Crossfaithが活動休止。理由はギターDaikiの未成年絡みのトラブル。バンドの対応に問題ありツアーも中止

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Crossfaith

ギタリスト・Daikiさん(本名=小出大樹 37歳)の脱退を発表したメタルコアバンド『Crossfaith(クロスフェイス)』が、当面活動休止することや国内ツアー中止を発表しました。

海外でも人気があるCrossfaithは6月からヨーロッパツアーを行っていた中で、DaikiさんがインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)機能を使い、14歳の少女と個人的なやり取りをしていたことが発覚し、予定していた4公演の中止を決定、その後Daikiさんを28日付で“解雇”したと発表しました。

<↓の画像が、Crossfaithを脱退したギタリスト・Daikiさん>
Crossfaithのギター・Daiki

これに続いてCrossfaithは、Daikiさんと少女のやり取りが判明後のバンドサイドの対応にも問題があったとして、「今回の事態を極めて重大かつ深刻なものと受け止め、Crossfaithは当面の間、活動休止させていただく決断をいたしました。それに伴い、予定しておりました全ての公演につきましても、出演を中止とさせていただく運びとなりました。」「このたびの件でご迷惑、ご心配をおかけしたすべての皆様に、改めて心よりお詫び申し上げます。今後はこの問題と真摯に向き合い、誠実に歩んでいく事に全力を注いでまいります」と活動休止を発表し、国内ツアーのチケットは払い戻し対応するとしています。

<↓の画像は、Crossfaithのコメント全文>
Crossfaithが活動休止発表コメント全文

Crossfaithの公式X(旧ツイッター)とインスタグラムで、Daikiさんの問題が発覚した経緯を説明しており、6月18日にDaikiさんが海外の少女から送られてきたDMに返信し、Daikiさんは少女に「とても綺麗」「君に会いたい」「君はとても若いけど、とても成熟している。私は37歳だけど、問題ないと思う」などのメッセージを送っていました。

こうしたやり取りを少女の母親が確認し、Crossfaithとヨーロッパツアーで共演していたアメリカの人気バンド『Falling In Reverse』のロニー・ラドクさん(41)に母親がDMを送り、問題が発覚しました。

ロニー・ラドクさんが翌日に、Crossfaithのボーカル・Koieさん(本名=小家健太 37歳)に問題を報告し、Crossfaithとの共演拒否を告げ、問題への対応を要求しましたが、Crossfaithサイドは問題の重大性を認識していなかったため、Daikiさんをクビにすることなく活動を継続していました。

すると、ロニー・ラドクさんがSNSで告発動画を投稿し、Daikiさんと少女のDMなども証拠として公開したことで大騒動に発展し、Crossfaithはヨーロッパツアーの中止を決定、続いてDaikiさんのクビを発表したという流れになっています。

当初、Daikiさんを擁護していたとして、ロニー・ラドクさんからも非難されていたボーカル・Koieさんも今回謝罪コメントを発表し、「自分の発言により、多くの皆さまに不信感を抱かせてしまい、本当にすみませんでした。Ronnieから情報提供を受けた時、長年の友人であるDaikiがそのようなことをしたとは信じられず、さらに『バンドを守らなければ』と感情的になってしまった結果、擁護する発言をしてしまったこと。実際のDMのやり取りを確認後も、Daikiの行為の重大性を認識できなかったこと。そのために即時解雇の判断ができなかったことについても、今となっては誤った判断であったと考え、深く反省しています」などと綴っています。

そして、Crossfaithの活動休止発表を受けてネット上では、

  • 最初の告発から秒でDaiki解雇してれば活動休止まではしなくてもよかったろうに…
  • 時間かけて仕切り直して下さい。待ってますから。
  • 私にとってcrossfaith以上のバンドなんて後にも先にも居ないんですよ。ちゃんと反省してまた最高の景色見せてくれると誓ってくれ
  • 解散じゃなくてほんとによかった。今年はフェスで久しぶりに観れると楽しみにしてましたが、また元気に復活してくれることを願ってます。
  • 解雇したから活動しても問題ないと思うけど、変わりのギターがすぐにはいないか……
  • この流れだとHer name in blood の再結成は幻に終わりそう
  • Crossfaith活動休止か…でも信じるしかない…この窮地から這い上がって新しいカッコいいCrossfaithになって戻ってきてくれることを願ってる

などの声が上がっています。

Crossfaithは2006年11月に結成し、これまで国内外でライブを中心とした活動を展開し、2014年にメジャーデビューしました。

Crossfaithのライブ映像

2022年9月にライブ活動を一時休止しましたが、半年後には活動再開を発表して昨年1月に、サポートメンバーだったDaikiさんが正式加入し、ワーナーミュージック・ジャパンから再びメジャーデビュー、7月2日スタートのドラマ『日本統一 東京編』(テレビ東京)の主題歌に、新曲『Paint The Target』が起用されることが今月発表されたばかりでした。

そして、ヨーロッパツアー終了後には国内ツアーをスタートさせる予定で、国内ツアーは『Dragon Ash』、『SiM』、『SHANK』、『キズ』とのツーマン形式となっており、それぞれのファン等の間で期待の声が上がっていたものの中止が決定し、7月にはライブ映像『OUR FAITH WILL NEVER DIE LIVE AT MAKUHARI』のリリースを記念してサイン会も開催予定でしたが、こちらも中止が決定しています。

これも全てDaikiさんの不適切な言動に加えて、Crossfaithサイドの初期対応に問題があったので仕方がないと思いますし、未成年絡みの問題を軽視するバンドだと明らかになってしまった以上は、今後しばらく海外での活動にも影響を及ぼすとみられます。

海外でも活動の幅を広げていた中で非常にもったいないですが、今回の対応を反省したうえで再発防止を図り、今後の活動などを通して信頼を回復できるように努めていってほしいです。

参照元
  • https://x.com/CrossfaithJapan/status/1939491702009675912
  • https://crossfaith.jp/news#news2089
  • https://wmg.jp/crossfaith/news/90122/
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