カリスマ的人気を誇るロックバンド『BUCK-TICK(バクチク)』のボーカル・櫻井敦司さん(さくらい・あつし 享年57)が、今月19日のライブ中に「脳幹出血」を発症し、救急搬送先の病院で数時間後に急死していたことが24日に公表され、多くのファンや布袋寅泰さん、LUNA SEA・SUGIZOさん、T.M.Revolution・西川貴教さん、GACKTさん等、生前親交があったミュージシャン達から死を悼む声が続々と上がっています。
そうした中で、元『CHAGE and ASKA』のASKAさんが自身のX(旧・ツイッター)で、「変だと思いませんか? 何かが起こってると思いませんか?」などと綴り、追悼の言葉もなく疑問を投げ掛け、これらの投稿を巡りネット上で物議を醸しています。
ASKAさんは、櫻井敦司さんの訃報が伝えられてから間もなくXを更新し、「みなさん、変だと思いませんか? 何かが起こってると思いませんか?」と投稿、これに対して一般ユーザーが「これは炎上してしまうだろうな」と反応すると、ASKAさんはその投稿を引用して「炎上した方がいい。様々意見が交わされ、または情報にもなる。」と記し、自身のブログでもここ最近続くミュージシャンの訃報に対する思いを綴っています。
<↓の画像が、元チャゲアスASKAさんのX投稿写真>
ASKAさんは【「もんた」さんに続いて「櫻井」くんか。】と題して、今月に入ってフォークグループ『アリス』の谷村新司さん(享年74)、シンガーソングライター・もんたよしのりさん(本名=門田頼命 享年72)、そして櫻井敦司さんが急死したことに触れ、「この感覚ってなんだろう。落胆や焦燥とは違う。恐怖? 世の中への恐怖? 自分の近しい人を、突然失ってしまうことになるかもしれないという恐怖? 『落ち着こう、心配ないよ』とは、決して言えない。事実、現実そうなってるじゃないか。僕たちは、恐怖の正体に勘づきながら、何もできないまま、大きなうねりの中に放り込まれてる。あまりにも続きすぎだよ。」
と綴っています。
続けて、「こんなに続くほとんどには、必ず理由が、いや、原因がある。やるせない。そう、恐怖と混在した気持ち。やるせなさだ。こんなに続くって変だ。今や、誰かが亡くなった時、警察や医師が『接種されてましたか?』と、聞くらしい。実際、ネットでは、そのように聞かれたという当事者が発信してる。現在、体調不良の方は、いったいどれくらいいるのだろう。恐怖だ。この国が恐怖だ。」
と綴っており、どうやら新型コロナウイルスのワクチン接種との因果関係を疑っているようです。
こうしたASKAさんの投稿に対してネット上では、
- ASKAさん……お伝えされたいことは分かりますが、まずはお悔やみの意かと……
- おかしいですよね 血管… 心筋炎とか… 多すぎる
- シャブを喰うと勘ぐりが酷くなる
- アスカさん、人の死を陰謀論を展開するのに使っては本当にダメだと思います
- 山崎まさよしさんも様子が変ですよね。ギターを間違え易くなったとか。エリック・クラプトンがワクチン接種後に、しばらく全くギターが弾けなくなった事があるので、気になっています。
- 私は絶対にアレのせいだと思っています。櫻井さんが二度目にコロナ感染した時もADEだと思っていて、危惧していた矢先のことでした。
最後までステージで唄おうとした櫻井さんがあまりに可哀想で…ワクチン推進する国を絶対に許さないです!! - うん、みんな変だと思ってるよ。何かが起こってる、って思ってますよ。ASKAさんが変になってしまって、ASKAさんの中でトンデモなことが起きてるんだろうな、って。
ファンは心配してるし、ファンをやめた人は嘲笑しています。とても残念なことです。 - ファンだけどこういうのはウンザリ。ASKAは歌を通してメッセージを伝えて欲しい。
などの声が上がっており、ファン等の間でも賛否両論となっています。
ASKAさんと言えば、2014年5月と2016年11月の2度にわたって違法薬物事件で逮捕され、2度目の事件に関しては尿から覚醒剤の成分が検出されたものの、最終的に嫌疑不十分で不起訴処分となりましたが、薬物使用による影響なのかは定かではないものの、被害妄想が激しくなっていると感じる言動が多々あります。
コロナ禍にも様々な言動で物議を醸し、新型コロナの治療薬として期待されるも、研究により効果が一切無いことが判明した「イベルメクチン」(商品名:ストロメクトール)の有用性を説き、ツアーメンバーたちに服用させていることを明かしていました。
その後、週刊誌『週刊女性』がこれを問題視する記事を配信したところ、「世の中は確実にイベルメクチンに目を向け始めてます。答えは簡単です。回復したという人があまりに多すぎるからです。」「イベルメクチンを飲んで死んだ人はいません。『偶然に』驚異の回復例ばかりです。」「僕の周りでは、自分で調べ、その驚くべき効果により服用している者が、たくさんいます。たくさんとは100人でいいですか?200人でもいいですよ。僕は答えられます。みんな助かっています。」
などと反論し、イベルメクチンの効果を強く主張していましたのですが、結局のところ同薬は新型コロナの治療効果が確認されませんでした。
そして、今度は櫻井敦司さん等の死を巡って、新型コロナのワクチン接種との因果関係を疑い、確かに2020年以降にまだ働き盛りの著名人の訃報は度々伝えられており、8月には90年代に熱狂的人気を誇ったヴィジュアル系バンド『Laputa(ラピュータ)』の元ボーカル・akiさんも52歳の若さで急死しています。
今年も複数の著名人が若くして亡くなっているのは事実ですが、それぞれ死因は異なりますし、新型コロナのワクチン摂取云々の話は憶測なども多く含んでおり、ASKAさんは現在も大きな影響力を持っているだけに、SNSやブログへの投稿はより慎重に行ってほしいですね。