Dragon Ash降谷建志が心臓の病気疑いで活動休止。ライブ出演取り止め、病状を説明。

2023年9月11日（月）21:49

タレント・女優のMEGUMIさん（本名＝古谷仁ふるや・めぐみ 41歳）の夫で、人気ロックバンド『Dragon Ash（ドラゴンアッシュ）』のボーカル＆ギター・降谷建志さん（別名＝Kj 本名＝古谷建志 44歳）が、心臓の病気が原因とみられる体調不良を理由に、16～18日開催の野外フェス『WILD BUNCH FEST. 2023』（山口きらら博記念公園）の出演取り止めを発表しました。

Dragon Ashの公式サイトでは、「9月17日に『WILD BUNCH FEST.2023』への出演を予定しておりましたDragon Ashは、Kjの体調不良により出演をキャンセルさせていただくことになりました。ひと月ほど前より体調に異変があり、このままではいつも通りのライブを行うことが難しいと判断したため、この様な結論に至りました。」と報告しています。

なお、Dragon Ashに変わって『The BONEZ』が代打出演することも発表されています。

これらの発表を受けて降谷建志さんはインスタグラムを更新し、病気の状態について説明しています。

降谷建志さんは冒頭でライブ出演キャンセルを謝罪、ピンチヒッターを務めるThe BONEZに感謝の言葉を綴った上で、「何時何処でライブするよってバンドマンが唯一守り抜くべき約束を自らの意思で反故にする事は音楽人生で初めてだと思います。」としています。

続けて病状の説明をし、先月中旬以降、心臓を鷲掴みされているような胸痛、めまい、立ちくらみといった症状が突然ランダムに襲ってくるようになり、あまりの激痛に耐えられずに救急搬送されたこともあったそうです。

＜↓の画像は、降谷建志さんと妻・MEGUMIさんの写真＞

痛みなどはいきなり襲ってくることで睡眠もままならず、色々と検査を受けた結果、心臓に問題は無かったものの疑われる病気について、「現時点で1番濃厚な2つ狭心症もしくは心臓神経症まで辿り着きました　病名に近付けただけ今は以前より穏やかに生きられているし、発作の頻度も強度もほんの少しだけど和らいでいると思います。」と報告しています。

そして、今後も精力的に音楽活動をするため活動を一時休止するとし、「The Ravensのツアーは這ってでも行きたいのです。皆様の前で歌いたい事も鳴らしたい音も山程あるのです。だからどう考えても今だけは余裕で死ねんっ！ご理解いただけると幸いです。」と綴っています。

この発表を受けてネット上では、

KIDとなんか雰囲気似ていてちょっと心配だな
数ヶ月前のオフィシャル動画で365日中約300日は不眠症状態と明かしてて、心配していた中での報道。
ライブ前後の興奮状態や、曲や歌詞の事を考えると全然眠れないとのこと。それほど身体的にも精神的にも負荷がかかる仕事なのだなと感じた。体調を一番に考え、焦らずしっかり休養をとってほしい。
Kj今は無理しないで安心して休んでくれ。身体が｢休め！｣って訴えているんだよ　ファンはぜってー逃げないからさ　完全復活してから全力でステージを駆け抜けてくれ　ずっと待っている。
つい先日、大阪のRUSH BALL2023で観たけど、全くそんな風に感じさせなかった。むしろ圧巻のパフォーマンスだった。このニュースを見てさすがプロだなと感じさせられました。
当面ゆっくりと休んでまた、ステージから素敵なロック聞かせてください。

などの声が上がっています。

まだ病名は特定されていないそうですが、発症の疑いがある「狭心症」は心筋梗塞と共に虚血性心臓疾患と呼ばれ、ガン・脳卒中（脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血）と並んで日本人の3大死因の1つで、症状の進行によって心筋梗塞を発症します。

狭心症は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、高尿酸血症、ストレス、喫煙、家族歴、このうち3つ以上当てはまる人は要注意で、男性は50代、女性は60代になると発症リスクが高まるといいます。

あともう一つの発症が疑われている「心臓神経症」は、狭心症と同じような症状が現れる病気といい、こちらの病気は自律神経の乱れが原因で引き起こすため、ストレス軽減や疲労回復が必要とのことです。

いずれにせよ、この病気の症状を落ち着かせるためには安静が必要で、復帰を決して焦らずにじっくりと休んで、今後またステージ上で元気な姿を見せてほしいものですね。