俳優・伊勢谷友介容疑者が自宅で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑で8日に逮捕されましたが、薬物などについて警察周辺を取材している担当記者の間では、女性ハーフタレントに薬物疑惑があり、捜査当局がマークしていたとの情報を夕刊紙『日刊ゲンダイ』が伝えています。
『日刊ゲンダイ』によれば、8月に実話誌『実話ナックルズ』が「ハーフタレントX ガサ入れされていた」との記事を掲載し、この報道が発端で大きな注目を集めることになったそうです。
『実話ナックルズ』は、女性ハーフタレントXの特徴について、「20代のハーフ」「モデル出身でデビュー直後からグラビアを席巻し、バラエティにも出演」「語学堪能の才女というイメージ」「マジメ」などと伝えていたとのことです。
この情報について事情通は、「女性のハーフタレントは何人もいますが、これだけヒントを並べられると、ある程度は候補が絞られます。スキャンダルどころか熱愛報道すら出たことがないマジメなタレントですから、驚く人は多いでしょう。」
としています。
ただ、「女性タレントの所属事務所の関係者が完全に否定している。そもそも、ナックルズ自体が捜査は空振りに終わったと報じているため、週刊誌も沈黙しています」
と語り、ガサ入れで肝心の“ブツ”が出てこなかったことで女性ハーフタレントXは逮捕を免れ、所属事務所も疑惑を否定したことにより、『実話ナックルズ』以外のメディアはこの情報を完全スルーしているといいます。
この報道に対してネット上では、
- これだけ芸能人が逮捕されているのに、芸能事務所や番組制作者が
事前に検査しないのは、実施した場合に「陽性」の人が多いからでしょうか。 - こういう記事見る度にマークしてんなら早く捕まえろと思う。そいつが無関係な人に薦めたり禁断症状で事件起こしてからじゃ遅い。
それともそんな結末を望んでいるのか? - 過去に交際していた女性芸能人や親交のあった人物を全員検査してみたら
- 芸能界っておかしいよな。捜査当局にずっとマークされていたような人物をドラマや舞台で使ってるんだから。
コメンテーターも後出しジャンケンみたいなコメントいらないよな - 一般社会じゃ、一度逮捕され有罪判決が出たら例え執行猶予付きだろうと、それまで通りの仕事についてそれまで通りの生活をするなんて無理。
だけど芸能界じゃ少し自粛すればまたテレビ出れるしそれなりに稼げる。
芸能界は甘すぎるんだよ。 - 芸能界って、クスリ繋がりか、宗教繋がりか、反社つながりがないと生き残れないとこなのかな
- 事後で「やはり」「そう思った」などのコメントをする芸能関係者がいる。
それぐらいの状態ならば所属事務所関係者も気付かないのか?検査しないのか?そして他に気づいた人いれば止めさせようとはしないのか?
芸能界って仲間仲間と言っておきながら、ライバルでもあるから冷たく薄情な世界なんだなと改めて感じた。
などの声が上がっています。
『日刊ゲンダイ』の他にも、ニュースサイト『TOCANA(トカナ)』も芸能界には他にも薬物疑惑がある人物がいると伝えており、ミュージシャン、国民的アイドルグループの元メンバー、数多くのヒット曲を生み出した人気女性歌手と夫の音楽関係者、大物演技派女優、マルチタレント等もマークされているとしています。
この中では、元国民的アイドル、演技派女優、マルチタレントの3人は厚生労働省管轄の麻薬取締部(通称:麻取、マトリ)にマークされ、ガサ入れも受けているとの情報を伝えています。
元アイドルは長年、覚醒剤使用を疑われていて自宅や関係先をガサ入れされたといい、他のメンバーが事務所退所を決定し話題になっていたころに、マトリの捜査を受けたとのことです。
しかし、ガサ入れ時には証拠が出てこず、体内からも覚醒剤などの違法薬物の成分が検出されなかったため、逮捕には至らなかったというものの、マトリはその後も情報収集を続けて逮捕を狙っているそうです。
続いて演技派女優は劇団出身で、高い演技力で様々な賞を受賞し、テレビや映画などに多数出演しているといい、この人物も覚醒剤の常習者疑惑があり、数年前に出演したドラマの撮影時に、異常な量の汗をかいたり、感情の起伏が激しく突然キレたり、泣きわめくなどの異変があり、これらは薬物使用によるものなのではと囁かれたといいます。
その後、昨年末に演技派女優の自宅にガサ入れが入ったそうですが、元アイドルと同様に証拠が出こなかったため、逮捕されなかったようです。
最後にマルチタレントは、「俳優、文筆とマルチナ才能を持ち、演技力などは高く評価され、映画やCM、ドラマなどに多く出演している」という人物で、電気グルーヴ・ピエール瀧さんが逮捕される前と後にガサ入れされたそうで、ピエールさんと同じくコカインを使用しているとの噂が長く芸能界では囁かれていたそうです。
この他にも、ドラマや映画、舞台、CMなどに出演し若者を中心に高い人気を得ている美形二世俳優も、MDMAを使用しているとの噂があるといい、雑誌の取材時に異常な発汗や行きつけの会員制バーで大暴れするなど、異常な言動がみられるとしています。
『トカナ』はこのように複数の芸能人に疑惑が浮上していることを伝えており、これらの情報はどこまで本当の話なのかは定かではありませんが、毎年のように大麻や違法薬物で有名芸能人が逮捕されている現状から、業界内にはまだまだ薬物依存者がいたとしてもおかしくありません。
今年も伊勢谷友介容疑者のほかに、歌手の槙原敬之さん、ラッパーの“MC漢(カン)”こと漢 a.k.a. GAMIさん、『Do As Infinity(ドゥー・アズ・インフィニティー)』の元メンバーで、ミュージシャン・音楽プロデューサーの長尾大さん、モデル・岡本至恩さん等が逮捕されており、年内にさらに逮捕者が出るかもしれないですね…。