“ネオ渋谷系チャラ漫才師”として、現在人気急上昇中のお笑いコンビ『EXIT(イグジット)』の“かねちー”こと兼近大樹さん(かねちか・だいき 別名=馬場俊樹 28歳)が過去に、少女売春斡旋(あっせん)の容疑で逮捕されたという逮捕歴があることが明らかになりました。
これは5日発売の週刊誌『週刊文春』が報じるもので、先出し公開された記事によれば、EXIT兼近大樹さんは芸人になる前の2011年11月(当時20歳)に、売春防止法違反の容疑で北海道警察厚別署に逮捕されていたとのことです。
EXIT兼近大樹さんの出身地・北海道札幌市の地元記者はその事件について、「要は、売春の斡旋をしていたのです。直接の逮捕容疑は同年4月、札幌市の高校3年の女子生徒(当時19歳)に、携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合った男性と市内のホテルでいかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせたというもの。」
だと説明し、「女子生徒は『小遣いほしさに男性100人くらいと関係を持った』と供述。当時、兼近は容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けています」
と過去の逮捕歴を明らかにしています。
そして、『週刊文春』がEXIT兼近大樹さんに直撃取材を行ったところ、EXIT兼近さんは「はいはい。そうです。簡易裁判で、罰金刑10万円で出てきました」と自身の逮捕歴をあっさりと認めています。
<↓の画像が、週刊文春の取材に応じたEXIT兼近大樹さんの写真>
安堵の表情を見せたEXIT兼近大樹さんはさらに、「正直いつか絶対バレることなんで、吉本にはずっと話していて。絶対に誰か気付くんで、それが今、文春さんが知ってくれたということで正直嬉しかったです。『やっと、今、言えるんだ』って!吉本からは『誰にも言うな』『絶対ダメ』って言われて」
と、吉本興業からは事件のことを口止めされていたことも暴露しています。
EXIT兼近大樹さんはこの事件を受けて法律の大切さを知り、過去の関係を断ち切って上京したとしています。
この告白を受けて『週刊文春』が吉本興業に事件について確認したところ、「事件の詳細については回答を差し控えさせていただきます。一連の闇営業騒動の際に、本人から報告を受けましたが、非常に高度なプライバシー情報であることから公言をする必要はないのではないかとアドバイスしました」
と広報担当者が回答しています。
5日発売の『週刊文春』では、EXIT兼近大樹さんの売春斡旋事件の詳細のほか、約20分に渡って語った自身の過去、さらに別の警察沙汰についても伝えると予告しているのですが、この報道に対してネット上では、
- 売春あっせんは笑えん。
- 見た目通りのやつだった、、、ってことか。しかも開き直ってるし
- さすがに引いた。罰金で罪は償ったことになってるけど、イメージダウンは避けられないと思う。
- 最近はイメージいい芸人だった。これも過去の過ちなのだろうけど、内容が笑えない。相当な悪質性がある
- 8年前とはいえ、20そこらで19の女の子にあっせんするなんて普通じゃないよなあ。
気持ちが楽になったとはいえど、うれしかったって表現はどうかと思う - 美談にするのは無理がある。吉本も隠そうとしていたわけだし大いに問題あり
- どっちも当初は「昔は悪かった」キャラだったのに、最近「良い人キャラ」に変わってて気持ち悪かった。
不良チンピラキャラで売れば良かったのに - この件がもし例の闇営業騒動のときに発覚していたら、かなりの騒ぎになってたよね。
この感じは、文春サイドと吉本・兼近との間で打ち合わせがあったな... - 某番組にヤラセと言いながら自分はもっと酷いことしてるじゃん
本当はいい人キャラで好きだったけど過去に少女売春斡旋した人なんて無理
過去は過去とか言えないでしょ - 闇営業したってだけで謹慎してた芸人がいる一方で、なんでこの人は普通にテレビに出てるの? 不思議。
- かなり前に未成年と知らずに手出したならまだ救いようがあるが、斡旋した側だからなぁ。。。。
- なんか、吉本にはずっと言っていたけど吉本に止められてた、みたいな吉本のせいで言えなかったと吉本に矛先向けたいみたいだけど、そんな問題じゃねえだろ。こいつ相当性根腐ってんな。
しかも昔からずっと言っていた訳でもなく、ごく最近どさくさ紛れに言ったようじゃねぇか。
などと批判の声が噴出しており、炎上状態になっています。
EXIT兼近大樹さんは中学卒業後に定時制高校に進学したものの、中学3年生の時に両親が離婚、母親に引き取られましたが家庭が貧しく、妹の学費を稼ぐために定時制高校を自ら中退し、建築現場でとび職の仕事などを行っていました。
こうした過去の苦労話、良い人エピソードが複数あり、EXIT結成前に活動していたコンビ『ぷりずん。』(2013年1月~2017年11月まで活動)でも、元相方・逢見亮太さん(おうみ・りょうた 31歳)の不祥事によってコンビ活動一時休止、その後解散するなどの不運もあり、EXIT兼近大樹さんの活動を応援しているファンは多くいます。
ちなみに、5月放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演したEXIT兼近大樹さんは元相方のトラブルについて話が及ぶと、「(相方のことを)言っちゃいけないって吉本から言われてるんで…(笑)」と吉本興業から口止めされていることを明かしていました。
そして、現在はEXITで渋谷系のチャラ男芸人として人気急上昇中で、まさにこれからという時に少女売春斡旋で逮捕された過去があると判明し、本人は逮捕歴が明らかになってホッと一安心しているようですが、かなりブラックな事件だけにイメージ悪化は避けられず、大量のファン離れが起こるかもしれませんね…。
しかし、事件の詳しい経緯や罪を犯した理由などは現時点では不明で、もしかすると同情の余地があるかもしれないので、『週刊文春』が報じる記事内容に注目したいところです。