NHKが25日に、NHKの50代記者が飲酒運転で人身事故を起こし、男性にケガを負わせて逮捕されていたことを発表しました。
NHKの発表によると、飲酒運転で人身事故を起こしたのは、福島放送局コンテンツセンターに勤務する50代の記者で、2月1日付で「諭旨免職」処分を下すとしています。
50代記者は休日だった昨年8月6日に、福島県いわき市内の海水浴場で焼酎を飲んだ後に車を運転し、カーブで反対車線にはみ出して対向車と接触、運転手の男性に首を捻挫(むち打ち)するケガを負わせたとのことです。
この事故で50代記者は道路交通法違反(酒気帯び運転)と過失運転傷害の容疑で逮捕、略式起訴され、今月に罰金刑が下されたとのことです。
NHKはこの事件に対して、「飲酒運転は法令に違反するだけでなく、飲酒運転の危険性を訴えるべきNHKの職員として言語道断の行為であり、NHKの信頼を大きく損ねた責任は重い」
と判断し、諭旨免職処分を下したと説明しています。
そして、NHK記者が飲酒運転による人身事故で逮捕、諭旨免職処分が下されたことに対してネット上では、
- 飲酒運転するやつって福岡のあの事故の事とかもうわすれてんのかな
- NHKって犯罪者多いよね
- 飲酒運転して人身事故を起こして、国民から集めた受信料から退職金がもらえるNHK・・・不要としかいいようがありません!
- 働いても働かなくても受信料がっぽり安定!きっと飲酒仕事も常態化してますね。
- 諭旨免職とはずいぶん甘い処分ですね。普段は飲酒運転を戒める立場で報道をしている公共放送の職員が飲酒事故を起こしたのだから、懲戒免職にしないと視聴者に示しがつかないでしょう。身内にはとことん甘いマスコミ業界。
などの声が上がっています。
諭旨免職は、懲戒免職(懲戒解雇)に次いで重い懲戒処分なのですが、一方的に解雇を告げるのではなく、使用者が労働者と話し合ってお互い納得の上で解雇するというもので、NHKは懲戒免職の場合は退職手当と退職年金の支給なし、諭旨免職は退職手当を減額支給としています。
飲酒運転で人身事故を起こして逮捕、罰金刑も下されたことに加えて、この50代記者は過去にも飲酒後にタクシー運転手を暴行し逮捕された過去があるなど、酒癖が非常に悪いことで局内では有名な人物だったと週刊誌『フラッシュ』が報じていて、取材先や他の新聞社とも酒絡みのトラブルが多々あったとのことから、今回の事件を受けて懲戒免職としなかったことに対しては疑問を抱きます。
NHKは身内に甘すぎると非難の声が上がるのは当然かと思いますし、NHKでは3年前にも報道局勤務の局員が泥酔状態でタクシー運転手を暴行し逮捕れるといった事件を起こしていますし、再発防止に向けた今後の対策などを国民にもしっかりと説明した上で、局員への指導を徹底してほしいとも思います。