人気お笑いコンビ『EXIT(イグジット)』の兼近大樹さん(かねちか・だいき 31歳)がツイッターを更新し、特殊詐欺グループのリーダーで、広域連続強盗事件の犯行指示役と見られている渡辺優樹容疑者(38)との繋がり等に言及し、ネット上では様々な声が上がっています。
<↓の画像は、渡辺優樹容疑者の写真>
北海道出身のEXIT兼近大樹さんは芸人になる前に札幌市の歓楽街・すすきので、性的サービスを提供する店で店長を務めていたほか、サパークラブで雇われ店長をしており、2011年に高校3年の女性(当時19歳)に売春行為を斡旋したとして逮捕され、罰金10万円の有罪判決を受けました。
<↓の画像は、不良グループにいた頃のEXIT兼近大樹さんの写真>
その後2012年には、サパークラブのオーナー等と共に元ホストクラブの男性宅に侵入し、現金1,000万円が入った金庫などを盗んだ疑いで逮捕されましたが、10日間の勾留の末に釈放され不起訴となっていました。
この窃盗事件でEXIT兼近大樹さんと共に逮捕されたのが、サパークラブのオーナーだったとみられる渡辺優樹容疑者で、当時を知る飲食店関係者はテレビ朝日の取材に、渡辺容疑者が経営していた飲食店について、「たまに人が出入りしてるなくらいで。噂だと“ボッタクリ”みたいな」と明かしています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんと渡辺優樹容疑者の逮捕報道記事の写真>
そして、過去の窃盗事件から10年以上経って渡辺優樹容疑者が「ルフィ」等の名前を使用し、広域連続強盗事件等で指示役をしていたとみられるとして警察が逮捕状を取り、さらに週刊誌『フラッシュ』などが渡辺容疑者とEXIT兼近大樹さんの繋がりを報道したことで、大きな波紋を広げていました。
これを受けてEXIT兼近大樹さんは、1月29日に行ったトークライブ『EXIT陰パリトーク~お前らとの交流~Vol.22』の中で、具体的な言及を避けつつも過去の事件に言及する場面がありました。
続いてツイッター上でも“黒歴史”に言及し、「お騒がせしすぎてますので、コメントくれたら質問に答えていきます!!文字打つのだるくなったら、もうYouTubeかなんかで生放送します!質問ありますか??」
と綴り、文書を投稿しました。
その文書では、「沢山の声が届いてますが、多少脚色されたデマもありながら、ほとんどが既に公表している事実で、当たり前とは程遠い想像を越えたイカれ少年期を過ごしていましたため、弁明の余地もありません。」
と綴っています。
続けて、「今もアルファベッドすら出来ず、1桁の掛け算もままなりません。普通なんて知らない人生を生きてきましたがそんな奴が小説を書きました。1人の人間が犯罪に手を染めていく過程が描かれています。理解できない、何故こんな奴がこの世にいるのか、死ね、社会に出るな、で終わらせずに知ってください。それが被害者も加害者も減らし、分断をなくす一歩になります!あなた達が俺を殺しても、世界は何も変わりません。皆、被害者の助けになるための活動は当然してると思いますが加害者を減らす事で被害者は減ります。過去に干渉することはできないので、改めて今日から生きてる俺を知ってください!そして皆様のその熱は、被害者を減らす方に使ってくれたら嬉しいです。」
と呼び掛けています。
ツイッターユーザーから寄せられた様々な質問にも答えており、渡辺優樹容疑者の更生は可能かとの問いには、「低いと思います!更生して欲しいと思ってますかね?戻ってきても社会的孤立確定です。」
などと回答しています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんのツイート写真>
また、2021年10月に出版した自伝的小説『むき出し』の中で、主人公が小学生時代にイジメていた女子生徒がそれを苦に転校後、自殺したとの話が書かれており、これは実体験なのではないかと物議を醸していることについても、「あの部分は主人公石山の妄想の中で、小学校であったいじめを思い出し、全部自分で背負う。背負うことで許されようとしていてずるいなぁーーーって思います!」「兼近が全て実際にやっていた!と現実と混ぜられるとやはり辛い、、、正義で俺を殺そうとしていて止められないのですがそれがまたイジメの構図になっていて」
などと綴り、あの本はあくまでも小説だと強調しています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんのツイート写真>
実際には過去にどのような行為をしていたのか問われると、「とにかく悪いことは、し過ぎています!法に触れない事でもたっくさん!ただ、世にでてるものが事実から離れていることが多い、、、まぁ事実も交えながらだし、面白く書きたいだろうから止められません、、、本当に興味あれば、沢山のことを知ってください!!」
としています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんのツイート写真>
さらに、渡辺優樹容疑者との繋がりや逮捕歴があることは事実であることから、活動は控えた方がいいのではとのコメントには、「絶対に控えません!疲れたら辞めますし、いつか死にます!けど、それまで残せる事も誰かを救う事もできます!やらかした過去を言い訳にして何もせず死ねますか?本気でそう思ってくれるなら俺に絡む時間、被害者を救う時間にして欲しい!沢山の機関があります!一緒に活動をより活発にしましょう!」
と綴っています。
<↓の画像が、EXIT兼近大樹さんのツイート写真>
これらの投稿を受けてネット上では、
- 本の宣伝で草
- 反省したら何でも許されるのかな?
- ゆきぽよでもテレビ出れないのに
- 北海道産のサイコパスってこんな思考回路なんだな
- 一度過ちを犯したやつに対して厳しすぎないか?一度でもミスったら人生終わり そんな考えのやつが多すぎ
- そんなに簡単に過去の過ちをリセットできるなら、逆に犯罪を助長するのではないですか?そこに分断はあってもいいでしょ
- よっぽど暗い青春送ったチー牛でも無い限り、学生時代に万引きの一つや二つしてるからな。それのちょっと延長みたいなもんだし既に罪は償ってる
ルフィは更に悪の道に進んだけど兼近は罪を反省して更生しんだから、これにしつこく粘着してる奴のが気持悪いわ - 人気商売で元犯罪者っていうのは受け入れられない人も多いと思うよ。違う生き方もあるって事を示せばいいさ
などの声が上がっています。
EXIT兼近大樹さんは2019年9月に『週刊文春』によって過去の悪行を報じられ、同誌の直撃取材にも応じており、少女売春斡旋業をしていたことや有罪判決を受けたことは事実と認めつつ、窃盗事件での逮捕は“濡れ衣”だったと主張しています。
渡辺優樹容疑者等が逮捕された窃盗事件は、店長を務めていたサパークラブのオーナー等が計画して犯行に移したとし、「(共犯ではない?)無いっすね。逮捕はされてないです。事情聴取はされました。従業員全員、事情聴取で持って行かれて」
などと語り、警察は兼近さんを共犯者だと疑っていたものの、最終的には疑いが晴れて10日間勾留されただけで釈放されたとしています。
また、当時付き合っていた人たちは反社のような不良ばかりで、警察からは「関係している人たちが全員悪い人だから」「全員切って、東京行け!」と言われたことも明かし、「僕は死んだことにして全員切って、こっち(東京に)に来ました。」
と告白しています。
EXIT兼近大樹さんは週刊文春の取材を受けるだけでなく、『爆報! THE フライデー』(TBS系)でも過去の問題について語り、自伝的小説『むき出し』の中でも実体験と思しきエピソードを書いているのですが、兼近さんの過去を巡って様々な情報が飛び交う中で、どこまでが事実なのかというのをハッキリさせていないこともあり、噂や憶測によってより多くの批判が寄せられる事態となっています。
そのため、今後も表舞台で活動を続けるのであれば、一度しっかりと何が本当でウソなのか、渡辺優樹容疑者との関係も含めてキッチリと説明を行った方がいいのではないかと感じ、本人がツイッターに綴っていますが、可能であればYouTubeなどで詳細を語ってほしいと思いますね。