『EXILE』のパフォーマー・世界さん(本名=山本世界 27歳)、佐藤大樹さん(25)がリーダーを務める9人組グループ『FANTASTICS(ファンタスティックス)』のメンバー・中尾翔太さん(なかお・しょうた 21歳)が3日、胃ガンを患っていることを公表するとともに、治療のために活動を休止することを公式サイトなどで発表しました。
中尾翔太さんは公式サイトで、「昨年末より、体調不良が続き自分自身とても不安だったので、医療機関で精密検査を行いました。その結果、胃にガンが見つかり、突然の事で最初は戸惑いましたが、徐々に現実を受け止めこの病気と闘って行こうと決意しました! そして医療機関、メンバー、LDHのスタッフの皆さんと相談し、完治に向け治療に専念するために、少しの間FANTASTICSの活動をお休みさせていただきます。」
と、胃ガンを患っていることや活動を休止することを発表しています。
続けて、「病気を1日でも早く治して、またFANTASTICSのメンバーとして活動出来るように、1日1日を全力で頑張りたいと思います!いつも応援してくださっている皆さんに、パフォーマンスや活動で、元気な姿を早く見せられるよう全力で頑張ります!絶対に勝ちます!待っていてください!引き続き応援よろしくお願いします!」
と、ステージに復帰することを誓っています。
<↓の画像が、公式サイト掲載の中尾翔太さんのコメント>
また、『FANTASTICS』のメンバーもコメントを寄せており、「最初に病名を聞いたときは僕らも驚きましたが、事実を受け止め病気と闘い、一日でも早く復帰すると強く決意した翔太の想いを受け止め、僕らはチーム全員で大事な仲間である翔太を支えていきたいと思います。翔太が復帰したときには、さらにパワーアップした9人でのFANTASTICSのパフォーマンスを皆さんにお届けできるよう、僕らは一人ひとりが今できることに集中し一日一日を大事に活動していきたいと思います。」
としています。
<↓の画像が、『FANTASTICS』メンバーによるコメント>
さらに、『EXILE』のリーダー・HIROさんと所属事務所『LDH JAPAN』は、「僕らのEXILE TRIBEの仲間である中尾翔太が一日でも早くFANTASTICSでの活動に復帰できるように、この病気との闘いをEXILE TRIBEメンバー全員で一丸となってサポートしていきたいと思います。」
というコメントを発表しています。
<↓の画像が、EXILE・HIROさんと『LDH JAPAN』の連名コメント>
中尾翔太さんが所属する『FANTASTICS』は、2016年12月にパフォーマー集団として結成されたグループで、昨年12月には新たにボーカルとして八木勇征さん(20)、中島颯太さん(18)が加入し、9人組として新たなスタートを切りました。
<↓の画像は、『FANTASTICS』のメンバー写真>
しかし、昨年12月30日と今年1月20日に開催されたライブで、中尾翔太さんは体調不良を理由に当日になって出演をキャンセルしていました。
そして、今回の発表を受けてネット上では、
- まだまだ若い、何とかいい方向に向かって欲しいです。復帰できることを願いたいです。
- 21歳かぁ。治療がうまくいって、また活動できると良いね。がんばれ。
- 若年性のガンは進行早いから治療もスピード勝負やからな。大変になるやろけど、頑張ってほしい。
- 21歳で胃がん…スキルスじゃないことを祈ります。胃は上の方に出来ると、早期でも全摘になるからなぁ。頑張ってほしい
- 若すぎる、遺伝的なものなのか飲酒によるものなのか。知らない方だけど、治ってファンの方にパフォーマンスを見せれるといいね。本人はブランクができることも不安だと思うけど、治ればまたやれるから。
などのコメントが寄せられています。
中尾翔太さんは今年4月で22歳とまだまだ若いですし、『FANTASTICS』は活動をスタートさせてからまだ間もなく、ファンたちはこれからの活躍を期待しており、中尾さん本人も今後さらに活躍していきたいと思っているため、胃ガンを治してまたステージに立つ姿をファンに見せてほしいですね…。
中尾翔太さんが患っている胃ガンについてですが、『国立がん研究センター』に掲載の情報によると、胃ガンの原因として挙げられているのは、喫煙や食生活などの食習慣、さらにヘリコバクターピロリ菌の持続感染などが胃ガンの発生リスクを高めるとされているそうです。
症状は、早い段階では自覚症状が出ることは少ないとされ、進行したとしても無症状の場合があるそうなのですが、代表的な症状としては、胃の痛み、不快感や違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあるものの、これらの症状は胃ガン特有のものではないことから、もしも同様の症状が現れた場合には、胃薬を飲んで様子を見るのではなく、病院で診察・検査を受けることが重要とのことです。
その他にも、貧血や黒色便なども発見のきっかけになるといいます。
中尾翔太さんは今回発表したコメントで、昨年末から体調不良が続いていたとしており、症状が進行してしまっている状態なのかもしれません。
また、「スキルス胃ガン」という「悪性腫瘍にみられる間質が多い癌の一種」があり、これは胃ガンの10%前後を占めており、女性や若い方の胃ガンにもみられるそうです。
スキルス胃ガンの場合は、食事量が減る、食欲不振、体重減少、吐き気、血便・黒色便といった症状が現れ、リンパ節などに転移する頻度が高く、手術が困難な場合が多いことから、治療をするのが難しく予後が悪い傾向にあるとされています。
現時点では胃ガンなのか、それともスキルス胃ガンなのかは定かではないのですが、スキルスではないことを願うとともに、これから治療に専念し1日も早く体調を回復させ、再びステージ上で元気な姿を見せてほしいと思います。