宿泊していた群馬県前橋市内のビジネスホテルで、40代の女性従業員に性的暴行しケガをさせたとして、強姦致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太容疑者(22)の勾留期限を迎えた2日、前橋地裁が検察側の請求を認めて勾留期限の延長が決定し、最大で12日まで勾留されることとなり、検察が当時の詳しい状況をさらに詳しく調べることが明らかとなりました。
高畑容疑者は取り調べに対して、「女性を見て、欲求を抑えられなかった」と容疑は認めているものの、「企ててはいない」と計画性については否定しているのですが、「女性従業員が1人で当直をしているのを確認していた」という趣旨の発言をしているとの情報もあります。
また、高畑容疑者は「自分の部屋に歯ブラシを持ってきてほしい」と呼び出し、無理やり部屋に連れ込んで乱暴したとみられており、犯行後には逃げも隠れもせず何事も無かったかのように寝ていたということから、過去にも同じような手口で同様の行為をしていたのではないかと、余罪を疑われています。
<8月23日に逮捕された高畑裕太容疑者>
そうした中で8月30日発売の週刊誌『アサヒ芸能』は、高畑容疑者の余罪についての記事を報じており、大きな注目を集めています。
この記事では、別の被害者女性の知人が怒りの告発をしており、それによると高畑容疑者はまだ高校1年生で16歳だった当時、母親で女優の高畑淳子さん(61)の楽屋に顔パスで出入りするようになったといいます。
<高畑裕太容疑者と高畑淳子さん>
淳子さんが取締役も務める『劇団青年座』には付き人制度があり、看板女優である淳子さんには2人の付き人が付いていたそうなのですが、その内の1人である20代前半の女性が被害者となったといい、淳子さんがいない時に楽屋へ訪れた高畑容疑者は、いきなり女性をホテルに誘ったそうです。
この誘いを女性が断ろうとすると、「付き人が続けられなくなるよ」「付き人辞めたいの?」などと脅しをかけてきたといい、仕方なく女性がホテルへ行くと強引に性的行為に及び、高畑容疑者はこれに味を占めたようで、それ以降は度々楽屋に出入りして女性に同様の行為を繰り返したとのこと。
そして、青年座内で2人の関係が噂になると淳子さんは事情を聞くこともなく、「うちの裕太をたぶらかさないでください!」と付き人の女性を叱責したといい、このように息子の暴走行為を野放しにしていたようです。
これに対してネット上では、
- 泣き寝入りしている方もいるだろうから、徹底的に洗い出してほしい
- この記事は本当なのか?だとしたら、どうしようも無い親子だぞ。
- 子が子なら親も親だ
- 夜勤が一人であることを確認していたり…自販機で買える歯ブラシをわざわざ呼び出したり…用意周到だよね。余罪があっても驚かない
- ブレーキを掛けられる人がいなかったから、犯罪者になったそれだけの話。もしかしたら、同じようなことがたくさんあったけど、お金で握りつぶしていたのかもね。
などのコメントが寄せられています。
高畑容疑者が逮捕され、淳子さんが謝罪会見を行って以降、成人を迎えた子供の犯罪行為に対して、親が責任を負うべきなのかどうかについての議論が活発的に行われていますが、今回『アサヒ芸能』が報じている記事がもし本当だとすると、淳子さんにも大きな責任があり、自身の仕事にも影響が及んでしまっているのは致し方のないことかと思います。
淳子さんはこれまで4社のCMに出演していましたが、すでに『花王』は放送の休止をしており、『かどや製油』についてもCM放送の自粛を決定し、継続しているのは『KINCHO』と『日本生命』の2社のみ。
また、淳子さんは3日に放送されたバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にゲスト出演していたのですが、時折姿が画面に映るものの、発言シーンについては全てカットされるなどの編集が行われていました。
淳子さんは年内は予定通り芸能活動を続け、24日に開幕し12月4日まで上演される主演舞台『雪まろげ』には出演をすることも決定しているのですが、この仕事を終えた後は休業する意向といいます。
さらに、高畑容疑者が所属している芸能事務所『石井光三オフィス』には、高畑容疑者が事件を起こしたことで発生する賠償金を全て支払うだけの資金力がないと言われており、淳子さんが現在、東京・渋谷区代々木に建設している3階建ての豪邸については、違約金支払いのために売却する可能性が高いとみられ、他に渋谷区に事務所兼自宅、練馬区にも3500万円以上の物件を持っているそうなのですが、この3軒のうち1~2軒については売りに出すのではないかと言われています。
淳子さんは自他共に認める親バカとして知られていますが、もし高畑容疑者の異常性にもっと早く気づいてしっかりと対処をしていれば、このような事件を起こすことは無かった可能性がありそうですね。