昨年4月に、中学生時代の同級生だった田中シングルさん(24)とはまやねんさん(24)によって結成された吉本興業所属の新人お笑いコンビ「8.6秒バズーカー」は、「ラッスンゴレライ」や「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さーん」等というフレーズを繰り返すリズムネタで大ブレークすることになり、昨年12月にYouTube上にアップされた同ネタの動画再生回数は、29日現在で2670万回以上となっています。
- 【公式】8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』 動画(YouTube)
そして、同じくリズムネタで大ブレークしたお笑いコンビ・オリエンタルラジオが同ネタを完全コピーし、完成度の高さからより注目を集めていたのですが、3月頃からネット上で同ネタやコンビ名は広島への原爆投下を揶揄しているとの疑惑が浮上し、更にお2人に反日疑惑が浮上することになり、当初はこじつけだと冷めた目で見ている方が多かったものの、情報が増えていくにつれて真相は定かでは無いものの信じる方が増えていき、ネット上では8.6秒バズーカーに対する批判が殺到し、炎上状態となりました。
しかし、吉本興業側や8.6秒バズーカー側からこの件に対する説明は無くネット上では炎上し続け、批判が日に日に強まっている状況にあったのですが、21日に生配信番組に出演してやっと疑惑を完全否定しました。
ですが、疑惑を否定するのが遅すぎたことや、説明が不十分だったことから批判はやむことなく、現在でも炎上状態が続いている状況にあるのですが、8.6秒バズーカーのお2人が週刊誌『週刊文春』で疑惑を改めて否定、そして、吉本興業が威力業務妨害での告訴などを検討している事が明らかとなりました。
【以下引用】
このネット上の噂は本当なのか。大阪で舞台を終えた2人を直撃すると、田中がこう切り出した。
「マジでお願いします! 文春さんの記事でちゃんと本当の事を書いて下さい。もうめちゃめちゃですよ」
はまやねんが続ける。
「8.6秒は僕が走った50メートルのタイムなんです。こないだ1年ぶりに1人でもう一度走ってみたらタイムは8.66でした。衰えはなかったですね」「いや、お前がもう少し速く走れたらこんな騒ぎは起きなかったんちゃう? 8.6秒って中学生の女の子レベルや」(田中)
「最初は『アホやな』って呆れるだけでした。そんなんに一々反応するのもイタいじゃないですか? ただ、ネット配信番組で一度『違いますよ』と言ったんですけど、全然収まらない。
ファンの中にも真に受ける方もいますし、もし書き込みを見た広島の方が不快に感じたら僕らも申し訳がたたないですから……」(田中)
舞台を降りると素顔は寡黙というはまやねんがポツリと呟いた。
「家族が心配してるんです。こないだ父親から『色々言われてるけど、気にせず頑張れ』ってラインにメッセージが来て……」
「泣いた?」(田中)
「いや、感情は“無”やった。無の感情」(はまやねん)
「なんやねん」(田中)
【引用元:週刊文春WEB】
これにネットでは、
- 毎度のことだが具体的な反論無しの擁護記事だな
- 文春はtwitterの書き込みも聞けよ甘いなぁ。あれは言い訳できないだろ
- これはあれだ、告訴芸っていう新しい芸だ
- お笑いの会社ならこの件をネタにするとかギャグでかわしてみせろよ
- 偶然かもしれないが一致し過ぎてるわな。もっと丁寧に反論しないと力だけでは押さえ切れないぞ
などのコメントがありました。
『週刊文春』にこのような擁護記事を報じさせて火消しをしようとしているみたいですが、これは前回の生配信動画でも同様の事を語っており、コンビ名やネタに関してはこじつけの可能性が十分あるため、そこまで重要な部分ではありません。
それよりも批判される原因となっているのは、はまやねんさんが過去にTwitter上で「日本オワタ。中国と韓国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地ぷぎゃあ」、ブログ上で「世界の車窓本間おもろいわー まじ癒し 日本はクソって思える番組やから幸せ」と綴っていたこと、更に広島の原爆ドームの前でダブルピースで写真を撮影していたこと、8.6秒バズーカーの公式アカウントにて、芸人仲間たちとの写真付きで「8月6日になんか出来るようになりたいなー!」とツイートしていた事などで、これについてしっかりと納得のいく説明をしない限りいくら火消しをしたとしても批判がやむことはないでしょう。
(↓の画像が、問題のツイートやブログへの投稿写真)
そして、威力業務妨害での告訴等を検討しているとのことですが、そうした対応を取る前にまずはきっちりと説明をして、疑惑を晴らした方がいいのではないでしょうかね。