俳優・香川照之さん(別名=市川中車 57歳)が26日、代表を務める『アランチヲネ(ARANCIONE)株式会社』の公式サイト上で声明を発表し、昨年報じられたクラブホステスに対する性加害問題を改めて謝罪した上で、今後の活動について言及しています。
香川照之さんは声明の冒頭で、「これまで直接のメッセージをお届け出来ておらず、本当に申し訳ございません。まずは、沢山の方々にご心配やご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。」
と謝罪しています。
続けて、「昨年の報道の後、私をとりまく環境は大きく変化いたしました。しかし、今では、自分自身を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるよい機会をいただいたと感謝しております。私には、天から与えられたこの命があります。それはとても幸せなことです。そしてそれだけで、充分幸せなことだと思っています。」
と綴っています。
そして、「この命を何に捧げるべきなのか、考える時間をいただきました。ひとつはいうまでもなく歌舞伎です。」「歌舞伎の家に生まれてきた私の宿命であると、人生の途中から一大決心し身を投げ打って自らを投じた家業でございます。」
とし、今後も様々な試練に挑み続け、様々な方からの支え、力添えに恩返しをしていくことが何よりの使命だとしています。
歌舞伎に加えて「昆虫」に関わる活動にも再び力を入れていくとし、香川照之さんは大の昆虫好きで、2016年からスタートした冠番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)では、カマキリの着ぐるみを着用して「カマキリ先生」に扮し、俳優業では見せない意外な一面を披露して反響を呼び、2018年には昆虫のイラスト入り子供服などを展開のブランド『Insect Collection』を設立、その後も昆虫をキャラクターにした自然教育絵本シリーズ『INSECT LAND』を出版し、昨年にはNHK Eテレが絵本をアニメ化しました。
<↓の画像は、カマキリ先生に扮した香川照之さんの写真>
しかし、昨年に週刊誌『週刊新潮』によって、2019年に東京・銀座のクラブで当時ホステスの女性に対してわいせつな行為などを繰り返し、女性が「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症してトラブルになっていたことを報じられ、この問題で『香川照之の昆虫すごいぜ!』等の番組も終了しました。
<↓の画像は、クラブママの髪を掴む香川照之さんの写真>
それから1年が経ち、昆虫に関わる活動の再開を宣言しており、「昆虫や昆虫を通した自然保護に関わり続けることで、幼いころから私の知的好奇心を育み、励まし続けてくれている昆虫たちに恩返しをしようと心に誓いました。」「一層の決意を持ってINSECT MARKET(インセクトマーケット)の活動に戻ることといたしました。昆虫愛を子供服や絵本に込めて発信していくことに加え、今後は、子ども達との昆虫イベントや、専門家の方に教えを乞いながら生態系保全活動などに取り組みたいと考えております。」
と綴っています。
この声明を受けてネット上では、
- 昆虫と同じように女性にも優しくしてよ
- お子さんのために正しく頑張ってください
- 昆虫?どした?Eテレはもうダメですよ
- 女性の髪を鷲掴みした印象強い
- 猿之助に比べたらマシ かわいいもんよ許したれ
- 「昨年の報道の後、私をとりまく環境は大きく変化いたしました。」
自分がやらかしたのに報道のせいみたいに言うなよ - 昆虫は歌舞伎と並ぶぐらい大事なものなのか。ちょっと笑った。マイナスかもしれないけど、昆虫すごいぜ面白かったからまた見たい。
- 猿之助がヘビーすぎて、こっちは復帰したかったら勝手にせいって感じ
などの声が上がっています。
香川照之さんは週刊新潮に性加害問題を報じられる前に、被害者の女性との間では和解が成立していたものの、衝撃的な裏の顔が暴かれたことにより、金曜司会を務めていた情報番組『THE TIME,』(TBS系)で生謝罪するも後に降板、NHKは番組の打ち切り終了を決定したほか、『トヨタ自動車』などCMに起用していた各企業は契約を終了させました。
こうして表舞台から姿を消しましたが、昨年12月には歌舞伎の舞台で活動を再開させ、現在は『歌舞伎座新開場十周年 八月納涼歌舞伎 第三部「新・水滸伝」』に出演しています。
そして、今回の声明では今後また昆虫に関する活動も再開することを公表しており、カマキリ先生も復活となるかもしれないですね。
週刊新潮が公開した性加害の証拠写真のインパクトがあまりにも強く、しばらく世間からの猛バッシングは続き、今もなお顔も見たくないといった声もありますが、役者としての評価、また昆虫に対する情熱の強さから完全復帰を待ち望む声も上がり始めています。
また、香川照之さんは今月に週刊新潮などによって、元女優・モデルで31歳年下の女性(26)と“極秘再婚”していたことや、男の子も誕生していたことが報じられ、こうした報道も後押しする形で応援の声が増え始めており、プライベートにまつわる様々な報道でイメージはかなり悪化してしまいましたが、今後の活動で少しずつでも信頼を回復させられるよう頑張ってほしいです。