韓国出身の6人組男性アイドルグループ『2PM(トゥーピーエム)』のメンバー・Jun.Kさん(ジュンケイ 旧名=ジュンス 本名=キム・ミンジュン 30歳)が、飲酒運転によって警察に摘発されていたことが明らかになりました。
ソウル江南(カンナム)警察署の発表によると、Jun.Kさんは10日午前7時ごろにソウル市江南区の道路を飲酒運転しており、警察の取り締まりに素直に応じたというJun.Kさんの血中アルコール濃度は、免許停止レベルの0.074%だったとのことです。
そして、警察は道路交通法違反(飲酒運転)容疑でJun.Kさんを在宅起訴したとしています。
これを受けて『2PM』が所属する韓国の芸能事務所『JYPエンターテインメント』は13日に謝罪コメントを発表し、Jun.Kさんの活動を中止させるとしており、以下が事務所発表のコメント全文です。
「弊社所属のアーティストであるキム・ミンジュンの飲酒運転について心よりお詫び申し上げます。キム・ミンジュン本人も深く反省しており、今後の全ての活動を中止し、海外のパートナー会社とすでに契約が結ばれている日程についてのみ、相手の意思を尊重しながら活動ができるかどうか決定するようにします。弊社は芸能人の飲酒運転を予防するための対策として、定期的な教育と共に2014年から所属する全てのアーティストのために専属の代理運転業者を指定し、また代理運転の費用を事務所が全額支払う制度をとってきました。それにも関わらず、このようなことが起きたことに対して責任を痛感し、さらに効率的な予防策は何なのか考えて補足するようにします。改めて深くお詫び申し上げます。」
また、Jun.Kさんのコメントも公式サイト上で発表されており、「皆さんにこのようなことで文章を掲載することになり、誠に申し訳ございません。僕自身の一瞬の判断が愚かでした。飲酒運転がどれほど大きな過ちであるか知っていながら、このような失敗をしてしまった自分自身を振り返り、深く反省します。僕を信じて大きな愛をくださったファンの皆さんに、そして『2PM』メンバーに、失望させてしまったことを心からお詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
『2PM』は2008年より韓国、2010年から日本での活動をスタートさせ、2016年まで頻繁に日本でコンサートを開催するなどしており、日本でも人気のK-POPグループです。
<↓の画像は、2PMのメンバー写真>
そんな『2PM』のメンバー・テギョンさん(本名=オク・テギョン 29歳)が昨年9月から兵役に就いているため、グループの活動は一時休止状態となっているのですが、9日から韓国・平昌で開幕した冬季五輪『平昌五輪2018』のヘッドライナーショー(19日に開催)にテギョンさんらが出演することになり、それを知った『2PM』のメンバーたちがテギョンさんと一緒にステージに立ちたいと望んたことから、メンバー6人でステージに立つことが決定しました。
しかし、Jun.Kさんが飲酒運転で検挙されたことによって、6人が再び揃う姿は見られない可能性もありそうです。
<↓の画像は、現在兵役中の2PM・テギョンさんの写真>
『2PM』のメンバーでは、タイ人と中国系アメリカ人のハーフであるニックンさん(本名=ニチクン・バック・ホラウェーチャクン 29歳)が2012年7月24日に、飲酒後に車を運転してオートバイと接触するという交通事故を起こしています。
<↓の画像は、2012年に飲酒運転し事故を起こした2PM・ニックンさんの写真>
ニックンさんは、所属事務所のスタッフらとビールを2杯飲み、深夜2時半頃に宿舎へ帰る途中にバイクと衝突し、当時はニックンさんの血中アルコール濃度は0.056%で、Jun.Kさんと同様に免許停止レベルでした。
この事故を受けてニックンさんは謝罪コメントを発表し、それからしばらく活動も中止するという形になり、ファンを悲しませたのですが、それから約5年半後に再びJun.Kさんの飲酒運転が発覚し、それによって活動中止になってしまったというのは非常に残念です。