歌手・倖田來未さん(本名=神田來未子 35歳)の妹で、歌手・タレントのmisonoさん(ミソノ 本名=神田美苑 34歳)が、デビュー以来所属していた大手芸能事務所『エイベックス』との専属契約が終了し、事務所を独立することが3日に明らかになりました。
misonoさんの公式サイト上では「専属契約終了のお知らせ」と題し、「平成30年10月31日を持ちまして、misonoとの専属契約を終了いたしました。ファンの皆様ならびに関係各位の皆様におかれましては、これからもmisonoの活動を見守っていただけましたら幸いです。」
と、10月末をもって契約が終了していたことが判明しています。
2002年に音楽ユニット『day after tomorrow』のボーカルとしてエイベックスからデビューしたmisonoさんは、これまで16年にもわたって倖田來未さんと同じエイベックス系の『エイベックス・マネジメント』に所属していたのですが、各スポーツ紙の報道によると、misonoさんの意向を尊重しての円満退社となったといいます。
エイベックスからの独立は関係者や親しい友人らには事前に報告していたそうで、10月中に夫でロックバンド『HighsidE(ハイサイド)』のドラム・Nosukeさん(本名=中村真之介 29歳)と個人事務所を設立し、これから心機一転して本格的に音楽活動を始動していくとのことです。
<↓の画像は、misonoさんと夫Nosukeさんのツーショット写真>
misonoさんは今年から本格的に海外活動も開始し、個人的に依頼を受けた国内外の様々なイベントに出演しているほか、ボランティア活動も行うなど、事務所に頼ることなく自身で見つけてきた仕事をしていく中で、独立への思いが強くなり、このタイミングで個人事務所を設立して独立となったようです。
また、『女性自身』はエイベックスから独立した理由について、歌手業の不振なども背景にあったのではないかとしています。
misonoさんは『day after tomorrow』としてデビューして早々にブレークし、倖田來未さんよりも前に様々なメディアに露出するなどしていたものの、同ユニットは2005年8月をもって活動休止となりました。
その後2006年にソロデビューを果たし、2008年にはダウンタウンMCの『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)、2009年には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演、2009年末には『NHK紅白歌合戦』にゲスト出演し、倖田來未さんとのコラボを披露したほか、この年の大晦日に開催の格闘技イベント『Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~』では国歌斉唱を担当していました。
この頃はまだ音楽活動も比較的好調な様子だったほか、『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)などのバラエティ番組にも出演し、前に前に出ていくキャラクターを活かした活動を行っていたのですが、『ヘキサゴン』は2011年9月に放送が終了し、それと共にmisonoさんの人気も右肩下がりになっていきました。
2014年10月には、『家-ウチ- ※アルバムが1万枚売れなかったらmisonoはもうCDを発売することができません。』というアルバムをリリースし、もし1万枚売れなかったら今後CDリリースはしないと宣言し、これはネット上でも大きな注目を集めることになったのですが、公式サイト上でのカウントは約5800枚で止まり、目標が達成できなかったことを受けてmisonoさんはその後CDはリリースしておらず、主にタレント活動を行っていました。
『女性自身』の記事ではレコード会社関係者がmisonoさんのエイベックス退社について、「周囲の期待の大きさに、彼女自身も悩み抜いたのでしょう。最近は海外に活動の目が向き始め、退社に至ったようです」
と、退社を決意した理由、経緯について語っています。
<↓の画像は、海外イベントに出席しているmisonoさんとファン等の写真>
misonoさんは人気が低迷しながらも、長年所属するエイベックスとは良好な関係を築いていた様子で、このタイミングで独立といったことには少し驚いた部分はあったのですが、そもそもmisonoさんは2013年末の時点で、30歳の誕生日を迎える2014年には芸能界を引退し、引退後はキャバクラで働きたいなどと語っていました。
しかし、引退に向けて準備する中で、2015年以降に新しい仕事のオファーを受けたことから引退できなくなったなどと説明して引退を撤回したことから、世間だけでなく有吉弘行さん、おぎやはぎなど芸能界からも批判の声が噴出していました。
すでに5年前に芸能界引退宣言をしていたことから、ネット上でも今回の事務所独立に対しても冷ややかな反応が多く上がっており、今後の活躍を願う声などはファン以外からほとんど上がっていないのですが、パートナーのNosukeさんは仕事が少なくヒモ夫状態の様子なので、misonoさんが引き続き国内外での活動を頑張っていってほしいと思います。