2017年12月に活動休止を発表した4人組ロックバンド『flumpool(フランプール)』が、バンド結成12周年となる13日に故郷・大阪の天王寺公園エントランスエリア「てんしば」でストリートライブを行い、バンド活動再開を発表しました。
フランプールの公式サイトでも正式に活動再開が発表されており、ボーカル・山村隆太さんが「歌唱時機能性発声障害」のため1年以上活動休止していましたが、快方に向かっていることから13日13時から開催のストリートライブで活動再開したと報告しています。
<↓の画像が、公式サイト掲載のコメント全文の写真>
そして、2月28日~3月30日にかけてはファンクラブ限定ライブツアー『flumpool FAN MEETING~FM SAKAI 2019~』を開催し、さらに5月4日からは活動休止で中止した全国ツアーの4都市公演を含むホールツアーを、9月末まで開催することを発表しています。
- flumpool天王寺公園ライブ動画(Twitter)
フランプールの活動再開にファンからは、
- 涙が止まらないです( ;∀;)( ;∀;) お帰りなさい
- お帰りなさい!!!!!待ってました!!!!!めっちゃめっちゃ嬉しいです!!!!!
- 待ってたよ~!おかえりなさい!4人並んでステージに立ってる姿に 涙が止まらない
- 結成12年おめでとうございます 天王寺には行けなかったけど、遠くから見守ってます!花になれ!!
- 活動再開…この言葉をどれだけ待っていたことか~夢じゃないですよね?
- おかえりなさい!! 待ってました~!!!ラインライブ観ました!!flumpool4人好きです!!!
などと歓喜の声が上がっています。
今村隆太さんが発症した「機能性発声障害」は、声帯などの発生に関係する発声器官には障害が見られないものの、声に障害が出てしまう病気で、症状は声を出す時に突然かすれ、声が出なくなる場合もあります。
「機能性発声障害」の原因としては、舌や喉の筋肉の緊張によって声が詰まる「筋緊張性発声障害」、声変わりによる「変声障害」、加えて精神的なストレスなどで引き起こす「心因性発声障害」などがあります。
山村隆太さんの場合は「歌唱時機能性発声障害」で、これはプロのボーカリストが特になりやすいといい、歌唱時に声がひっくり返ったり、出にくくなるなどの症状がみられるそうです。
こうした病気を発症した山村隆太さんは、昨年12月に更新したツイッターでは、「今日またさらに歌える方法をチームのみんなで発見した。喜びに震えた!思えば 去年の今頃。ライブ終わりで病みブログを書いてたのに笑 丸一年後の今 こんなに真逆な気持ちでいられるなんて想像もしなかった。生きてたら辛いこともあるけれど いいこともちゃんとあるんだね。」
とツイートし、その後もボイトレによって声を上手く出す仕組みが分かったと報告していました。
自身の病気によって、1年以上にもわたってバンド活動を休止することになり、精神的に相当辛いものがあったと思いますが、再びステージで歌えるようになり、以前のような笑顔を見せていたのでホッとしました。
しかし、引き続きあまり無理はせずに今後の活動を行っていってほしいですね。