被害総額60億円以上の特殊詐欺や、広域連続強盗事件の指示役とみられている渡辺優樹容疑者(38)と過去に繋がりがあったことを認め、YouTube等で釈明をしたEXIT・兼近大樹さん(31)が、過去にツイッター上で「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー」などと綴っていたことが判明し、ネット上で炎上状態が続いています。
EXIT兼近大樹さんは芸人になる前の2012年に、渡辺優樹容疑者と共に窃盗容疑で逮捕され、兼近さんは10日間勾留の末に不起訴処分となりましたが、渡辺容疑者と繋がりがあったという事実が大きな波紋を広げ、ネット上では大炎上状態になり、出演予定のイベントが中止になるなど仕事にも影響が及び始めています。
ただ、渡辺優樹容疑者との関係は芸人になる前のことで、現在は一切繋がりが無いことや、そもそも窃盗事件は濡れ衣だったとのことから、ファンだけでなく芸人仲間たちからも擁護の声が上がっていました。
そうした中で、EXIT兼近大樹さんが吉本興業の養成所『NSC(吉本総合芸能学院)』に入所し、すでに芸人として活動していた2013年に、「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」「あそこのプリクラの機械何回も壊して出禁になっている 現在跡形もなく消えてるらしい!笑」などとツイートしていたことが判明し、より多くの批判が寄せられる事態となっています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんの過去ツイート写真>
兼近大樹さんは「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」とのツイートについて、「芸人なりたてでお笑い芸人みたいなことしたくて、ヤンキー弄りみたいなのされてて、ヤバいヤンキー大喜利返しみたいな返しで過激なこといえばおもしろいと思ってたんですね、、、滑りすぎ弁明できない 無限に出てくるけど不快ですまん。」
と、あくまでも冗談でツイートしたものだったと説明しています。
<↓の画像は、EXIT兼近大樹さんの弁明ツイート写真>
これに対して「腕へし折る事が笑いに繋がるの?理解できない それが笑いと思ってたなら芸人向いてないわ」と指摘されると、「思っててすみません。今は恥ずかしくて目も当てられません。」「いまはふざけてもこんな事言いません。ふざけてでもこの言葉を仲間内でやり取りした事、申し訳なく思っています。気持ち悪い感性ですみません。」
と謝罪しています。
また、「あそこのプリクラの機械何回も壊して出禁になっている 現在跡形もなく消えてるらしい!笑」という過去のツイートについては、「これに関してはしてないと記憶していますが、それに近しいことは10代の頃沢山していたとおもいます。申し訳ございません。」
と謝罪しています。
その後も過去のツイートに対して説明を求めるコメントが相次ぎ、それに対して兼近大樹さんは、「何を言っても事実だ!とされてしまうので言い訳しません。そして鎮火させようとも思っていませんし終わらすつもりもなく、事実を知りたい誤解している方から説明をもとめられたからしたまでです!誤解のままで楽しみたい方は止められないので、、、」「俺はどうおもわれてもいいですよ!必要なところに目を向けていくだけなので!!俺じゃない誰かの支援に手伝ってくれたら嬉しいです!」
と返信しています。
<↓の画像は、EXIT兼近大樹さんとツイッターユーザーのやり取り>
この他に、4年前に先輩芸人と飲んだ際に「本日もご馳走さまでした!!パパ活さいこぉーーー!!!!」とツイートしていたことに対して、ツイッターユーザーから「脱税などの犯罪を孕んでいるパパ活という言葉は先輩に対して失礼ですし、犯罪が絡んでいる言葉を使うのは不適切」「売春防止法違反で捕まったことがあるにも関わらず、状況がどうであれ『パパ活最高ー!』とか言うのなかなかにグロテスクだと思いませんか」と指摘されると、「その通りです。すみませんでした。」「先輩に奢ってもらうことをパパ活と呼んでました。」
などと返信しています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんの過去ツイート写真>
このように過去のツイートを巡って物議を醸しているほか、2021年に出版した自伝的小説『むき出し』に綴った小学生時代の同級生イジメ、それが原因での自殺については創作話で、事実ではないとキッパリと否定していましたが、過去に兼近さんからイジメを受けたとの声がツイッターに上がっており、それに関しても真偽のほどは定かではないものの、まだ何か隠していることがあるのではないかとして憶測が飛び交い、批判が寄せられる原因となっています。
ちなみに、EXIT兼近大樹さんは小説を出版前に配信した動画で、「過去の兼近がいろいろやってしまった話とかは全部事細かく俺の口から書きます」「濁さなきゃいけないとかあるわけじゃん。でもそれね、濁さないで書こうと思うの俺。あえて。だから自伝的小説で書こうと思ってる。」「もし、なんか意地悪な人から『これなんとかの違法ですよね』っていう攻撃受けた時に『小説ですやん』って言えるでしょ?」「別に夢見させる職業じゃねえからさ、芸人なんて。芸人になった時点でさ、もうイカれてんだよこちとら。だから、だいたいのことは書きますよ」
といった発言をしています。
渡辺優樹容疑者との繋がりが発覚したことがきっかけで、過去の様々な問題言動が掘り起こされるという状況になっており、吉本興業の強力なバックアップ、芸人たちの擁護などがあって少しずつ風向きが変わってきた感じはあるものの、今後しばらく批判は収まりそうにないですね。
現時点ではテレビ・ラジオ等の仕事に影響は及んでいないとされていますが、イメージが急激に悪化しテレビに出てほしくないとの声も多く見受けられ、スポンサーの動き次第ではメディア露出が減っていく可能性は十分ありそうです。