俳優・坂口憲二さん(さかぐち・けんじ 42歳)が約3年前から体調を崩し、国が指定する難病「特発性大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)」を患っていることや、5月末をもってデビュー以来所属していた大手芸能事務所『ケイダッシュ』からも退社し芸能活動を無期限休止することを3月末に発表し、ファン等からは驚く声や心配の声が多く寄せられていました。
坂口憲二さんは2012年夏ごろから右股関節に痛みを感じていたものの、その時点では痛み止めの薬を服用しながら仕事を続け、2014年には松葉杖が必要なほど足の状態が悪化しており、2015年春に難病「特発性大腿骨頭壊死症」を患っていることが明らかになったため手術を受けました。
手術後はドラマや映画などには出演せず、リハビリを続けながらナレーションの仕事を行ったいのですが、今年1月末に事務所側へ芸能活動休止と退社する意思を伝えたといい、契約満了を迎える今年5月末をもって退社することが決定したといいます。
週刊誌『女性セブン』によれば、坂口憲二さん主演で2006年~2014年にかけて放送された医療ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ(フジテレビ系)の制作陣が昨年、今年秋の放送を視野に第5シリーズの出演オファーをしたそうなのですが、坂口さんは「主演の自分がビクビクしながら演技するのは失礼だ」「いつ病状が悪化するかわからない状態でオファーを受けるわけにはいかない」としてオファーを辞退したといいます。
<↓の画像は、坂口憲二さんが主演を務めていたドラマ『医龍』の写真>
坂口さんを知る関係者によると、現在は普通に歩くこともできて自転車に乗ることもあるといいます。
そのため、事務所側もわざわざ退社する必要は無いと留まるよう説得したそうなのですが、坂口憲二さんはマジメな性格をしているため、「3年間ほぼ仕事をしていないのにギャラを受け取るのは忍びない」と話し、最後までその意志を変えなかったとのことです。
『週刊女性』も同様に、坂口憲二さんが退社を決意した理由や現在どのような生活を送っているのかなどについて報じており、知人は現在の坂口さんについて、「現在は回復に向かっていますよ。今は普通に歩けますし、身体の負担にならない程度にサーフィンもしています。今年の1月にも、バリで家族や友達とサーフィンをしていたそうですよ」
と明かしています。
足は手術をしたことで順調に回復し、現在は痛みなどの症状も落ち着いているといい、「平日は基本的に東京で生活し、土日やサーフィンシーズンの夏には千葉県・九十九里の家で暮らしています。基本的に家族と一緒に過ごし、ときどきサーファー仲間と集まっているようですね」
と語っています。
サーフィンが出来るまでに回復しているものの、5月末をもって一度芸能界を離れる形になるのですが、4年前に結婚した一般女性や子供の存在も今回の決断に大きく関係しているといい、芸能プロダクション関係者は、坂口さんの妻が3人目の子供を妊娠していることを明かしています。
ちなみに、坂口憲二さんの妻は京都出身で東京都内で料亭を経営しており、学生時代には留学経験があり、性格はハッキリとしていて京都・祇園や東京・銀座で働いていたこともあったといい、現在は2014年9月に誕生した長男(3)と2016年5月に生まれた次男(1)を育てながら、料亭やバーなどを切り盛りしているそうで、何店舗も繁盛させているやり手とのことです。
<↓の画像は、2015年11月に撮影の坂口憲二さんと妻、長男の写真>
そんな妻のことを坂口憲二さんはサポートするため、芸能活動休止という決断をした部分もあったようです。
しかし、現時点では芸能界引退は考えていないそうで、「いつになるかはわかりませんが、仕事に戻ろうと思っているはずですよ。病状が好転し、子育てが落ち着けば復帰するでしょう。すべて家族のことを最優先に考えて行動していると思いますよ」
と前出の芸能プロ関係者が語っています。
坂口憲二さんが大事にしているのは10代の頃から始めたサーフィンだといい、2012年には都内にある自宅とは別に千葉・九十九里にある2階建ての一戸建てを購入し、夏になるとサーファー仲間らと庭でバーベキューする姿などが以前から目撃されているそうです。
3~4年前にはより海に近い場所に移り住み、現在の家は広い庭にヤシの木が植えられていて南国リゾートのような雰囲気で、その別荘の近隣住民は、3ヶ月ほど前から増築工事が始まったため、生活拠点を都内からこっちに移すのかもしれないと語っています。
さらに、坂口憲二さんは半年ほど前から九十九里で新しい仕事も始めているそうで、コーヒーの焙煎をする仕事をしているといい、コーヒー豆を知り合いのサーフショップに届け、その店で販売も行っているとのことです。
<↓の画像が、坂口憲二さんが焙煎し販売しているコーヒー豆の写真>
コーヒー豆を販売する仕事だけでなく、九十九里の文字が入ったキャップ、Tシャツ、キーホルダーのデザインなども手掛けているといい、「彼は手先が器用だし、センスがいいんですよ。コーヒーもグッズも、地元のサーファーを中心に人気だそうです」と地元住民が明かしています。
<↓の画像が、坂口憲二さんがデザインを手掛けているという『99CityBoyz』の商品写真>
そして、この記事に対してネット上では、
- もっと深刻な病気で苦しんでいるのかとおもいきや、思ってたより全然元気そうで良かった
- 一見元気そうでも、疾患を持ってる本人には大変なことがたくさんあるはず。そっとしておいてほしい。
- 九十九里近辺に住んでるんですが、坂口さんの評判は本当にいいです。芸能人だからちょっとなにかしたら一瞬で評判も落ちるでしょうが、一回も悪評を聞いた事がないので、本当に素敵で誠実な方なんだと思います。病気の事も心配ですが、またサーフィンできる身体になってほしいです。頑張ってください!!
- 穏やかな生活を送れているなら、良かった。医龍が一番大きく取り上げられるけど、普通の青年役も好きだったから、少し寂しいが、そっとしてあげててほしいな。コーヒーの焙煎とか渋いところに目をつけたね。卸先とかあるなら、地道にやっていけるんじゃないだろうか。
- 人格者として知られていた征二に厳しく育てられたのか、見かけ通りの好青年みたいで週刊誌が欲するような悪い噂は、やはり聞かれないみたいね。同じサーファーでも、キムタク&工藤静香夫妻は柄の悪い取り巻きを多数つれて、なおかつ地元民にも全然フレンドリーじゃないらしく、非常に評判が良くないのとは対称的やなぁ…。にしても、事務所辞めたりしたもんだから、もっと深刻な状況だとおもってたけど、そうでなくて安心したよ。このまま芸能の世界から引退はしないだろうとのことだけど、一般人のままで埋もれてしまうには非常に惜しい人材なので、いろんな事が一段落したらまた表舞台に出てきてほしいですね。
- 寂しいけど、穏やかな生活をされているのなら良かった。家族がいたからリハビリも頑張れたでしょうし、サーフィンが少しでも出来るなら良かった。運動神経が抜群な方だから全ての運動を奪われたらつらすぎますよね。
などのコメントが寄せられています。
「特発性大腿骨頭壊死症」という難病を患っていることに加えて、芸能活動を無期限休止、さらには事務所の退社とのことで色々と心配し、今後芸能界復帰することは難しいのではないのかと思ってしまったのですが、『週刊女性』などの記事を見る限り、決して深刻な状態にあるわけではないようなので一安心はしました。
しかし、病気が完治したというわけでもなく、現時点ではまだ再び症状が悪化する可能性もあり、今後どうなるかはまだ分からない状態にあるため、治療を続けてまたいつか元気な姿を見せて欲しいと思います。
また、現在はコーヒーの焙煎やファッションアイテムのデザインなど新たな仕事も始めているとのことですが、坂口憲二さんは2014年頃にもサーフィン仲間と『UNlQUE SURF(ユニークサーフ)』というTシャツブランドを立ち上げています。
現在このブランドは無くなってしまったようなのですが、新たにデザインを手掛けているという『99CityBoyz』のアイテムが地元サーファーたちの間で人気を集めているそうで、今後新たな活動で注目を集めていくことにも期待したいところです。