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GACKTが義援金詐欺、所得隠し・脱税疑惑で右翼団体が街宣車で抗議の過去…事務所倒産で金銭トラブルや裏の顔に再び注目

GACKTが週刊新潮記事の内容に反論。事務所G-PRO倒産の理由、数億円の使い込み疑惑も真相は…マルサのガサ入れにも言及

24日発売の週刊誌『週刊新潮』によって、以前まで所属していた芸能事務所『G-PRO』が倒産していたことが報じられた歌手・GACKTさん(本名=大城ガクト 44歳)がブログを更新し、同誌が報じた内容を完全否定しました。

『週刊新潮』によれば、『G-PRO』はGACKTさんのみが所属していた実質的な個人事務所だったそうで、4月24日付で東京地方裁判所の命令で特別清算(倒産)していたことが判明したといいます。

なお、GACKTさんは昨年10月に、移住先のマレーシアにあるマネジメント会社『L.O.V.EntertainmenT』とアーティストマネジメント契約を交わしています。

民間調査会社の関係者によると、官報に特別清算することが記載されていたため、事務所側に詳しい話を聞こうとしたが教えてもらえず、事務所の株主や負債額についても不明とのことです。

そのため、なぜ『G-PRO』は倒産したのかなど詳しい経緯は不明で、表には出せない何か特別な事情があるのではなないかという疑惑があり、それについて事務所関係者は「GACKTが海外に出たからもう不要だろうとの判断もあるにはありました。でも実は、警察に相談せざるを得ないような数億円単位の使い込みの疑いが『G-PRO』関係者に出たことも無関係ではないと思います。」と語っています。

その使い込み疑惑についてGACKTさんはノータッチのようで、あくまでも取り巻きがやったことだというのですが、またしてもGACKTさんの周囲でトラブルが勃発し、今後また何か起こるのではないかと心配されています。

そうした中で、24日夜にブログを更新したGACKTさんは『週刊新潮』の報道内容について、「正直、くだらなすぎてどうでもいいこと」としながらも、記事に対するコメントを出しています。

まず1つ目として、2012年に個人事務所が同居する自宅ビルや関係先などに、国税局査察部(マルサ)が入ったという件について、「マルサが反面調査で数ある関係各所の一つとしてボクの自宅に訪れただけに過ぎない。捕まったわけでもない。むしろボクはいい迷惑を被った被害者だ。」と反論しています。

続いて2つ目として、実質的な個人事務所だと記事に書かれている『G-PRO』については、「そもそもボクGACKTはアーティスト契約に基づきプロダクションに所属していただけでボク自身の事務所でもなければ、オーナーでも株主でもない。」と、あくまでもマネジメント契約していただけだと主張しています。

3つ目は、『G-PRO』関係者が億単位の使い込みをしていたという疑惑について、「そんな事実も全くのデタラメ」だとしています。

最後に4つ目として、『G-PRO』との契約は1年半前に切れているそうで、『L.O.V.EntertainmenT』と契約しているにも関わらず、「今回の出来事を無理やりボクに関連づけるのはそもそも乱暴すぎはしないか?」といい、「その事務所を精算させたのもその親会社の都合であってボクそのものにはまったく関係のないこと。無理やりボクGACKTのスキャンダルに見える様な記事を書き、あたかも真実の様に掲載する新潮の品格を疑ってしまう。もっと報道すべき別のニュースがあると思うのだけれど…。」と苦言を呈しています。

そして、最後には現在大きな話題になっている日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題に絡めて、「日本に帰って来たら空港で突然新潮に背後からタックルされたようなものだ。あまりにも内容が下らなさすぎて笑えてくる。」と、報道内容に対して呆れた様子を見せています。

こうしたGACKTさんの反論を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『週刊新潮』ももう少し核心を突く情報を掲載していたらよかったのですが、現時点で公開の情報では、GACKTさんがどれほど『G-PRO』の経営に関わり、内情を知っていたのかどうかは不明で、GACKTさんが在籍していた頃から何かトラブルが起きていたのかどうかなど、明らかにはなっていない部分が多々あるので、GACKTさんが怒りをあらわにするのは分からなくもないです。

しかし、GACKTさんはこれまでに様々なトラブルを起こしていることが様々なメディアによって報じられており、違法カジノ経営疑惑、ゴルフ場『サエラカントリークラブ尾瀬』の経営、他にもラーメン店や会員制バーなどの経営も行っていたという話があるのですが、いずれも失敗に終わり、2012年にはマルサにガサ入れされていたことが判明しており、以前から黒に近いグレーという印象があります。

ニュースサイト『日刊サイゾー』が当時配信した記事によると、2012年8月28日にマルサがガサ入れを行い、その後に街宣車に乗った右翼団体が自宅前、テレビ局前で街宣運動を行っていたといい、「8月28日に、GACKTの個人事務所も同居する自宅ビルや関係先に、東京国税局が調査に入った」「脱税の容疑がかけられている」「義援金詐欺を行っている」などと訴えていたとのことです。

ガサ入れに入ったマルサが、このビルから「トラック1台分の段ボールを運び出した」ことが確認されており、「通常の税務調査でないことは間違いない」と伝えられています。

この騒動は当時『東京スポーツ』(東スポ)、『週刊文春』、『週刊新潮』も報じており、『週刊文春』によればGACKTさんは毎年のように税務調査に入られており、2011年は追徴課税1.2億円を納めたとしています。

また『週刊新潮』は、GACKTさんが東日本大震災後に行った被災者支援のために設立した募金活動「SHOW YOUR HEART基金」で、当初は自身がCMキャラクターを務めていた韓国のオンラインゲームサイト『ハンゲーム』の運営会社『NHN Japan』の口座を使用し、そこへ義援金を集めていたものの、途中から口座を日本の銀行に変更し、そこへ振り込まれた約2.4億円は日本赤十字社に寄付されたが、韓国のオンラインゲーム会社の口座へ振り込まれた義援金は行方不明だという疑惑があります。

また、この口座から多額のお金が抜かれているとも右翼団体の幹部が主張しており、今もなおGACKTさんに対しては義援金詐欺をしたのではないかと疑いの目を向けられています。

GACKTさんは身の潔白を主張しているものの、周辺人物が様々なトラブルを起こしているのは事実ですし、自身も様々な疑いがかけられており、叩けば叩くほどホコリが出てくるような状態です。

そこで再び実質的な個人事務所が突然倒産し、それもその前には事務所関係者に「数億円単位の使い込み」の疑いがあったそうで、色々と怪しいのは間違いないため、今後より具体的な情報が出てくることに期待したいですね。

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