロナ禍のこの音楽フェスは、結局、主催者側が感染予防対策防止ガイドライン等に沿った対策を十分講じた上で開催されることになったのだが、非難する声も当然、少なくなかった。(中略)25分間というコンパクトなステージだったが会場は大いに盛り上がった。ステージ終了後、舞台袖に引き上げたNiziUの中には、初めてのライブの感動から泣き出すメンバーも複数いた。待ちに待ったライブは、彼女たちにとって大きな目標にしていたうちのひとつだった。しかし野外フェス出演後のSNSやツイッターでは、初ライブを絶賛する声とともに、落胆を隠せないファンの声も少なくなかった。」としています。

NiziUの『SUPERSONIC 2021』パフォーマンス映像

また、『SUPERSONIC』への出演に関して、所属する韓国の芸能事務所『JYPエンターテインメント』の周辺を取材したところ、「NiziUのプロモーションが迷走している最大の原因は、コロナ禍で予定していたスケジュールが満足にこなせないという理由が挙げられるでしょう。シングル第2弾『Take a picture/Poppin’ Shakin’』では春以降に大掛かりなプロモーションも予定されていましたが、それもほぼほぼ白紙の状態になってしまいました」との話が漏れてきたとしています。

さらに、「追い討ちをかけたのが、7月5日にリリースしたデジタル・シングル『Super Summer』の“急失速”だ。昨年、プレ・デビュー作品『Make You happy』の動画が2億6,000万回を超える再生回数を記録し話題になったが、今年の東京五輪の開幕前にリリースした『Super Summer』は、わずか244万回で頭打ちの状態になってしまった。JYPとしては、せめて『Take a picture』の6,000万回はクリアできるだろうと見込んでいたはず。ところが、それには遠く及ばない悲惨な結果になってしまった。」と、ミュージックビデオの再生回数が激減していると指摘しています。

新曲『Super Summer』イメージビデオ

それに加えて、事務所のメインスポンサーで韓国では2番目に大きい航空会社『アシアナ航空』が、2年後に韓国最大手の『大韓航空』に吸収合併されることが決定し、「総合プロデューサーのJ.Y.Park氏はもはやNiziUのプロモーションどころではないというのが本音だと思います。事務所自体の運営そのものに黄色信号が灯っているわけですから」と芸能関係者が語っています。

芋澤貞雄さんも、「大韓航空はすでに『BTS』や『少女時代』が所属する複数の芸能事務所のスポンサーになっている。その大韓航空がアシアナ航空を吸収したからといって、「JYP」の新たなスポンサーになるのか、今の時点では不明」としています。

そして、NiziUの今後の戦略については、「これからはコアなファンを中心にプロモーションを展開していくとも聞いています。それは、11月24日発売の1stアルバム『U』の購入者に個別サイン会や個別ハイタッチ会の参加抽選券といった特典を付けたことを見れば明らかでしょう。これは『AKB48』のプロモーションを参考にして考えられたともいわれています。ただ、グループ存命のために彼女たちの方向性にブレが生じてきやしないか……それが心配です」と音楽関係者は語り、露骨な“特典商法”を懸念しています。

別の音楽関係者は、「ファーストアルバムの売れ行き次第では、将来の活動が危ぶまれることも…」とも口にしているそうで、正式デビューから1年足らずで大きなピンチを迎えていると『日刊ゲンダイ』は伝えているのですが、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

NiziUは今年2月に、ファストファッションブランド『H&M』のアジア・アンバサダーに就任したり、『ソフトバンク』とのコラボ・コンテンツプロジェクト『NiziU LAB』を開始、他にも『Yogibo(ヨギボー)』など複数のCMに出演するなど、デビュー2年目はさらに幅広い活動を展開していると思います。

また、今年4月にリリースした両A面の2ndシングル『Take a picture/Poppin’ Shakin’』は、初週の売上枚数が31.7万枚で、昨年末リリースのデビューシングル『Step and a step』の31.1万枚を上回り、6月末にオリコンが発表した今年上半期のアーティスト別セールスランキングでは10位(総売上金額:16.3億円)にランクインし、女性グループでは総合2位(同49.1億円)の『乃木坂46』に次ぐ順位でした。

そのため、何だかんだ言われながらも女性グループの中ではトップクラスの人気を得ていますが、デビュー年の昨年と比較すると、世界進出を前に人気がイマイチ伸び悩んでいるように感じる部分があります。

NiziUは実力ではなく運営のゴリ押しによって、メディア露出が激増したというイメージなどにより、グループ結成からまだ1年ながらアンチが多く、今回の『日刊ゲンダイ』の記事にも辛辣なコメントが多々寄せられていますが、これから経験を積み実力をつけ、国内外で活躍できるグループへと成長していってほしいです。

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