アニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華(ぐれんげ)』『炎(ほむら)』が大ヒットし、2019・2020年の『NHK紅白歌合戦』に出場、昨年の『日本レコード大賞』では大賞を受賞した歌手・LiSAさん(本名=織部里沙 33歳)が、学生時代のヤンチャエピソード、“黒歴史”を週刊誌『週刊新潮』に報じられ、その内容を巡ってネット上で物議を醸しています。
LiSAさんは小学5年生の時に、安室奈美恵さんやMAX、SPEED、DA PUMP、Folderなどを輩出した芸能養成スクール『沖縄アクターズスクール』のオーディションに合格、沖縄に暮らす母親の知人宅に引っ越しレッスンに励んでいましたが、中学2年生の時に岐阜へ戻りました。
その後、高校卒業してから間もなくポップパンクロックバンド『CHUCKY』を結成、ボーカルとして活動し、2010年にソロでメジャーデビューを果たしました。
メジャーデビュー以降は、主にアニメソング歌手として活躍し、アニメ『鬼滅の刃』の主題歌に起用された『紅蓮華』は、配信から1年で累積ダウンロード数が100万を突破、女性アーティストとしては史上初の快挙を達成しました。
また、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の主題に起用された『炎』も大ヒットし、オリコンの週間デジタルシングルランキングでトップタイとなる10週連続1位を達成、年間デジタルシングルランキングでは1位が『紅蓮華』、2位が『炎』と上位を独占しています。
そして、『炎』は昨年の日本レコード大賞で最優秀作品賞に選ばれ、LiSAさんの注目度がさらに上昇していますが、『週刊新潮』はLiSAさんの知られざる過去を伝えています。
<↓の画像は、レコ大で最優秀作品賞を受賞したLiSAさんの写真>
『週刊新潮』などによれば、LiSAさんは両親と妹の4人家族でしたが、小学2年生の時に両親が離婚し父親が家を出ていき、家族3人で岐阜・関市内の市営団地に暮らしていたそうです。
当時を知る近所の住人は、「りっちゃんの父親はダンプの運転手でした。なぜ出て行ってしまったのかは知りません。母親は美容室で働いていて、生活は楽ではなかったと思いますが家族仲は良かった」
と証言しています。
LiSAさんは小中学生の時に、SPEEDのパフォーマンスを見て強い憧れを抱き、沖縄アクターズスクールのオーディションを受けて合格、沖縄に引っ越してダンスレッスンをしていましたが、デビューできずに中学2年時に岐阜へ帰郷し、それから“暗黒時代”を過ごしていたといいます。
LiSAさんの中学時代の同級生は、「中学2年の時に沖縄から転校してきた彼女はずっと仲間と遊びほうけていましたね。部活はやっていなくて、授業もほとんど出ていなかった。制服のスカートを超ミニにしてピアスを付けて学校に来る彼女に、先生は“保健室に行け”と命令する。で、周りに迷惑がかかるから、とそのまま保健室で過ごさせるのです」
と、ヤンチャな過去を暴露しています。
<↓の画像は、『週刊新潮』が入手した中学2年時のLiSAさんの写真>
さらに地元の知人は、「あの頃彼女はしょっちゅうカラオケ店に行って酒を飲んで騒いだり、深夜に公園でたむろしていました。深夜徘徊で警察に補導されたこともあるし、自転車泥棒もやっていたとか。遊びに行って帰る時、勝手に乗ってきちゃう」
と、様々なトラブルを起こしていたことを明かしています。
LiSAさんは男性関係も奔放だったようで、当時交際していた男性については、「可愛いから男が絶えることがなく、中学3年の時には4コ上の人と付き合っていた。その彼は当時、車高が低い改造車に乗っていて、中学校まで彼女を迎えにくることもありました」
と明かし、LiSAさんはかなりのヤンキーだったようです。
別の同級生は、「カラオケに行くと酒を飲むばかりじゃなく、とにかく歌。MISIAや椎名林檎とかをずっと歌っていました」
と語り、私生活は荒れながらも歌には並々ならぬ思いがあった様子です。
そうした中学時代を送ったLiSAさんは、私立高校に進学後はバンドのボーカルとして活動し、20歳で上京、23歳でメジャーデビュを果たし、現在に至るとのことですが、『週刊新潮』の報道を受けてネット上では、
- 正直見た目からしてだろうな感はある
- 確かにファッションも歌も雰囲気も元ヤン感が溢れてる
- 自転車泥棒は「ヤンチャ」じゃ済ませられないな…
- 本人が武勇伝として語った訳じゃないし、全て真実とは怪しいレベル。ただ、どこなく漂うヤンキー臭は感じてた
- 見た目からして元ヤンだよね。とりあえず黒歴史であることをしっかり認識して今からでも反省してもらいたいね。武勇伝として話しだしたら一気に嫌いになりそう
- 元ヤンだからじゃなくて自転車盗みに引いてる。真実か否かは不明だけどね。
- 情の薄い感じは伝わってきますよね。人のものを盗むのは、相手の気持ちを考えられない人間
- この人は常用漢字が読めないんだよね。ツイッターでのファンへのリプライにも「読めない~」って言ってるしインタビューでも漢字は苦手だと公言している。本当に歌詞は本人が書いているのか疑問
- つまり、警察に捕まらなかっただけで、実質的には前科持ちってことだよね。
不倫で芸能活動自粛する人もいるだから、犯罪ともなればしばらく芸能活動自粛するしかないね。罪を償ってないんだから。
などの声が上がっています。
LiSAさんが昔ヤンチャだったことは11月にも『フラッシュ』などが報じており、成人式などで撮影された写真を見ると、学生時代ヤンキーだったというのも納得できます。
<↓の画像は、成人式と知人の結婚式で撮影のLiSAさんの写真>
また、高校時代からパンクバンドのボーカルを務め、倖田來未さんの大ファンということもあってか現在も見た目などが派手なことから、ネット上でも元ヤンキーは予想通りとの声が多いのですが、過去の話と言えども未成年飲酒や自転車窃盗などが事実とすれば問題として、否定的な反応が目立ち、中には活動自粛をするべきなのではという意見まであります。
過去には、タレント・あびる優さん(34)が深夜バラエティ番組『カミングダウト』(日本テレビ系)の中で、かつて数人の集団で「店の倉庫に忍び込み、食べ物や飲み物を段ボールごと半年間盗み続け、店が潰れてしまった」という行為を自ら告白し、その後警視庁から窃盗容疑で事情聴取を受ける騒動に発展しました。
この問題を受けて所属事務所『ホリプロ』は、2ヶ月にわたって活動を自粛させたのですが、あびる優さんはこの問題によってイメージが悪化、今もなお話題に上がるたびに過去の行為が蒸し返され、バッシングを浴びることが少なくありません。
また、LiSAさんと同じくソロシンガーの相川七瀬さんは過去に、友人等と家具屋の倉庫に忍び込んでタンスを盗み出したことや、未成年時の喫煙などを明かしたこともあります。
LiSAさんも同様の黒歴史があることを『週刊新潮』に報じられたわけですが、本人がどこかで明かしたものではなく、中学時代の同級生や知人が証言したものとなっており、これもしっかりと裏取りをした上で伝えているのかどうかも定かではないことから鵜呑みには出来ません。
特に『週刊新潮』に関しては最近も、爆笑問題・太田光さんの大学裏口入学報道で裁判沙汰となり、東京地裁は「裏付け取材を行ったとは言い難く、真実と信じる相当な理由があったとは認められない」として、損害賠償の支払いやネット配信した記事の削除を命じました。
LiSAさんは今後どのような対応をするのかは分かりませんが、『週刊新潮』の報道内容がもし誤っているのであれば、LiSAさん本人もしくは所属事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ』が報道内容を否定し、今後の活動に影響が出ないようにしてほしいですね。