吉本興業が9日、闇営業問題で謹慎処分を下した芸人11人の復帰を発表しました。
復帰が発表された芸人は、レイザーラモン・HGさん、ガリットチュウ・福島善成さん、ザ・パンチのパンチ浜崎さん、天津・木村卓寛さん、ストロベビー・ディエゴさん、ムーディ勝山さん、くまだまさしさん、スリムクラブの真栄田賢さんと内間政成さん、2700のツネさんと八十島さんの11人となっています。
謹慎処分の解除日は19日とし、吉本興業が運営する劇場にて順次仕事復帰するとのことです。
<↓の画像は、謹慎処分解除の芸人11名と受け取ったギャラ金額の写真>
また、「それぞれが今回の件を重大な問題として捉え猛省し、7月末からは、自らの意思により社会貢献活動を行ってまいりました。11名は活動再開後も被害防止の為の啓蒙活動等の社会貢献活動を行っていく所存です。」
としています。
<↓の画像が、吉本興業が発表のコメント全文の写真>
その一方で、雨上がり決死隊・宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さんに関する発表は行われていないのですが、宮迫さんは吉本興業側との話し合いの結論が出ていない状況にあり、ロンブー亮さんの謹慎処分解除が保留になった理由については、「本人と連絡を取っていますが、まだ何も決まっていません」とスポーツ紙の取材に答えています。
<↓の画像は、復帰が発表されなかった宮迫博之さん、ロンブー亮さんの写真>
こうした新たな動きが出る中で、大規模振り込め詐欺グループのパーティーで仲介役を担い、反社会的勢力との繋がりが判明したことから6月4日付けで吉本興業に契約解消されたカラテカ・入江慎也さんが、一部メディアに対して法的措置を取る意向を固めたことが明らかになっています。
『日刊スポーツ』の報道によると、カラテカ入江慎也さんが反社会的勢力だと知りながら闇営業の仲介役を担っていたとする報道や、反社会的勢力関係者の証言を事実のように掲載する記事が相次いだものの、関係者によればカラテカ入江さんは相手が反社会的勢力だとは知らなかったと訴えているといい、一部報道に対しては事実無根だと周囲に説明しているといいます。
そして、弁護士と相談の上で、複数のメディアに対して法的措置を取る準備を進めているそうです。
カラテカ入江慎也さんが法的措置を取る意向を固めた背景には、闇営業に参加した先輩・後輩芸人らに対して、大きな迷惑をかけてしまったことに責任を感じているだけでなく、自身も反社会的勢力と繋がりがあったと断定された状態では、仕事再開にも支障が出ることなどがあるとみられるとのことです。
一連の闇営業問題に関するこれらの動きに対してネット上では、
- 少し長めの夏休みだったな
- 復帰早い。被害者ヅラ芸人とか笑えないんだけど
- 二度とこんなことのないようにしっかりと反省して、まずは劇場から頑張って欲しい。
客の反応しだいで営業もできるようになるかもしれない。テレビはまだ難しいけど。 - 処分や謹慎は入江と宮迫だけでいいんじゃないかなあ…。亮さんなんて、宮迫だけじゃ炎上必死の会見の楔として使われました感
とりあえず宮迫にはいろんな責任があるから、ちゃんと裁判もして白黒つけてから復帰の話がようやく始まるって感じ - カラテカ入江は1番の要因なのに、今の今まで蚊帳の外なのは一体?訴えるのも良いが、その前に真相を語ってほしい。
- マスコミのやり方も問題はあるが、事業の責任者として取引相手をしっかりと確認せずに仲介した入江本人が1番悪い。
結局、軽く考え調査もせずに引き受けたのでしょう - 「知らなかった」で済む話ではないが、本当に知らなかった事を「知っていた」と報道されたなら法的措置はありだと思う。
ただ、入江の立場上、「知らなかった」で許される事ではないと思う。 - 入江は本当に知らなかったのなら裁判すればいいが、知らなかったら知らなかったで、どこでどう知りあって十数人もの吉本芸人を斡旋することになった?
知らなかったで済まされる問題でもないし、嘘をついた宮迫は論外だが、責任を感じるというなら入江は自分が知っていることをすべてを明らかにすべき。
などのコメントが寄せられています。
謹慎処分解除が発表された芸人11人のうち、2700とスリムクラブを除く7人は宮迫博之さんによる指示によって、吉本興業のヒアリングに対してギャラを受け取っていないなどと答えていたことが判明しており、その後十分に反省している様子を見せているとのことから、謹慎処分解除には納得の声が多く見受けられます。
一方の2700とスリムクラブに関しては、モノマネ芸人・バンドー太郎さんの仲介で指定暴力団『稲川会』の大幹部という人物の誕生日パーティーに参加しており、吉本興業の聴取に対して「反社会勢力とは知らなかった」と答えつつ金銭の授受は認め、バンドーさんも相手が暴力団幹部とは知らなかったとしているのですが、相手はかなり有名なヤクザだったということから、謹慎処分解除に対しては賛否両論となっています。
そして、カラテカ入江慎也さんについては、闇営業をスクープした週刊誌『フライデー』の記事では、カラテカ入江さんが大規模振り込め詐欺グループの人間だと知りながら付き合いを続け、闇営業の仲介役を担っていたという証言が掲載されています。
詐欺グループ幹部が飲み会の席で「詐欺で稼いでいる」などと口にしたところ、カラテカ入江慎也さんは「悪いことしないと稼げないっすもんね」などと言って笑っていたとグループの元メンバーが証言しており、カラテカ入江さんが反社会的勢力だと認識していなかったのは真っ赤なウソだとしています。
こうした報道があるため、カラテカ入江慎也さんはクロだと見られているのですが、もしこれが事実ではないとするならば訴訟を起こし、身の潔白を主張するべきだと思います。
さらに、カラテカ入江慎也さんが主催したイベントでは、大規模振り込め詐欺グループの表の会社が複数スポンサーとして名を連ねており、吉本興業もそのイベントに芸人を参加させるなど間接的にでも関与していたことが判明しているため、この辺りの経緯などもハッキリとさせてもらいたいところです。