強姦致傷容疑で逮捕されたものの不起訴処分となり釈放された俳優の高畑裕太さん(23)は、精神に不調をきたしていることを理由に、釈放後は埼玉県越谷市にある精神科急性期病院『北辰（ほくしん）』系列の心療内科病院『楽山（らくざん）』に入院しています。
この病院のゲストルーム（病室）は、高級ホテルの客室のような豪華さで、院内にはヒーリングスパ、トレーニングルーム、図書館、シアタールームなども備え、消灯時刻は22時であるものの就寝する必要はなく、個室内で音楽鑑賞やテレビ鑑賞が可能。
他の患者と一切顔を合わせること無く診察室に行けるという配慮もされているといいます。
週刊誌『女性自身』によると、入院は紹介制のみとなっており、誰でも入院出来るわけではなく、病院の理事長がやり手で政界とのパイプも太いことこから、国会議員がリフレッシュ目的でお忍び入院することもあるとのこと。
ここまで高級ホテル並みの設備が整っている病院は全国でもここだけで、「日本一の病院と言ってもいい」と埼玉県内の精神科医が語っています。
母親で女優の高畑淳子さん(61)は9日、主演舞台『雪まろげ』の稽古を都内で終えた後に病院に駆けつけ、10日はオフだったことから病院に泊まっていたのですが、これは物議を醸しネット上では、「呆れ果てた どこまで甘やかすつもり」「この親子気持ち悪い」「過保護過ぎる」などと批判が殺到していました。
淳子さんは息子を溺愛し、親バカエピソードをテレビ番組でも度々披露していましたが、成人した今でも全く変わっておらず、呆れている人も多いそうなのですが、20日発売の週刊誌『週刊女性』によると、淳子さんの親バカぶりはまだまだおさまらず、「彼の芸能界復帰を強く望んでいるようなのです」と芸能プロダクション関係者が語っています。
淳子さんは高畑さんが逮捕された後に行った謝罪会見で、高畑さんの芸能界復帰について質問されると、「してはいけないことだと思います」とはっきりと答えていましたが、不起訴処分となって一応は無罪となり、被害女性との示談も成立して状況が大きく変わりました。
そのため、淳子さんが翻意して高畑さんの復帰を望んでも不思議ではないとのことなのですが、芸能ジャーナリストの佐々木博之さんは、「「芸能人、特にテレビに出る人はイメージが大切です。たしかに無罪にはなりましたが、お蔵入りになった番組や映画、CMもあり、たくさんの人に迷惑をかけました。」と指摘し、事件の影響で高畑さんのイメージもかなり悪化してしまったことから、テレビ復帰は難しいと語っています。
その一方で、佐々木さんは復帰の可能性はゼロでもないといい、舞台や単館上映しかされないような映画、またVシネマなどへの出演については世間の抵抗も少なく、俳優としての活動は難しかったとしても、これから裏方の勉強をして、演出家や脚本家として成功する可能性もあるといいます。
そして、高畑さんの仰天復帰プランが囁かれているといい、淳子さんが所属し、取締役も務めている『劇団青年座』で最終的には仕事をさせようと考えているそうで、一連の騒動を起こしたことによって、各スポンサー、テレビや映画の関係者に多大な迷惑をかけたことに対して深く反省しているという姿勢を見せるため、受け入れてくれる禅寺を探しているといい、四国八十八か所巡りなども考えているのではないかという話もあるようです。
なお、この件について青年座に問い合わせたところ、「そんな話は聞いておりません」という回答だったとのことなのですが、この話に対してネット上では、
- 一部報道では、通報者が暴力団組員だったってあったな。それなら、美人局ってことになるだろうけど、さすがに美人局を証明することは難しいから復帰は無理でしょ。世間的には、強姦したって事実認定されてしまっているから。
- 復帰をしたいなら、真相究明が必要。本当に無罪なら、示談ではなく裁判で争えば良かった。強姦だった、美人局だったといろんな報道が出てるけど、現状ではイメージも何も“信用”が出来ない奴を使う所があるのか？
- あれだけ悪いイメージついたらどこからも需要がないでしょう。頭の悪い彼が演出家や脚本家で成功なんてできるわけない。
- 自立させるのが理想だけど、これだけ目立ったら、他に職もつけないだろうし、仕方ないのかも。
- もうタレントは止めた方がいいと思う。一度自分の力で生きる苦労を経験した方がいい。でないと、この先老いた母を支える事はできない。
- 一般社会に出されても迷惑だし、会社員は無理だろう。自分の目の届く所に置くのは、親として子供を監視する意味もあるかもね。放し飼いされても、困るよ。
- この状況を見てると、上沼恵美子が『過保護が服着て歩いてる』って言ってたのは当たってたと痛感する
などのコメントが寄せられています。
所属事務所『石井光三オフィス』に契約解除され、現在はフリーの高畑さんの今後については、他のメディアも青年座が面倒を見ることになるだろうとニュースサイト『日刊サイゾー』も報じており、高畑さんは青年座の顔ということから、もしそれが嫌でも周囲は強く言えないといいます。
果たして本当に、芸能界に復帰するのかどうかは定かではありませんが、強姦致傷で一度は逮捕され、被害女性との間で示談が成立、不起訴処分にはなったものの、無罪が証明されたというわけでもなく、世間の見る目は完全に変わってしまったことから、今後も一生俳優として活動をしていきたいなどといった強い気持ちが無いのであれば、別の仕事を考えた方がいいのではないかと思いますね。
高畑さんはしばらく入院するといい、年内にも退院するのか、来年になるのかは現時点では明らかに放っていないのですが、どのような道を選ぶのかに注目したいところです。