俳優・タレントの高島忠夫さん(88)と女優・寿美花代さん(87)の長男・高島政宏さん(53)と次男・高嶋政伸さん(52)が、しばらく共演NGになっていると4日発売の『女性自身』が報じています。
記事では髙嶋政宏さんを昔から知る芸能関係者が高嶋兄弟の不仲を明かしており、「最近、高嶋政宏さんと高嶋政伸さんとの関係がうまくいっていないのです。以前は共演もありましたが、いまでは“兄弟で”という出演オファーがあっても、2人とも頑として受け付けません。また2人は同じ芸能事務所に所属していますが、仕事関係者たちも事務所やテレビ局などでニアミスしないよう細心の配慮を払っている状態です」
と語っています。
高島ファミリーは老舗芸能事務所『東宝芸能』に所属しており、かつては家族4人でファミリーコンサートを開催したり、テレビ番組などに出演するなどし、2013年1月には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に兄弟で出演、同6月放送の特番『カスぺ!独占密着 真実の高島ファミリー』(同)で寿美花代さんが高島忠夫さんを介護する様子などを披露し、兄弟2人が実家を訪れて歓談する姿などもありました。
しかし、それ以降は高嶋兄弟の共演が一切無くなったほか、特番後は高島忠夫さんと寿美花代さんも公の場には姿を見せなくなり、夫婦は東京都内にある住宅地で生活しているものの、2人の姿は全く目撃されていないといい、現在は定期的に医師やヘルパーが交代で家に出入りするばかりだそうです。
ちなみに、高島忠夫さんは暴飲暴食が原因で1970年代半ばに糖尿病を患い、1998年には重度のうつ病を発症、これによって芸能活動を一時休止したものの、徐々に仕事を再開して2007年に完全復帰を果たしましたが、パーキンソン病を発症して2010年には不整脈により心臓にペースメーカーを取り付ける手術を受け、現在も自宅で闘病生活を送っています。
一方の寿美花代さんは、献身的に高島忠夫さんを支えていましたが、すでに80歳を超えていて自身も介助が必要な状態になっているようで、2015年に高嶋政伸さんが14歳年下の女医と再婚したものの、結婚式などは行われませんでした。
<↓の画像は、2006年撮影の高島ファミリーの写真>
2018年5月には『週刊女性』が高嶋政伸さんに直撃取材を行っており、現在の両親の状態について話を聞くと、「1週間に1回、お医者さまに訪問してもらい、体調を診てもらっています。でもカレーとかステーキとかも食べるし、普通に暮らしていますよ」「ホームヘルパーさんに1週間を3人交代で入ってもらい、主に生活援助をしてもらっています。僕たちがいろいろ調べて、介護保険の範囲内でお願いできる訪問介護のサービスを見つけて利用するようになりました」「食事の準備やあと片づけ、掃除や洗濯など家事全般をお願いしています」
などと答えており、外を出歩くことはほとんど無いようですが、訪問介護を受けながら普通に生活しているそうです。
両親は現在このような状態になっているそうなのですが、一方で高嶋兄弟の関係が悪化しているという不仲説、さらに同じ事務所に所属しながら共演NGの噂が浮上しており、テレビ局関係者は高嶋政宏さんと高嶋政伸さんについて、「この数年ほど政伸さんのインタビューでは兄・政宏さんに関する質問がNG、また逆に政宏さんの取材では弟・政伸さんの話題がNGとなっています。そのように兄弟間に“断層”が生じたのはご両親の体調が悪化し、姿を見せなくなった時期とも一致しています。2人ともすでに80代、老親の介護問題が兄弟間の距離を広げたのでしょうか……」
と語っています。
こうした証言を得た『女性自身』の取材班は、5月上旬に高嶋政伸さんに直撃取材を敢行し、高嶋政宏さんとの確執や共演NGなどについて聞くと、「(兄弟確執に関しては)僕はそんなことはないと思いますよ」と否定し、両親の介護に関して食い違いは?という問いには、「介護については家族間で話し合っています。兄の意見にはすべて従って、分担しています」と明かしており、2013年から兄弟共演が無い理由については、「それは(私の意向ではなく)単純に事務所の方針だと思います」と答えています。
<↓の画像は、『女性自身』の取材に応じた高嶋政伸さんの写真>
高嶋政伸さんは兄弟の確執を否定した上で、事務所の方針で兄弟共演がNGになっていることを明かしているのですが、一方の高嶋政宏さんも直撃取材に応じ、「政伸と確執?いやぁ、そんなことはないのですけどねぇ……。共演がないことについてですか?確かに昔は(共演も)ありましたよ。でも兄弟って本当に色々難しい。ぶっちゃけ、兄弟では共演とかもやりにくいですよ。事務所の方針というよりは、身内はやりにくいということだと思います」
と説明しています。
<↓の画像は、『女性自身』の取材に応じた高嶋政宏さんの写真>
高嶋政宏さんはこの時点で、高嶋政伸さんも直撃取材を受けたことを知っていたそうなのですが、直接本人からその時のやり取りを聞いた様子ではなかったといい、「政伸は(取材に)『介護方針はすべて兄に任せています』なんてお答えしたようですが、なんで僕が全部決めているみたいなことを言ったのか……。両親の介護なんて、僕ら兄弟にとっても生まれて初めてのことなんです。だから方針を決めるも何も、アワアワしながらやっているような感じなんです」
と政伸さんの発言を否定しています。
また、兄弟間ではどれほどの頻度で連絡を取り合っているのか聞くと、「(政伸の)奥さんとはよく取っています。でも僕も政伸も2人とも忙しいので、(兄弟では)あまり……。両親の体調ですか?父は寝る時間が長くなっていますけれど、母はまだ動けていますね」
と答えています。
そして、『東宝芸能』にも高嶋兄弟の共演NGについて取材したところ、「兄弟でもキャラクターが異なりますので、共演をさせないというのは事務所の方針です。兄弟仲が悪いから、ということではありません」
という回答があったそうです。
この報道に対してネット上では、
- 余計なお世話だよ…
- 事務所の回答がすべてだという気がする
- 普通の男兄弟、こんな感じでは?
- 若貴さんみたいなことは無さそうだ。それより老老介護が心配。
- 俺も兄弟仲は悪くないと思ってるけど、ほとんど話しはしないかな
- 親の介護が兄弟仲を悪化させることはよくあること。施設に入ってなくて、自宅でとなると尚更。介護で絆が強くなる兄弟のほうが数少ないと思う。
- 干渉しない兄弟なら、こんなもん。わたしも基本的には兄に従うし、兄なら常識あるから不満もないから、マメに連絡とるような感じじゃないけど同じように言って立てる意味でいうかもしれないなぁ。
などのコメントが寄せられています。
高嶋政宏さんは明るい性格で、バラエティ番組などでは大好きな音楽について熱いトークをしたり、自身の性癖など下ネタも披露したりしている一方、高嶋政伸さんはどちらかというと繊細、神経質そうな印象があり、兄弟でも性格が全く違うように見えます。
そうしたこともあり、6年前から兄弟の共演が無いという話を聞いてもそこまで驚きはないですね。
それぞれ俳優として活躍していることもあって、共演機会が無いというのも不思議ではないのですが、プライベートでもほとんど連絡を取らないとのことから、兄弟の仲はあまり良くないのは事実なのかもしれないですね。
ニュースサイト『日刊大衆』によれば、『東宝芸能』は徹底して2人を近付けさせないようにしているそうで、事務所関連のイベントや懇親会の場などでも、絶対に鉢合わせ無いように調整しているといいます。
こうした話を聞くと高嶋兄弟の関係はかなり悪いんだろうと感じるものの、現時点では特にトラブルも起きていないことから問題視することでも無さそうで、引き続き兄弟ら家族で力を合わせて介護を頑張ってほしいです。