大阪出身の6人組グループ『ET-KING(イーティーキング)』のボーカル兼リーダーで、『OSAKA ROOTS』というバンドでもボーカルを務めているいときんさん(本名=山田よしまさ 別名=高平真作 38歳)が3日、グループの公式ホームページで「肺腺ガン」と診断されたことを発表しました。
ガンの進行度については最も深刻な「ステージ4」で、脳やリンパ節にもすでに転移しているといい、年内の個人でのライブ活動は休止し治療に専念するといいます。
発表によると、今年6月に毎年定期的に受けている健康診断で「肺腺ガン」を患っていることが発覚し、7月に細胞検査などを受けたところ、「ステージ4の進行ガン」だと判明したとのことです。
いときんさんは、「7月26日から、大阪市内の病院に深部静脈血栓症の為入院しております。そしてもう1つ、治療をしなければならない病気にかかっております。病名は肺腺がんです。」と明かし、「これから生命力を尽くし、家族、仲間と共に病気と向き合い、治療法を選択し専念していきたいと思っております。ET-KINGいときんとしてのライブ活動はしばらく休ませて下さい。」「ET-KINGのリーダー、いち大阪のブルースマン、そしてHIP HOPのトラックメイカーとして、自分の音楽、哲学に向き合い、まだまだ作品を残したいと思っています。生きたい!!」と綴っています。
この発表に対してネット上では、
- 若い・・・。厳しいかもしれないけど・・・復活して欲しい。
- 毎年、健康診断してても、ステージ4までいくのかよ。ガンからは逃げられないのか。。。
- 自分や身内の人じゃなくても、がんと聞くと辛いな…。まだ若いよ。どうか助かってほしい。
- なんかこのグループは不幸が多い・・・一刻も早く元気になってもらうことを祈ってます。
- 毎年健康診断してステージ4って。健康診断自体はいいけど、それが発見されてないって、検査に問題があるんじゃなくて・・・?
- ET―KINGさんの歌、結婚式で使いました。こういうニュースは本当に辛い。メンバーの自殺を乗り越えてまだまだこれからって時なのに。また見れることを願っています。頑張って下さい。
- 私も4で、余命半年と宣告されましたが、転移の一部は抗ガン剤で消え、あとは縮んで手術待ちとなりました。5年目です。ツワモノの先輩が沢山います!一緒に頑張りましょう!
などのコメントが寄せられています。
いときんさんがボーカルを務める『ET-KING』は1999年に結成、2006年にメジャーデビューを果たし、『愛しい人へ』や『ギフト』などがヒットしたものの、2014年4月に行ったライブをもって活動を休止しました。
さらに同9月には、『SPEED』のメンバー・上原多香子さん(34)の夫であり、『ET-KING』のメンバー・TENNさん(本名=森脇隆宏 享年35)が首吊り自殺し、しばらくグループの活動を休止していたのですが、2015年7月に活動再開を発表し、昨年ニューアルバムをリリースした他、今年は8月26・27日に開催の夏フェス『a-nation 2017』、9月30日・10月1日開催のフェス『長田大行進曲2017』などに出演することも決定しています。
<↓の画像は、6人編成で活動を再開したET-KINGのメンバー写真>
そうした中で、グループのリーダーで顔的存在であるいときんさんが、進行ガンで現在はステージ4ということなのですが、いときんさんが発症した「肺腺ガン」は、肺ガンの中で最も一般的なタイプのもので、早期に発見し手術をすれば完治する可能性が高いとされています。
最近では、歌舞伎俳優の中村獅童さん(44)が早期に発見して手術を行い、11月に舞台復帰することが先日発表されました。
しかし、女優・野際陽子さんは2014年に初期の肺腺ガンと診断されて手術したものの、その後再発して今年6月に亡くなられました。
いときんさんは現在ステージ4で、すでに脳やリンパ節にも転移しているとのことから、本当に今後どうなるか分からない状態ではあるのですが、これからも気力で辛い治療にも耐えていき、1日も早く完治させてまた元気な姿をファンに見せてほしいです。
また、いときんさんは2011年3月に一般女性と結婚しており、家族のためにも頑張ってほしいですね。