K-POPグループ『東方神起』の元メンバーで、脱退後は『JYJ』で活動しているパク・ユチョンさん(32)の体毛から、覚醒剤の使用を示す「陽性」反応が出ていたことが明らかになりました。
韓国の捜査当局によると、鑑定を行っていた国立科学捜査研究院が覚醒剤の陽性反応が出たことを事件を捜査している京畿(キョンギ)南部地方警察庁へ伝えたといいます。
現地警察は16日にパク・ユチョンさんの自宅や車などを家宅捜索し、その際に任意でパク・ユチョンの体毛、尿を採取しており、簡易検査では「陰性」で違法薬物の成分は検出されなかったのですが、より詳しく調べるため国立科学捜査研究院に体毛の鑑定を依頼し、検査の結果が出るまでに2、3週間ほどかかると言われていました。
パク・ユチョンさんは鑑定を受ける前に、体のほとんどの毛を除毛した状態だったのですが、毛髪や足の毛を採取して鑑定を依頼し、足の毛から覚醒剤の成分が検出されたとのことです。
パク・ユチョンさんの元婚約者で、人気ブロガーのファン・ハナ容疑者(31)は4日に、覚醒剤などの麻薬使用や販売などの容疑で逮捕されており、ファン・ハナ容疑者の暴露や防犯カメラの映像などから、今年初めに覚醒剤を購入し、ファン・ハナ容疑者の自宅などで使用した疑いが持たれており、22日までに3回事情聴取が行われています。
<↓の画像は、元婚約者ファン・ハナ容疑者の写真>
しかし、パク・ユチョンさんは一貫して覚醒剤などの違法薬物の使用を否定しているのですが、パク・ユチョンさんは今年初めにソウル市内のATMを訪れ、薬物の売人のものとみられる口座へ数万円入金し、それから20、30分後にある場所で薬物と見られる物を回収する様子が防犯カメラに記録されていました。
<↓の画像は、身の潔白を主張し続けていたパク・ユチョンさんの写真>
警察はその映像を確保しているとされているのですが、パク・ユチョンさんはこの行動についても、ファン・ハナ容疑者に頼まれて入金したと説明したそうです。
このようにパク・ユチョンさんは違法薬物への関与を徹底的に否定しているものの、警察側は様々な証拠からファン・ハナ容疑者の供述は信憑性が高いと判断している様子で、警察は今週中にも2人を対面させた上で事情聴取を行う方針だといいます。
また、韓国の警察はパク・ユチョンさんの事前拘束令状を請求しており、これは逮捕状が出る前に容疑者の身柄を確保するためのもので、事前拘束令状の発付を認めるか否かの審査は26日午後に行われる予定とのことなのですが、覚醒剤の陽性反応が出たとのことから、逮捕されることは間違いないのでしょうね。
非常に残念なことではありますが、違法薬物の陽性反応が出たからには今後ウソをつくこと無く、いつから薬物を使用し、どこから仕入れていたのかなどをちゃんと明らかにしてほしいものです。