1989年結成のお笑いコンビ『雨上がり決死隊』が、コンビ解散となることが明らかになりました。
各スポーツ紙の報道によれば、17日中にもコンビ解散を正式発表する見通しといい、『雨上がり決死隊』が解散後も宮迫博之さんと蛍原徹さんは、それぞれピンで活動を続けていくといいます。
『スポーツニッポン』(スポニチ)はコンビ解散の理由について、「昨夏には、25年ぶりに2人きりで話し合いの場を持ち、その後も連絡を取り合うなどコンビとしての方向性を探ってきたが、気持ちのすれ違いもあり接点が見出せず、決断したとみられる。」
としています。
『日刊スポーツ』は、宮迫博之さんと元所属事務所『吉本興業』の関係悪化を原因として挙げ、2019年6月に勃発した闇営業を巡る一連の騒動でクビとなり、その後の記者会見で岡本昭彦社長からのパワハラ、圧力などを告発し、批判を展開したことで吉本の上層部が激怒し、その後もコンビ復活は絶望的な状況が続いていたため、解散を選んだと伝えています。
そして、『雨上がり決死隊』の解散決定を受けてネット上では、
- わざわざ今さら解散するってことは揉めたんだろうね
- もうテレビ復帰は無理だな宮迫
- とりあえずホトトーークは面白いから続けてくれ
- 100%宮迫さんが悪い。あまり反省の色が見られなかったのは残念。解散は残念だけどしょうがない。蛍原さんには頑張ってほしいね。
- 蛍原、さんまが何とか復帰に、向けて尽力して来たのに当の本人が勝手に活動を始めたり台無しにしてきたから仕方ないね。蛍ちゃん頑張れ!
- 妥当かな。宮迫の不義理は余りあるし、よくyoutubeが出来るものだと思ってた。蛍原さんもよく我慢していたと思う。
物事は筋は通さないとダメ。大崎社長のコメントが全てだと思うわ。 - 闇営業問題から吉本に啖呵切った人は大概やめてるよね。極楽とんぼ加藤浩次、キングコング西野亮廣、オリエンタルラジオ中田敦彦、そして宮迫博之と。
吉本も吉本で問題ありそうけど、宮迫はYouTube進出や中田と組んで吉本批判めいたことをしたことが原因かなと - ロンブーの亮との格差を考えると、淳の政治的手腕の凄さを感じるよ。あとは、亮は宮迫ほど芸能関係者や一般人からそこまで嫌われていなかった、というのもあるのかなぁ。
- 宮迫の自業自得の行動が全てこの結果。YouTubeやる事は構わないと思うけどその内容が酷すぎた。
紳助出すわ吉本批判で再生数稼ぎに必死。ヒカルとか中田敦彦の腰巾着状態で見るに堪えない状況。
この先YouTubeも衰退して自然にフェードアウトしていくでしょうね。 - 宮迫側が吉本を捨て相方を捨て、YouTuberとしての道を選んだ結果ですね。
地道に芸人としてやっていれば今頃は復帰してコンビとして以前のようにやっていたかも知れない。
あの当時は蛍原さんも被害者だった。ただコンビを守ろうと、自分たちの番組を守ろうと、相方の帰ってくる場を残そうと必死だったかも知れない。
一方で宮迫はYouTuberと言う道に逃げ、芸人をコンビを捨てた感じになってしまった。
解散しても雨上がり決死隊の名前は残して、雨上がり決死隊の蛍原さんでいいと思います。 - 宮迫が見限ったというより、ほとちゃんがついていけなくなったっていうほうがしっくりくる感じがする。
宮迫は仲良くしてた芸人が離れなかったとか言ってるが、実際そうでもない気がするし、ヒカルのような実業家と組んでいればお金の回し方も知るだろうし、ほとちゃんを切る必要性もないだろうから。ほとちゃんが無理だなと思ったんじゃないのかな。
などの声が上がっています。
宮迫博之さんは『吉本興業』をクビになって以降も、冠番組『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(テレビ朝日系 木曜23時15分)に復帰したい思い、蛍原徹さんとのコンビ活動再開について語り、蛍原さんと2人で今後について話し合ったことも明かしていました。
蛍原徹さんからは、「YouTubeを始めるタイミングとか、納得いってないことはたくさんある」などと苦言を呈されたといい、それに対して宮迫博之さんは「芸能界に戻れる状況を(自分で)必ず作る。YouTubeを頑張りながら、そこに辿り着くから待っていてほしい」と伝えたそうです。
また、これまでのコンビ関係については「僕のワガママを相方が懐深く受け止めてくれる形でやってきた」と明かし、蛍原徹さんが我慢してコンビを解散せずにいてくれることには「感謝しか無い」「だからこそ、コンビとして再び活動をできる状況を1日も早く作りたい」などと昨年11月時点では語っており、テレビ番組に復帰するならば『アメトーーク!』だと考えていることも明かしていました。
しかし、宮迫博之さんはその後もYouTubeでの活動に力を注ぎ、コンビ活動再開、テレビ番組への復帰に向けて動く様子はこれといって無く、『吉本興業』との関係修復も全く進んでいませんでした。
今年2月には、『吉本興業』の大崎洋会長が『フライデー』の取材に対して、宮迫博之さんがYouTubeの動画内で「吉本に戻りたい芸人」と紹介されていたことについて、「いや、もう戻らんでええと思うで。いちいちYouTubeでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよって。今、十分稼げてるんやから、ややこしいことしなくてええやろ」
と突き放していました。
さらに、宮迫博之さんがテレビ復帰への思いを口にしていることについては、「テレビ局と直接やったらええやん。」などと語っていました。
そのため、『雨上がり決死隊』の解散は、宮迫博之さんと事務所の関係修復ができなかったことも大きいと感じ、こうした結末を迎えてしまったのは非常に残念ですが、今後もそれぞれのフィールドで活躍する姿を見せてほしいものです。