芸トピ

元チャゲアスASKAがオゾン水生成機器に続き、AIスキャンでガン発見機器も開発。新型コロナウイルスの治療薬も巡り週刊誌とバトル

ASKAがイベルメクチンの新型コロナ予防・治療効果を強く主張。ツアーメンバーに強制は否定、週刊女性の報道に反論も…

元『CHAGE and ASKA』のASKAさん(アスカ 本名=宮崎重明 64歳)が、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の報道に猛反論しており、ネット上では様々な声が上がっています。

週刊女性PRIMEは、【ASKAがスタッフに勧める「効かないどころか危険」なコロナ予防薬、警告する医師には法的措置を検討か】と題して、ASKAさんがツイッターやブログなどで頻繁に、新型コロナウイルスの予防、治療薬として効果が期待され、世界中で研究が行われている抗寄生虫薬「イベルメクチン」(商品名:ストロメクトール)の有用性を説き、ツアーメンバーたちにも服用させていたことなどを伝えています。

<↓の画像は、ASKAさんのイベルメクチン関連のツイート写真>

しかし、週刊女性PRIMEの取材に応じた医療統計の第一人者で、新潟大学名誉教授の医学博士・岡田正彦さんは、イベルメクチンの効果を確かめる研究が行われ、これまでに様々な論文が発表されているものの、新型コロナの予防や治療に有用であるとする研究結果は、いずれも多くの疑念が生じるものだったとし、試験対象者数も少なく詳細なデータも記載されておらず、未完成の報告書しかないとしています。

また、世界的に権威ある医学誌に掲載された3つの論文では、いずれもイベルメクチンを投与してもしなくても差は見られないとの結論で、「飲んでも飲まなくても同じ。飲んでも何のメリットもない」と岡田正彦さんは語っています。

岡田正彦さんはさらに、ASKAさんは新型コロナの予防にもイベルメクチンは効果があるとしているものの、「予防できることを証明したデータは1つもありません。もし仮に予防できるとして、いつ飲むのか。いつ感染するかわからない。明日感染するかもしれないし、しないかもしれない。先ほど話したように強い副作用がある薬をずっと飲み続けるのか。予防のために飲むことは絶対にやってはならないことだと私は考えます。現状、効果は認められていませんし、極めてハイリスクです」と指摘しています。

週刊女性PRIMEはこの他にも、ツイッター上でASKAさんにイベルメクチンの効果に疑問を呈した医師に怒り、イメージを傷つけられたとして法的措置を検討していること、ASKAさんが「オゾン水生成機器」に続いて、「AIがスキャンをすることによって一発で体内にあるガンが見つかる」という機械を開発し、認可団体に承認を求めていることなどを伝えています。

そして、この報道に対してASKAさんは自身のブログで反論しており、【「週刊女性」も事実を語らなきゃね。】と題した記事では、「世の中は確実にイベルメクチンに目を向け始めてます。答えは簡単です。回復したという人があまりに多すぎるからです。」「イベルメクチンを飲んで死んだ人はいません。『偶然に』驚異の回復例ばかりです。」「週刊女性が否定の材料にした論文は、50億円で買収されて書かせられたことを研究員が告白しました。なぜ、そんな大金を使って『効果なし』と書かせたのか。これは、読まれた方が判断してください。いえ、想像してください。」「僕の周りでは、自分で調べ、その驚くべき効果により服用している者が、たくさんいます。たくさんとは100人でいいですか?200人でもいいですよ。僕は答えられます。みんな助かっています。」と、イベルメクチンの有用性を訴えています。

<↓の画像は、イベルメクチンの効果を訴えるASKAさんのツイート写真>

さらに、ツアーメンバーのイベルメクチン服用に関しても反論しています。

週刊女性PRIMEの記事では芸能プロダクション関係者が、「ASKAさん自身がツイートしているように、ツアーメンバーは全員イベルメクチンを摂取していたようです。“主役”がツアーのためと勧めるものを断ることができたスタッフはいなかったでしょう。」と語っています。

<↓の画像が、ASKAさんのツイート写真>

これに対してASKAさんは、「今回書かれた記事は嘘です。僕は、ツアースタッフに使用を強制していない。誰もが自分の身体です。不要不急中の最中、僕は多くの方と会い続けていました。それは、ここでも隠さなかった。必要なことだったからです。それをスタッフは見ていた。いくら僕が勧めても飲む飲まないは個人の判断です。ツアーレギュラースタッフ50人、僕らは第6波の始まりと共に全国を回りました。約4ヶ月間、誰一人感染者は出なかった。すごいでしょう?事実を語っただけです。『週刊女性』も事実を語らなきゃね。」と反論しています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

イベルメクチンが新型コロナの予防、治療に効くと主張している医師もおり、試験管内での実験ではイベルメクチンを2マイクロモルの濃度にすることで、新型コロナの増殖を50%抑えられるとの論文があるものの、実際にイベルメクチンを服用して同じ濃度にするためには、通常服用する量の数十倍を摂取する必要があり、もしそれだけの量を摂取した場合には副作用のリスクが格段に上がるといいます。

頻度は低いというものの、イベルメクチンの副反応として報告されているのは、肝障害、血小板減少、重度の皮膚・粘膜障害(スティーヴンス・ジョンソン症候群)、全身性血管炎、せん妄(突発性の精神障害)、不整脈、うっ血性心不全、異型肺炎、肝機能異常などで、大量服用による身体への悪影響が確認されていることから、世界保健機関(WHO)、アメリカ国立衛生研究所などの保健機関は、治験以外での使用は推奨していないとしています。

ブラジルなどの研究グループは、今年3月に過去最大規模の臨床試験結果を発表し、昨年3月~8月にかけて新型コロナの重症化リスクがある約1360人の感染者を対象に、発症から1週間以内にイベルメクチンを1日1回、3日間服用するグループと、プラセボ(偽薬)を服用するグループに分けて経過観察した結果、4週間以内に症状悪化で入院、もしくは救急外来を受診した患者数は、イベルメクチン服用グループが14.7%、プラセボグループが16.3%という結果で、他の解析方法でも効果が認められるような差はなかったとしています。

イタリアの研究グループが行った試験でも、感染者約90人を対象にイベルメクチンを5日間にわたり低用量服用するグループ、高用量服用するグループ、プラセボグループに分けて経過観察し、鼻腔内のウイルス量の測定などを行った結果、3グループのウイルス量に有意差が無かったほか、臨床経過にも違いがみられなかったとのことです。

こうした研究結果や大量服用による副反応リスクなどから、イベルメクチンの使用は推奨されていないわけですが、ASKAさんはそれでもイベルメクチンの効果を信じて疑わず、医療関係者ともバトルを繰り広げています。

これに対してASKAさんのファンからも呆れ声が上がっていますが、ツイッター上での言動、週刊女性の報道に対する反論を綴ったブログなどを見る限り、今後いくらイベルメクチンの効果が認められないとの研究結果が出たとしても信じることはなさそうですね。

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