教養番組『香川照之の昆虫すごいぜ！』（NHK Eテレ）や、朝の情報番組『THE TIME,』（TBS系）の金曜司会を担当するなど、幅広く活躍している人気俳優・香川照之さん（別名＝市川中車 56歳）が、銀座のクラブホステスに対する性加害で裁判沙汰になっていたことを24日発売の週刊誌『週刊新潮』に報じられ、ネット上で物議を醸しています。
週刊新潮によれば、香川照之さんは銀座の高級クラブに度々出入りし、ホステスの胸を触るなどのセクハラ行為も珍しくなかったそうなのですが、2019年7月5日に初めて訪れたという銀座8丁目の高級クラブの個室で、30代のホステスにわいせつな行為などを繰り返したといい、それが原因でホステスは「PTSD（心的外傷後ストレス障害）」を発症したとして、2020年5月にクラブのママまでを民事提訴したとのことです。
ただ、損害賠償請求は昨年に取り下げられたそうなのですが、訴状では香川さんの様々な問題行為が明らかにされているとしています。
訴状には、「訴外香川の隣にいた子が席を外したため、その席に原告が移動したところ、突然、訴外香川は、原告の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取った。剥ぎ取られたブラジャーは、被告及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた」「そして、訴外香川は、原告にキスし、服の中に手を入れ、原告の乳房を直になでまわしたり揉んだりして弄（もてあそ）んだ」
などと記されているとしています。
セクハラ被害を受けたホステスは、他の従業員の助けを受けて個室から一度出たものの、忘れ物をしたことで取りに戻ったところ、香川照之さんに手を引っ張られて再び隣に座ったところ、またしても下着を剥ぎ取られたほか、香川さんが若手の歌舞伎俳優とビデオ通話を始め、その時の様子を映すといった行為に及んだそうです。
こうした香川照之さんの行為は他の客にも知られることになり、ホステスは顔見知りの客からも心配され、酷く恥ずかしい思いをしたとしています。
週刊新潮は現場に居合わせたホステスに取材を行い、当時の香川照之さんの様子を聞いたところ、「それほど酔ってはいらっしゃらず、会話もしっかりしていました。人気俳優然としてふんぞり返ったりせず、とにかく陽気に盛り上げ役に徹していたのですが、徐々に様子がおかしくなりまして」「同席したママの髪を撫で回し、ヘアピンを次々と外し始めた（中略）ホステスのドレスに手を突っ込んで脇を触り、匂いを嗅ぐことも」
と明かしたとのことです。
被害者の美麗さんに対しては、下着を取って胸を触ったり、キスするなどしていたといい、週刊新潮はこうした証言も受けて、香川照之さんの所属事務所『LOTUS ROOTS（ロータス・ルーツ）』に何度も取材を申し込み、社長にも直接取材を申し込んだそうですが、回答が得られていないとしています。
そして、香川照之さんの性加害報道を受けてネット上では、
- これ事実なら結構ショック
- これは無いわ…。ただただ気持ち悪い。この人好きな俳優さんだっただけに心底ガッカリしてる。何でこんな事したのか
- 触るとかより下着とかの匂い嗅ぐってのが気持ち悪い…
- お店側も女の子も対応次第ではここまでならずに済んだとも思うんだよねぇ
- カマキリ先生最悪
- カマキリどうなるんだ…おもっきし子供番組じゃん
- 役が上手いと思ってたけど素だったのか
- 悪事はドラマや映画の中だけにしておくれ…
- 事実なら責任重大だと思う。梨園いよくある芸の肥やしみたいなことはして欲しくなかった
などの声が上がっています。
香川照之さんが、銀座のクラブに通っているとの情報は週刊誌などに度々報じられており、2018年9月には『女性自身』によって、銀座の高級クラブに勤務する30代前半の人気ホステスとの熱愛が報じられています。
その後2020年12月に同誌は、大きな目とふっくらとした唇が印象的な30代と思しき新恋人との同棲を報じるなど、2016年末に離婚して以降、女性関係の話も定期的に出ていたのですが、その裏でホステスに対するセクハラで裁判沙汰になっていたというのは衝撃的ですね。
＜↓の画像は、2020年に『女性自身』撮影の香川照之さんと恋人の写真＞
すでに訴えは取り下げられているとのことで、協議の末に和解に至ったのではないかと思いますが、こうした問題が表沙汰になってしまったのは痛手で、今後の仕事に大きな影響を及ぼすかもしれません。
香川照之さんは現在、竹内涼真さん主演ドラマ『六本木クラス』（テレビ朝日系 木曜21時）に出演中で、11月18日公開の映画『宮松と山下』では主演を務め、他にも子供向け番組の『香川照之の昆虫すごいぜ！』や情報番組『THE TIME,』、さらに『KINCHO』『日本食研』『東洋水産』『キリンビール』『トヨタ自動車』など、大手企業のCMにも数多く出演しています。
ネット上では香川照之さんを擁護する声も多く上がっており、週刊新潮の報道を巡っては賛否両論となっていますが、過去のトラブルが表沙汰になったことで、今後どのような対応をするのか注目したいですね。