タレント・JOYさん(ジョイ 本名=グリーンウッド・ジョゼフ 39歳)が人気YouTuber・ヒカルさんとYouTubeでコラボし、元所属事務所から“搾取”されていたことを告白したものの、事実とは異なる話によって事務所に迷惑をかけたとして、謝罪コメントを発表しました。
JOYさんはヒカルさんの自宅に泊まる企画に登場し、芸能界入りからブレイクするまでの経緯や当時の収入事情を明かしました。
高校3年時にファッション誌『Men’s egg』のモデルとして芸能活動をスタートさせ、2009年に『しゃべくり007』(日本テレビ系)で俳優・平泉成さんのモノマネなどを披露して注目を集め、同年から元モデルの姉・Sophiaさん(本名=ソフィア・グリーンウッド 40歳)も所属していた芸能事務所『ベンヌ』に入り、タレント活動を本格的にスタートさせました。
<↓の画像は、JOYさんがテレビ初出演時の写真>
それ以降、バラエティ番組への出演が激増し、事務所に入って最初の2年ぐらいはレギュラー番組がゼロにも関わらず、番組出演本数は400~500本もあったそうで、2010年にはマツコ・デラックスさん等を抑えてブレイクタレントランキング1位となっていました。
<↓の画像は、2011年のイベントでJOYさんと姉・Sophiaさんが共演時の写真>
しかし、当時の月収はたったの10万円で、固定給よりも歩合制した方がいいのではないかと思い、事務所側に相談したところ「本当に嘘つかないでいうけど、トントンか、下手したら少し下がるか」と言われ、2年目になって再度給料の交渉をしたところ、給料が15万円になったそうです。
その一方で、所属した当時は小規模だった事務所が、家賃が高い場所に移転するなどの変化があったと語りました。
JOYさんは2016年4月に現在所属する『Grick』に移籍しているのですが、それまで給料は上がらず、家賃を多少サポートしてくれる程度だったといい、周囲のタレント仲間たちからは「やられたね」と言われたと明かし、この話を聞いていたヒカルさんらは「搾取ってレベルではない」「闇過ぎる」「リアル時給200円ぐらい」「奴隷契約じゃないですか」などと指摘していました。
こうした過去を振り返ったJOYさんは、「やっぱ誰と一緒にやっていくかって、すごい大事だなと思った。歩合にした方が絶対いいと言ってくれる人がいなかったのが寂しい」
などと語っていました。
この話にネット上では驚きや同情の声、事務所がブラック過ぎるといった指摘が相次いでいたのですが、JOYさんは動画公開から5日経ってX(旧ツイッター)を更新し、「ヒカルさんの動画の中で、前の事務所の給料額が『月収10万円』などと事実と全く異なることを話してしまいました。バラエティで面白さを求められているため、かなり誇張してしまったというのが事実です。実際は、もっと給料を頂いていましたし、賞与も頂いておりました。」
と、動画でウソをついていたことを告白しています。
続けて、「当時お世話になった事務所の信用を貶めるようなことをしてしまい、大変申し訳ありませんでした。ネットニュースにもなってしまったことを含め、関係者の方々にはこの場を借りて深くお詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
<↓の画像が、JOYさんの謝罪コメント写真>
これに対してネット上では、
- ちょっと可哀想思ってたのに。ペラペラと嘘をつく人なんですね、JOYさんって。
- バラエティーで話盛る感覚だったみたいだが普通に名誉毀損じゃない?
- しょーもないことを言ってイメージダウンするって…
- 「何で?」って言うくらいの面白くない嘘やな~。てか、コラボする相手が悪いわ。
- 嘘を何回も話すかねー
- 元からこういうとこがあって需要なくなったんじゃないの そもそもチャラい、若いって枠なだけで特別何か秀でていたものもなかったのが1番だろうけど
- 嘘つき 詐欺 ヤラセ ユーチューバーと絡んでるとロクなこと無い
- 自分が美味しければ、お世話になってるが事務所がどう思われてもいいって思ってたっことか。いい人だと思ってたけど、正直ガッカリした。
- 嘘でそんな話をわざわざする空気感じゃなかったような、、もし今回のコメントを言わされていたとしたら、さらに芸能界の闇深さを感じますね。
- いい歳して、その場を盛り上げるしょーもない嘘をついて、会社の信用がガタ落ちになる可能性とか分からんのかね。
などの声が上がっています。
JOYさんはヒカルさんの動画で話した内容は事実ではないとしていますが、仕事量に対してギャラが見合っていなかったとの話は以前からしていて、JOYさんの“鉄板トーク”となっており、3年前に『auじぶん銀行』のイベントで女優・倉科カナさんとのトーク中に、タレントとしてデビュー当時は年間500本ほどの番組に出演しながらも、「固定給10万円だった」と今回と全く同じ話をしていました。
また、元所属事務所・ベンヌに所属していた当時から公の場で給料に対する不満を漏らしており、タレントデビュー2年目にも会社員時代の方が収入が多かったと明かし、2013年に初出演映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の舞台あいさつに出席した際にも、来年の目標を聞かれると「給料が固定給なのでどんなに頑張っても同じだから、社長と給料交渉に挑戦したい」と答えていました。
事務所移籍直前の2016年1月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際にも、「(多忙だった時期も)給料が月15万円でしたからね。」と明かしたうえで、「事務所がケチということではなく、そういう契約をしていた」と明かしていました。
このように、ブレイク当時の給料が低かったことを散々ネタにしていただけに、ヒカルさんの動画で話した内容は誇張したもので、事実とは異なるとして謝罪するというのは疑問で、ネット上では元所属事務所から“圧力”を受けて訂正謝罪したのではないかとの憶測も飛び交っています。
ベンヌ側からお叱りを受けて謝罪したのか何なのかは定かではありませんが、もしウソならば営業妨害、信用毀損行為にあたりますし、給料が安かったのが事実だったとしても、不安定な歩合ではなく安定した給料制を選んでいたのはJOYさん自身とみられることから、デビューからお世話になった元所属事務所を悪く言うのは今後控えた方がいいでしょうね。