お笑いコンビ『EXIT(イグジット)』の“かねちー”こと兼近大樹さん(かねちか・だいき 29歳)の父・兼近勇治さんが、リフォーム工事を巡るトラブルによって、裁判沙汰になっていることを14日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じています。
『フラッシュ』によると、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で兼近大樹さんと共演するなど、これまでに何度かテレビ番組に出演している兼近勇治さんは、北海道札幌市でリフォーム会社『石狩住建工房』を営んでいるそうなのですが、2018年に請け負ったリフォーム工事が裁判沙汰に発展しているとのことです。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんの父・兼近勇治さんの写真>
兼近勇治さんを訴えた40代の主婦・Aさんは、「兼近さんのような悪徳業者とは、徹底的に戦います。楽しみにしていたマイホームをズタズタにされたんですから」
と怒りをあらわにしており、裁判沙汰に発展した経緯を説明しています。
Aさん夫妻は2018年7月に、北海道労働金庫でリフォーム代も含む住宅ローンを組み、中古の一戸建てを購入し、その内外装のリフォーム工事を兼近勇治さんが営む『石狩住建工房』に依頼したそうです。
労働金庫のリフォームローンは、業者側が作成した見積書をもとに、融資担当者が工事の仕上がりを確認後に融資が下りるというシステムになっています。
Aさんによると「工事代金は完了後に支払う」という契約をしていたそうなのですが、兼近勇治さんは見積書を外装工事のみのように偽装し、外装が終わったところで労働金庫から融資が下りるように事を進めていたといい、そして融資が下りたところで、全額の代金を現金で支払うように何度も持ちかけてきたとのことです。
その時のやり取りについてAさんは、「『その方が、材料費や工費を安くできるし、他の客も皆そうしている』と言うんです。私たちも、知人からの紹介だった兼近さんのことは信じきっていたので、言われるまま最初に521万円を支払ってしまったんです」
と明かしています。
しかし、内装のリフォーム工事はその後も進まず、催促をしたところ、「遅延は職人の怠慢のせい」などと言い訳をして延期を続け、昨年6月には「早く工事を終わらせたいなら、追加で代金を払ってほしい」と言われたそうです。
それから2ヶ月後の同8月のやり取りについてAさんは、「現場に私たちが別の業者を呼んだので、『(勇治氏が雇った)職人が腹を立てて引き上げてしまった』と言いだしたんです。こっちは兼近さんに頼んでいるのだから、別の業者なんて呼ぶわけがないじゃないですか」
と語っています。
最終的には兼近勇治さんはAさんに対して「弁護士から連絡させるから待っているように」と告げ、連絡を絶ったといいます。
その後、Aさんは仕方なく兼近勇治さんとの契約を解除したそうなのですが、Aさんが新居の状況を確認したところ、壁紙は剥がしっぱなしでゴミも放置されたまま、取り外した流し台は庭に投げ捨てられた状態だったそうです。
<↓の画像が、ゴミなどが放置されたままの新居内部の写真>
あまりにも酷い有様にAさんが兼近勇治さんに抗議したところ、「自分のバックにはヤクザの不動産屋がついている。これまでも何度もトラブルになったが、いつも相手を黙らせてきた」などと脅されたとのことです。
Aさんはそんな脅しに屈すること無く、リフォーム代金の返金を求めて今年7月1日に札幌地方裁判所に提訴したそうです。
『フラッシュ』は事の真相を確かめるため、兼近勇治さんに電話取材を行い、リフォーム工事でのトラブルについて聞くと、「工事を途中で投げ出したというのは、事実とはまったく違います。Aさんが『ここも、あそこも改造してほしい』 というので、予算が足りなくなったんです。あの家は3階建てで、上から工事していくと1階だけ残ってしまった。だから、『90万円を追加してほしい』と言ったんです。そうしたらAさんが、頼んでいないことを僕が勝手にやったと言いだして、話が平行線になってしまった。それだけです」
と反論しています。
また、ヤクザの存在をチラつかせて脅したという話については、「無いです、無いです、そんな覚えはない。そんなこと言ったら脅迫ですよ、怖い。だいたい息子があれだけ稼いでいるんだから、お金に困ったとしても、父親が脅迫や詐欺なんてするわけがないですよ。」
とキッパリ否定しています。
その上で「裁判という形ではっきりさせるのは、僕の方も賛成です」と語っています。
兼近勇治さんの主張に対してAさんは、「追加で請求された金額は200~300万円」で、証拠となるLINE上でのやり取りも残っているとし、「そもそも、うちは2階建てですよ。思い込みで話す人なんでしょうか」と反論しています。
ちなみに、Aさんは昨年10月に別のリフォーム業者と契約、今年2月に工事が完了したそうなのですが、まだ新居に引っ越せていないとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- あれだけ息子が頑張っているのに足を引っ張る父親とか最低すぎる。いくら親とは言えもう息子に絡んでくるなよ
- こーゆうリスクあるから大手のがまだ安心できる。たまたまEXIT兼近のオトンやっただけで、こんな業者は山程あるやろからね
- 息子は悪くないのだろうけど、こんな業者さんいると思ったら、怖すぎる!これが本当の話だとしたら、被害者がまだいるのでは?
- 実際のやり取りの一部がLINEに残っていたり。これだけのお金が動けば、当然証明出来るように記録を残しますし。結果は言わずもがなな感じが致します。
- 最初に総額請求をしてくる業者は…余罪はかなりありそう。
- 裁判ではっきりと答えを出して息子の足を引っ張らない様にしてもらいたい。
- 恐らく他の施主や職人とも揉めてるから、どの家が誰の家かわからない状態で、二階建てを三階建てと言ったり追加の工事内容も把握して無かったんでしょうね。
職人が帰ってしまったのも他の現場に回しただけか、支払い等でもめて来なくなった、管理が出来ない業者の”あるある”だと思いますね。
追加工事の度にちゃんと見積もり出していればこんなもめ方はしないはずです。
などの声が上がっています。
兼近勇治さんのダメ父親っぷりはテレビ番組などで明かされており、趣味のクワガタ飼育にお金をかけて家族に貧しい生活をさせ、かつて営んでいた建設会社は倒産し、2008年には自己破産しています。
また、リフォーム会社のトラブル情報は昨年6月ごろからネット掲示板に寄せられており、同10月にもSNS上でトラブルが告発されていました。
ネット掲示板には、
- リフォームを頼んだら、口約束で進めた上に追加請求。消費センターにも苦情が来ている業者らしい。口先だけ上手いから騙されてしまったが、建設業許可も受けていないし、言ってる事も次々と変わる。危険な業者です。
- 大幅に工期を伸ばし、最終的にリフォームが終わらないまま連絡が取れなくなりました。
などと書き込まれています。
また、SNSに投稿された話によれば、工事前からリフォーム代金として520万円を受け取りながら、工事完了前に音信不通状態になったため、警察や弁護士にも相談し、週刊誌などにも連絡をしているとのことでした。
<↓の画像は、昨年10月時点でSNSに投稿されていた告発>
真相は不明ながら、以前からトラブルの報告が上がっており、もしこれらが事実とすれば“悪徳業者”だと言われても仕方がないと思います。
これまで何度も同じようなトラブルを起こしていた可能性もあり、今後さらに被害を訴える声が上がりそうですが、EXIT兼近大樹さんにこれ以上の迷惑を掛けないためにも、逃げることなくしっかりと対応してほしいものですね。