元俳優の高知東生容疑者(本名=大崎丈二 51歳)が6月24日、覚せい剤や大麻などを所持していた疑いで、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(通称:麻取、マトリ)に現行犯逮捕されましたが、妻で女優の高島礼子さん(51)は任意で麻取から事情聴取を受けるとともに、尿検査を受けたことを先日行った会見で明らかにしていました。
この結果については数日後に出るとの事だったのですが、4日に所属事務所『太田プロダクション』が、「先日の会見で高島礼子がご報告いたしました検査について、結果は陰性、つまり高島礼子から薬物反応などは一切出なかったと麻薬取締部から連絡を受けました」という結果が出たことを発表しました。
高島さんは6月30日に京都市内のホテルで会見を開き、涙ながらに騒動を謝罪するとともに、高知容疑者と暮らしていた東京の自宅からも、薬物が入っていたとみられるパケ(ポリ袋)、ストロー1本が押収されていたため、「私自身も(高知容疑者と)一緒に暮らす者として、事情聴取と検査を受け、先ほど終わりましたのでよろしくお願いいたします」と事情聴取と尿検査を行ったことを明かしていました。
そして、この結果を受けてネット上では、
- 当然なんだけど…ほっとした…
- やっぱりあの会見は演技じゃないよね。証明されてよかった
- この対応が普通だよな。夫・高相祐一の逮捕から行方が分からなくなったのりピーは、今思うとやっぱり変な行動だったな。
- とりあえず、よかった。高島さんはあんなだめ男とは離婚すべき。
- 当然だろうね、マスゴミ的には面白くないんだろうけど
- 見るからにして全くそんな風じゃないもん。高島さん。潔白が証明できて安心
- 高島礼子さんに限らず、芸能人一斉に検査したらどう?
などのコメントが寄せられています。
高知容疑者と高島さんはおしどり夫婦と呼ばれ、自宅からも薬物関連の証拠が押収されているとのことでしたが、高島さんの振る舞いなどから薬物を使用しているようには見えないため、今回の結果には納得です。
この検査結果を受けてネット上の反応を見てみると、芸能界で一斉に薬物検査を行ったほうがいいといった声が多く上がっているのですが、爆笑問題らが所属する芸能事務所『タイタン』では2014年に薬物検査の実施を表明し、それ以降は毎年抜き打ちで薬物検査をしているといいます。
この検査をやるようになったきっかけは、爆笑問題の元マネージャーが2013年に覚せい剤取締法違反で逮捕されたことにあり、このマネージャーは2012年11月に自動車事故を起こして解雇され、翌2013年に逮捕されており、裁判では2010年頃から常用していたことが明らかになり、薬物検査を行うようになったとのことでした。
ちなみに、この検査は保険がきかないことから、1人あたり2万円の検査料がかかるいといい、タイタンの太田光代社長は「だから、一般企業も含めて全社に義務づけたらいいんじゃないですか。そうすれば保険も適用されるでしょうし」と持論を展開していました。
さらに、ナインティナインの岡村隆史さんもラジオ番組にて、芸能界全体で薬物検査を行った方がいいと主張し、「まだまだおるでたぶん。ホンマに。おると思うねん」「同じ芸能界に居てて。芸能界っていうのが薬物汚染みたいになってると思われるのがすごい嫌やし」と語っていました。
この意見には、歌手・タレントの和田アキ子さんも賛同しており、3日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で岡村さんの意見に賛同した上で、自身が所属する『ホリプロ』について「これは抜き打ちで。率先してやるみたいですよ」と、薬物検査を行う方向になっていることを明かしていました。
全ての事務所で薬物検査を行うのは中々難しいものがあるのかもしれませんが、有名人による薬物スキャンダルが相次いでいることから、あの人もやっているんじゃないだろうかと世間も疑心暗鬼となっており、出来れば大手の芸能事務所は抜き打ちでの検査を行い、芸能界の悪いイメージを少しずつ払拭していってほしいものです。