多国籍バンド『ALI(アリ)』のドラム・KAHADIO被告(本名=白井カディオ 29歳)が、還付金詐欺事件に関与した疑いで逮捕され、14日に起訴されたことを受けて、バンドから脱退するとともに、『ALI』も無期限活動休止となることがバンドの公式サイト上で発表されました。
<↓の画像が、『ALI』のドラム・KAHADIO被告の写真>
『ALI』の公式サイト上では所属事務所『Alien Liberty International』が、「ドラムス担当Kahadio(本名・白井カディオ)が逮捕されたことにつきまして、ファンの皆様、関係各所の皆様へ多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。本日、2021年5月14日に起訴されたことを厳粛に受け止め、白井カディオとのマネジメント契約を解除し、白井カディオはALIから脱退とすることとなりました。」
と、バンドからの脱退を発表しています。
<↓の画像が、ドラム・KAHADIO被告の脱退発表コメント写真>
また、「元メンバーのKahadioが起訴されたことを受けまして、弊社所属バンドALIは無期限に活動を休止することをご報告いたします。応援してくださっているファンの皆さま及び、関係者の皆さまには心より深くお詫びを申し上げます。」
と、バンドも無期限活動休止となることを報告、謝罪しています。
<↓の画像は、『ALI』無期限活動休止発表コメント写真>
KAHADIO被告は4月に、還付金詐欺の被害金をATMから引き出したとして、警視庁田園調布警察署によって、電子計算機使用詐欺と窃盗容疑で逮捕されました。
逮捕容疑は今年3月に、「医療費の過払い分を還付します」と持ちかける手口(還付金詐欺)によって、騙し取られた現金数十万円をATMから引き出した疑いで、KAHADIO被告はいわゆる「出し子」の役割を担っていました。
その後4月23日には、別の還付金詐欺で振り込ませた現金約231万円を、ATMから引き出したとして同容疑で再逮捕され、KAHADIO被告は取り調べに対して「何らかの犯罪に関わるとは思っていたが、詐欺とは知らなかった。他にも何件かやった」などと供述していました。
そして、KAHADIO被告が起訴されたことを受けて『ALI』からの脱退、さらにバンドの無期限活動休止が発表され、さらにバンドが所属するレコード会社『ソニー・ミュージックレーベルズ』は、CD・映像作品の出荷停止や店頭在庫の回収、音源・映像のデジタル配信を停止することを発表しており、バンドの公式YouTubeチャンネルにアップされていたミュージックビデオなども全て非公開となっています。
これらの発表を受けてネット上では、
- ALI活動休止でやるせない。まじで
- ALIこんなんで活動休止まじでもったいなさすぎる
- せっかく売れるチャンスを掴んだのにな
- やってることが完全に反社 よくデビューさせたな
- そういうバックとの付き合いがどっぷりだったんだろな 普通なら有名になりかけだから断ったりするのに
- ALI活動休止なの…解散しなかっただけ良かったとは思えないな…
- おクスリとかだったらともかく詐欺の出し子じゃなあ
- そんじょそこらの不祥事と訳が違うもんな 正に筋金入りの本格派
- メジャーデビュー即退場は笑わせてくれる 呪術廻戦のEDテーマなんて恵まれすぎてるのに
などの声が上がっています。
KAHADIO被告がドラムを担当していた『ALI』は、昨年11月にメジャーデビューしたばかりで、メジャー1発目のシングル『LOST IN PARADICE feat.AKLO』は、人気漫画『呪術廻戦』のアニメでエンディングテーマに起用されたほか、メジャーリーガー・大谷翔平選手が打席に立つ際の音楽としても使用されるなどし、大きな注目を集めることになりました。
また、今年1月にはボーカルの今村怜央さん(いまむら・れお 別名=LEO 34歳)が、『E-girls』の元メンバー・藤井萩花さん(26)との結婚を発表し話題になりました。
そして、今年4月からスタートしたアニメ『すばらしきこのせかい The Animation』のオープニング曲に、新曲『TEENAGE CITY RIOT』が使用される予定でしたが、放送開始直前にKAHADIO被告が逮捕されたことで楽曲の使用が中止となりました。
『ALI』はまさにこれからというタイミングで、KAHADIO被告の逮捕により無期限活動休止となり、バンドメンバーたちは非常に大きなショックを受けているとみられますが、また新たなドラマーを探して再出発を図ってほしいものです。