指定暴力団『住吉会』系暴力団組員で、ラッパーのKENNY-G容疑者(ケニージー 本名=古関健 31歳)と知人で住所・職業不詳の男性(31)が、覚醒剤や大麻を所持していたとして、警視庁組織犯罪対策5課(通称:組対5課)に現行犯逮捕されていたことが明らかになりました。
警視庁によれば、KENNY-G容疑者と男性は7日午前1時11分ごろに、東京都福生市内にあるKENNY-G容疑者の自宅で、覚醒剤の袋(約0.9グラム)と大麻の葉が入った袋(約1.6グラム)を所持した疑いがあるとのことです。
覚醒剤や大麻はビリヤード台の上で見つかり、この他にもガラス製の吸引パイプや大麻リキッドなども発見されているそうですが、取り調べに対してKENNY-G容疑者は、「今は言えません」などと述べているといいます。
KENNY-G容疑者はこの他にも、昨年10月に自宅で覚醒剤の結晶(0.026グラム)、コカインの粉末(0.02グラム)、乾燥大麻(0.065グラム)、同11月に大麻成分を含む液体(0.127グラム)、今年5月に乾燥大麻(0.016グラム)を所持していた容疑でも逮捕されています。
また、KENNY-G容疑者は7月2日に医療機関を受診し、新型コロナウイルスの陽性が判明したものの、4日に神奈川県平塚市内のライブハウスでのライブに出演していたそうです。
<↓の画像は、KENNY-G容疑者が出演したライブの写真>
そして、KENNY-G容疑者の逮捕報道を受けてネット上では、
- 暴力団員のシノギがラッパーなの?
- ラッパーとヤクザ、どっちが本業なんだ
- なんだこの数え役満感満載のニュースは…何一つ救いようがねぇ…
- バダサイ君、今ごろ笑ってるよ。outlawなんだからしょうがないけど。
- ケニーGといえば、ソプラノサックス奏者なのに!なにこの偽物は!見た目もやってることも汚らしい
- ラッパーはこうじゃなくちゃな 箔付けのために20年くらいムショ入れておいて欲しい
- もう二度と出てこなくていいよ。コイツと親しくしてた音楽業界関係者も準暴力団として扱ってあげたら良いよ。
- ヤクザを隠して音楽活動、麻薬を隠して隠密行動、コロナを隠してライブ活動。二度と社会復帰しないでください
- 指定暴力団の現役組員がラッパーとして活動してるのか。。コラボしてた連中もヤクザと知りながら薬斡旋してもらってた薬中かな
などの声が上がっています。
KENNY-G容疑者は日本人とフィリピン人の両親を持ち、2019年からラッパーとして活動しており、昨年2月に1st EP『KENNY-G』、同6月に2nd EP『OLD SPICE』をリリースしました。
また、3人組ヒップホップグループ『舐達麻(なめだるま)』のBADSAIKUSHさん(バダサイクッシュ 本名=細谷雄太 31歳)とのコラボ曲『OUTLAW』を発表するなど、2019年にラッパーデビューして以降、精力的に活動していました。
そんなKENNY-G容疑者はかねてから、現役の住吉会系暴力団組員であるとの情報がネット上に流れていたのですが、今回の薬物事件で現役ヤクザであることが確定となりました。
KENNY-G容疑者は大麻だけでなく、覚醒剤やコカインなども所持していた容疑で逮捕されており、このまま起訴されたら有罪はほぼ間違いなさそうです。
警視庁は今後、薬物の入手ルートを調べるとのことですが、2019年にラッパー・LA BONO CAPOさん(ラボーノカポ 本名=西田宣孝)が逮捕された際、売人として逮捕された人物は住吉会系『十三代目幸平一家』傘下『堺組』の組員でした。
KENNY-G容疑者も、この組に属しているとの情報が以前からネット上で流れており、入手ルートに関しても徹底的に調べてほしいものですね。