今年5月に、覚醒剤と合成麻薬「MDMA」を所持・使用し、覚醒剤取締法違反の罪で逮捕された歌手のASKAさん(本名=宮崎重明 56歳)は、その後起訴され一連の捜査が終結したことから、7月3日に保釈されて現在は千葉県内にある東京ドーム4個分という広大な敷地の更正施設で治療を行っています。
それから1ヶ月以上が経過し、ASKAさんはこの施設内でどのような生活を送っているのかが気になるところですが、26日発売の週刊誌『フラッシュ』がASKAさんと共にこの施設で治療を行っていた方に取材を行い、ASKAさんがどのような生活を送っているかが明らかとなりました。
同誌に掲載された同房者の話によると、ASKAさんは現在、施設の中の薬物依存・中毒専門科で治療をしており、そこで特別扱いされることなく4人部屋で生活しており、質素な病院食のような食事をASKAさんは残さず食べ、量が足りないのか、購買所でお菓子やパンを買うなど食欲は旺盛だといいます。
また、ほかの入所者からサインを求められ、快く応じているようで、テレビが置かれている談話室では自身の事件を報じるワイドショーを他の入居者と一緒にみていたそうです。
治療は1日2回の投薬、5時間にわたる更生プログラムの中の作業療法の時間には、作詞などの創作活動を行い、復帰への意欲を感じさせているそうで、運動は強制ではないものの、施設内でのウォーキングにいつも参加しているといいます。
これにネットでは、
- 意外にも普通な様子で驚いたわ。本当に薬物中毒者なのかと疑ってしまう
- 重度の薬物中毒者だってのはもしかしてガセなのかもな…
- ASKAがこんな事になってるなんて未だに信じられない…。中毒から抜け出してまたあの歌声を聴かせて欲しい
- この施設を退所した後はどうなるか分からないのに、テレビ観たり、サインに応じるとかずいぶんと余裕だな。
- これからが本当の戦い。家族に協力してもらい完全に更正してくれ
などのコメントがありました。
ASKAさんは重度の薬物中毒者であると報じられていたことから、禁断症状が発生し危険な状態にあるものだと思っていましたが、4人部屋で生活をしているとのことや、サインに応じたり自身のことを報じているワイドショーを観るなど、意外にも安定した精神状態にあるようですね。
先日、週刊誌『女性セブン』が報じた記事では、ASKAさんは窓も無い四畳半の個室で簡易ベッドにトイレが設置してあるだけの牢獄のような部屋だとし、そして入院患者同士が集まりテレビを観たり雑談が出来るスペースには、一度も姿を現わしたことが無く危険な状態にあるとしていました。
更にASKAさんと共に同じ病棟に入院する患者の妻の証言も掲載しており、夫からASKAさんの近況聞かされ、ASKAさんは個室に引きこもり状態で、看護師に付き添われながら廊下を歩くASKAさんのことを何度か目撃したそうなのですが、その時のASKAさんは握りこぶしをつくりながら、グッと肩を怒らせ全身が力んでいてブルブルと震えており、目はキッと一点を見つめたり、突然うつろになったりという状態で、そして下を向いてうめき声を上げながらゆっくりと廊下を歩いていたとして、これは末期的な薬物中毒者のレベルで、薬物を絶対に止めることは出来ないだろうと同施設内の患者からも言われているとしていました。
このように『女性セブン』が報じた内容は、今回『フラッシュ』が報じている状態とはかけ離れたものとなっていますが、これまでASKAさんは警察の取り調べに対しても素直に応じ、保釈の際もそこまで顔に変化が無かったことから、そこまで酷くない状態にあるかと思うのですが、果たしてどうなのでしょうか…。
ASKAさんの初公判は8月28日となりますので、7月の時と現在ではどのような変化が見られるかに注目ですね。