9代目ピーターパン役の女優・唯月ふうか「左眼窩底(がんかてい)吹き抜け骨折」の重傷で入院…稽古中にスタッフのミスで事故

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唯月ふうか

舞台を中心に活動している女優の唯月(ゆづき)ふうかさん(本名=川上桃子 19歳)が16日、主演ミュージカル『ピーターパン』の舞台稽古中に「左眼窩底(がんかてい)吹き抜け骨折」の重傷を負い、現在入院中であることが17日に明らかとなりました。

所属事務所『ホリプロ』の発表によると、唯月さんは大阪・梅田芸術劇場で舞台稽古を行っていた16日20時半ごろ、ワイヤーアクション中に高さ3メートルの宙吊りの位置から逆さまの状態で降下し、高さ1メートルの位置で止まるはずだったものの、舞台スタッフの操作ミスによってそのまま床に落下

唯月さんは顔面を強打し、救急車で大阪市内の病院に緊急搬送されたそうなのですが、17日に精密検査を行ったところ、眼窩底吹き抜け骨折と診断され、そのまま入院することになり、17日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで行う予定だった2公演の中止が決定しました。

ミュージカル『ピーターパン』の公式ホームページ上では、「梅田芸術劇場メインホールにて8月17日(水)11時開演、15時30分開演を予定しておりましたブロードウェイミュージカル『ピーターパン』大阪公演は、ピーターパン役の唯月ふうかが舞台稽古中の負傷により、やむなく中止させていただくことになりました。お客様には、大変なご心配とご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。」と報告。

また、「チケットの払い戻しに関しましては、詳細が決まり次第、梅田芸術劇場・ホリプロホームページにてお知らせいたします。何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。」と発表しています。

唯月さんは小学生の頃から芸能活動をスタートし、アイドルグループ『3B junior』、『momonaki』などの活動を経て、2011年には「momo」という名前で単独メジャーデビュー。

デビューシングル『大好きだよ』は、NHK総合で放送されたアニメ『「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(略称:もしドラ)のエンディングデーマに起用されました。

その後それまで所属していた芸能事務所『スターダストプロモーション』を離れ、2012年に行われた『37thホリプロタレントスカウトキャラバン2012』で審査員特別賞を受賞し、ホリプロから「唯月ふうか」として再デビューを果たしました。

そして、2013年1月には、NHKれ続テレビ小説『とと姉ちゃん』で主演を務めている高畑充希さんの後を継ぎ、9代目ピーターパン役に選ばれ、今年で4年目となります。

また、小池徹平さんが主演で昨年上演されたミュージカル『デスノート The Musical』では、 弥海砂役を務めるなど、主にミュージカル女優として現在活躍しています。

そんな唯月さんが稽古中に負傷し、眼窩底吹き抜け骨折と診断されて現在入院中とのことなのですが、眼窩底吹き抜け骨折とは、ボールなどが眼に当たったりスポーツなどで眼を強打した際、眼の奥にある骨が骨折してしまうことを眼窩底骨折といい、主にボクシングやプロレスといった格闘技、野球やサッカー、ラグビーなどの球技で多く発生するケガとなっています。

また、眼窩底骨折で最も多いのが吹き抜け骨折で、最悪の場合、支配神経の損傷などによって眼球運動に障害生じる可能性もあるといいます。

ただの骨折程度であれば、時間とともに回復して仕事復帰も可能ですが、後遺症が現れる可能性もある重傷とのことや顔を強打したとのことから、ケガが治った後に仕事復帰出るのか心配になりますね…。

とりあえずは1日も早くケガが治ることを願うばかりで、ファンのためにもまた元気な姿を見せてほしいと思います。

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