IKKOが緊急入院でドラマ降板、病名は末梢性顔面神経マヒと公表。症状回復し退院を動画で報告。

2025年12月1日（月）22:33

IKKO

美容家・タレントのIKKOさん（イッコー本名＝豊田一幸とよだ・かずゆき 63歳）が1日にインスタグラムを更新し、「末梢性の顔面神経マヒ」を発症して入院していたことを明かしました。

IKKOさんは先日、週刊誌『女性セブン』によって緊急入院していたことや、『極楽とんぼ』の加藤浩次さんが監督、『timelesz』の菊池風磨さんと女優・のんさんが出演するドラマ『こちら予備自衛隊英雄補！？（仮題）』（日本テレビ系）を急遽降板したことを報じられました。

女性セブンの取材にIKKOさんの所属事務所は、病名や病状など詳細は伏せつつも入院していることを明らかにし、「11月末には退院して、12月から通常通り仕事復帰させていただきます。ドラマの初監督、演出の加藤浩次様はじめ、制作スタッフ様、共演者様にはご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。今後はより一層体調管理をしっかりして、また元気にお仕事させていただきたく思っております」とコメントしていました。

この報道にファンから心配の声が上がっていたほか、病名を巡り様々な憶測が飛び交っていた中で、IKKOさんは1日にインスタグラムで昨日退院したことを発表しました。

IKKOさんは「わたしからの大切なメッセージ」として動画で経緯を説明し、ある日の朝に顔の半分が動いていないことをスタッフから指摘され、顔を見たところ片方の眉毛が2～3センチずれ、口角も下がっていて、病院で検査を受けたところ脳に異常は見られず「末梢性顔面神経マヒ」と診断され、11月中旬から1週間入院していたそうです。

＜↓の画像が、退院を報告したIKKOさん＞

早期に治療を行ったことにより症状は悪化することもなく、入院から1週間で回復に向かったそうで、顔を見せられる状態になったことから動画で報告することにしたとしています。

そのうえで、入院によって多くの仕事関係者やファンに迷惑をかけてしまったとして謝罪しています。

IKKOさんの退院報告動画（Instagram）

そして、IKKOさんの病気公表、退院報告を受けてネット上では、

今年自分もやりました。治療に専念しゆっくり休んで欲しいです。
昨年の11月に同じのやりましたよ。朝パン噛んでたら片方だけ上手く噛めなくて鏡見たら眉毛めっちゃズレてた。
早期発見、早期治療が出来て本当に良かったです。忙しすぎると思います。しっかりと休養なさって下さい
人一倍お優しいIKKOさん　始終お気を遣い、頑張り過ぎてしまっていませんか？
IKKOさんがこれからも輝いていらっしゃれるように、今はご無理なさらずひと休みなさって下さいな。いつも応援していますよ。どうぞご自愛下さいませ
お帰りなさいお忙しいからお疲れあったんじゃどうぞご自愛ください。引き続き応援しています。ホント身体が資本です

などの声が上がっています。

IKKOさんは過去に、動悸やめまい、息切れなどの症状に見舞われる精神疾患「パニック障害」を発症したことを明かしており、昨年のインタビューでも「完璧に治ってはいなくて、発作まではいかないのですが、疲れていると症状が出そうになることもあります」と明かしていただけに、この病気が再発したのではないかと心配の声が上がっていました。

検査の結果、脳ではなく末梢神経の顔面マヒと診断されたそうですが、最近ではヴァイオリニストの葉加瀬太郎さん、シンガーソングライター・中西圭三さん等も、ある日の朝に突然症状が現れたことを明かしています。

顔面マヒは、脳に原因があるものは中枢性、神経に原因があるものは末梢性に分類され、中枢性は主に脳腫瘍や脳卒中など脳の病気が原因で、末梢性は神経に異常が起こって発症するものを指します。

末梢性の顔面マヒの原因として「ベル麻痺（特発性顔面神経麻痺）」や「ラムゼイ・ハント症候群」があり、ベル麻痺の発症原因は完全に解明されていないものの、主な要因として体内に残っていたヘルペスウイルスが何らかの原因で活性化し、顔面神経に炎症を起こして発症するとされています。

葉加瀬太郎さんが発症したのはラムゼイ・ハント症候群で、こちらは水ぼうそうや帯状疱疹を引き起こすウイルスが免疫力低下などによって活性化し、神経に炎症を起こすことで顔面マヒなどの症状が現れ、歌手のジャスティン・ビーバーさんも過去に発症しています。