5人組ヴィジュアル系ロックバンド『lynch.(リンチ)』のベース担当・明徳さん(あきのり 30歳)が11月22日、愛知県警に逮捕されていたことが公式サイトなどで発表されいたものの、詳細については明らかにされていませんでしたが、明徳さんが13日に大麻取締法違反(所持)で起訴され、所属事務所『ベルウッド・レコード株式会社』は20日付で契約解除し、バンドからも脱退することを発表しました。
ベルウッド・レコードは20日、公式サイトで「バンドメンバーとの協議の結果、弊社といたしましてはこの起訴事実を重く受け止め、ベース担当の「明徳」を平成28年12月20日付けで契約解除、『lynch.』からは脱退とさせていただきます。」と発表し、「日頃より応援してくださっているファンの皆様及び関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたことを改めて心よりお詫び申し上げます。」と謝罪。
今後のライブ活動については当面自粛することも併せて発表し、来年開催を予定していたライブについても中止となり、今後の活動については「後日改めてご報告させていただきます。」としています。
<↓の画像が、ベルウッド・レコードのコメント>
また、バンドメンバーの葉月さん、玲央さん、悠介さん、晁直さんの4人もコメントを発表しており、「メンバー全員で話し合いを行いました。その結果、本人からバンド脱退の申し出があり、メンバーとしても苦渋の決断ではありましたが、明徳を脱退させることを正式決定致しました」と、明徳さんの脱退を報告しています。
<↓の画像は、バンドメンバー4人の連名コメント>
そして、起訴された明徳さんもコメントを発表しており、「今回、自身の軽率な行動により社会的に許されざる不祥事を起こし、メンバーはじめ関係各所の皆様に多大なる迷惑をかけてしまったことをお詫び申し上げます。また、いつも応援してくださっているファンの皆さまを悲しませ失望させてしまったことを深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした。メンバーに直接脱退の意思を伝え、了承を得ましたのでご報告させていただきます。これまでの多大なご支援に感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と、謝罪と感謝の言葉を述べています。
<↓の画像が、明徳さんのコメント>
さらに、明徳さんは20日に自身のツイッターを更新し、「今回の件で、今まで応援してくれていたファンの皆様、関係者の皆様、lynch.のメンバー、そして音楽を裏切ってしまった事は間違いありません。28日間、留置所の檻の中で色々考えて後悔して眠れない日も続きました。だからと言って僕が法を犯し、lynch.が築き上げてきたものをぶち壊し、沢山の人に迷惑を掛けてしまった事に違いはありません。どんな形になるか自分の中でも正直整理しきれていませんが、今後下される判決としっかり向かい合って、罪を償って生きていきます。今まで信じてくれていたのにこんな形になってしまって、本当に申し訳ございませんでした。」とファンに謝罪しています。
<↓の画像が、明徳さんのツイート>
明徳さんがベースを担当していた『lynch.』は2004年に結成し、2011年にメジャーデビュー、昨年10月にリリースしたアルバムはヨーロッパでもリリースされ、今年もアルバムをリリースしたり、数多くのライブを行うなど精力的に活動していました。
そうした中で、明徳さんが大麻取締法違反の罪で起訴され、さらに脱退という結果になってしまい、バンド活動も当面自粛ということになってしまったわけですが、『lynch.』は多くのファンを抱えているバンドであるため、活動再開後にはこれまで以上の活躍ぶりを見せてほしいものです。
ちなみに、5人組メタルコアバンド『HER NAME IN BLOOD(ハー・ネーム・イン・ブラッド)』のドラム担当・Umeboこと中里茂樹容疑者(28)は9日までに、明徳さんと同様に大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されているのですが、明徳さんと以前から親交があったとみられ、今後2人と繋がりのあった人物が芋づる式に逮捕されるということもあるかもしれませんね…。
<↓の画像は、明徳さんのツイートと中里茂樹容疑者とのツーショット写真>