メンタリストで人気YouTuberのDaiGoさん(ダイゴ 本名=松丸大吾 34歳)がYouTubeでのライブ配信で、ホームレスや生活保護受給者に対する差別的で、命を軽視する発言をしたことで大炎上し、改めて行ったライブ配信で問題発言を謝罪したのですが、ネット上では現在も批判の声が上がり続けています。
DaiGoさんは7日に「【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答」と題して、視聴者から寄せられた様々な質問に答える中で、生活保護受給者やホームレスに言及し、「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいとぼくは思うんで。生活保護の人、生きていてもぼく得しない」「自分にとって必要の無い命は僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。いない方が良くない?邪魔だしさ。プラスになんないしさ、臭いしさ。治安悪くなるしさ。いない方が良いじゃん。」
などの発言をしていました。
こうした発言がネット上で物議を醸し、大炎上騒動に発展後に行ったライブ配信でも、「命は個人から見たら優劣がある」「僕にとっては別にいなくても関係ない存在だからって言っただけ」「個人の感想を言っているだけなので謝ることではない」
などと主張していました。
また、ネット上での批判に対しては、「残念ながら僕を叩いている人たちよりも僕は彼らのことを保護してますよ。何でかって言うと、税金めちゃくちゃ払ってるから(中略)アンチは図星になると思うんですけど、僕ははるかに税金払っていて、僕は税金の使い道を決めれる立場にないので、残念ながら僕が払ったたくさんの税金は他の人よりも比率が高いから、生活保護だったりホームレスの保護に回る可能性が非常に高い。だからホームレスの人権がああだこうだ言ってる人よりは僕、助けてますんで、そういう意味では『残念でした!』ってとこ(中略)ホームレスとか生活保護の人が大事だと思うなら、自分の身銭をもっと切って助けてあげたらいいんじゃないですか?大して税金も納めてなくて、口で言うだけで保護にプラスになることを何もしてない人間がとやかく言う筋合いはないんじゃないの?」
と、挑発的な発言もしていました。
こうした煽り行為によってさらに大きな騒動に発展する中で、DaiGoさんは13日夜に再びライブ配信を行い、ホームレスや生活保護受給者に対して差別的な発言をしたことを謝罪しました。
自身の発言について、「さすがにあの言い方は良くなかったなと。働きたくても働けない人はやっぱり居るだろうから、僕もイジメられてたから、打ち砕かれる思いも分かっているのに(中略)生活保護を受けようとしたら結構ハードルがあるじゃないですか。その人たちが、何をどう思って生活保護という道を選んだのか、本来はホームレスになるという選択するのすらめちゃくちゃ難しい。それを選択せざるを得ない、何を悩み、どういうことに苦しんでいるのか知らないまま批判したのは良くなかった。知らないことが招いた失態」
などと、思慮に欠けた発言をしたことを反省していることを明かしました。
今後については、「『活動自粛します』とかやってもいいんですけど、ちゃんと勉強しようかと。ホームレスや生活保護の方が、何を考えて、どう苦しんで、なぜ抜け出せないか、プロの人にちゃんと聞いてみよう」
と思い、生活困窮者らの生活再建支援を行っている認定NPO法人『抱樸(ほうぼく)』の代表と連絡を取ったとし、今後実際に現場へ行って当事者たちから話を聞いて、理解を深めていきたいと思っていると明かしています。
また、この謝罪動画で得た広告収益や視聴者からの投げ銭も含めて、全額を慈善団体に寄付するとした上で、「今までの中で一番良くないことをしたと反省している。関わる関わらないではなく、理解を深めることが大事だと思う」「知識が足りなかった。知らない状態で暴言を吐いてしまったことは反省です」「本当に今回は反省しました。自分が知らないことについて批判するのは良くなかったしらしくなかったし、反省だなと」
などと語っていました。
そして、この謝罪動画に対してネット上では、
- ここは謝罪しておかなければ今後の活動に支障が出るとの判断。突っ張ってみたがことの他批判が多く、厚労省はじめ政治家にまで批判されてビビったんでしょうね。
- 「勉強不足だった。この件をしっかり勉強したい」ってしきりに、笑顔で話していましたけど。知識より先に、他人への想像力を磨いた方がいいのでは
- なぜ軽視するに至ったのか、どうしてそう思ったのかをもっと掘り下げて話ししてほしかった。
自分の無知が~というけれど、あれだけ沢山の人に会って本も読んで色々と勉強している人が、そういったことに対して完全な無知なわけではないと思うから - 今更謝られても、普段からそう思っているから出た言葉なんだから取り消せないと思う。謝る前に開き直り、挑発、見下し発言で火に油を注いだ時点で手遅れ。
- 本人の心底には、こんな凄まじい発想や捉え方がある事に変わりは無い。特別養護施設で19人を殺めた犯人と思考が似ており、恐怖と不快感しかありませんが…
- 計画通りなんですよね?散々世間を煽って炎上させてからのアクセス数確保の為の謝罪動画。
ただこの選択は大失敗でしょ?底辺の迷惑YouTuberと同じやり口だし、何より一線を超えてしまったんだから。 - 計算高さを感じさせる言動が気になり、心からの謝罪とは思えません。メンタリストから見た、収益の減少を回避するためのアクションでしょ
- 「勉強」じゃないよ。人として他人に寄り添えるかどうか?極端な例になるけど、お勉強が出来ないおバカちゃんでも人の気持ちや境遇に寄り添える人は沢山いる。
この人が学ぶ事は、まず「ひとりの人間として、他の人の境遇や気持ちに寄り添えるかどうか?人を思いやる気持ちがあるかどうか?」じゃないかな - DaiGo氏のYouTubeって再生回数大したことなくて話題にもならないから炎上込みでの発言でしょ。サロンの会員数増やしたいのかな。
ちょっと批判されたら「開示して地獄に落としてやるから震えて待ってろ」とかしつこくツイートしたり、誰かが亡くなったら即ライブ配信とか金と自己顕示欲に支配されてる悲しい人間なんだよ。
三浦春馬さんと大した関係もないのに亡くなったら即日配信してたし、利用できるものはなんでも利用するんでしょう。
などと、現在も批判の声が上がり続け大炎上状態となっています。
DaiGoさんは謝罪動画を配信する直前まで、自分の考えは間違っていないことを強く主張し、自分は一般人よりも多くの税金を支払い、それが生活保護受給者らに回っている可能性が高いことから批判される筋合いは無いといい、他人の言動を批判するなら生活困窮者を支援すればいいのではと論点のすり替えをしながら、謝罪する考えは一切ないとしていました。
それにも関わらず突然反省の態度を見せながら言動を謝罪したわけですが、現時点ではまだ心の底から深く反省しているようには見えず、多くの批判が寄せられたことで今後の活動に影響が及ぶ可能性が高いことから、早めに火消しを行ったようにしか感じられません。
また、あの発言はホームレスや生活保護受給者に対する知識不足、無知が招いたものだったと釈明していますが、それも一因とは思うものの、人に対する思いやりなどが著しく欠如した思想が大きな原因だと感じるので、その根底の部分が変わらない限り今後またトラブルが起こりそうです。
とりあえずDaiGoさんは今後、生活困窮者の実態を見聞きしながら理解を深めていくなど、何らかのアクションを起こして考えを改めていくつもりのようなので、実際に今後どういったことをしていくのかに注目したいところですね。