長渕剛がダイヤモンドグループと金銭トラブル、業務上横領罪で刑事告訴。相手も反論で泥沼の争いに…

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長渕剛

シンガーソングライター・俳優の長渕剛さん(69)のツアーイベント、ファンクラブ運営、グッズ製造などを手掛けていた『ダイヤモンドグループ』が、東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受け、長渕さん側が同社の代表を業務上横領罪で刑事告訴し、泥沼の争いに発展していることで注目を集めています。

長渕剛さんの個人事務所『Office REN(オフィス・レン)』と、ダイヤモンドグループの金銭トラブルは今年8月に表沙汰となり、長渕さん側の加藤博太郎弁護士が『東京商工リサーチ』の取材に応じ、「債務者(イベント会社)は、ツアー代金の大半とファンクラブの売上を自己のものとして支払わない。債権者(長渕さん)としては、債務者が横領に及んだものと考えており、断固たる法的措置を講じていく」などと語り、昨年のツアー全体で得た利益やファンクラブ会費など、合計約2億5,000万円が支払われていないと主張していました。

長渕剛さんもコメントを発表し、絶対に許してはならないイベンターが今回存在した。ダイヤモンドグループという会社だ。制作会社と名乗り実態は惨憺(さんたん)たるものだった。チケット売り上げを懐に入れ、違う目的の為にそれを無断で使用し、さらに約束の期日過ぎても嘘を並べたて返さない会社。聖なる音楽の領域の中に一つも音楽の事、アーティストの事を理解もせず、偽物が存在する!ってことをきちんと表明しなければ。次の犠牲者が必ず出る。そう強く私は感じた。会社と代表者個人の債権者破産手続を取ることにした。と、怒りをあらわにしていました。

それから4ヶ月経ち、債権者であるオフィス・レン側の申し立てにより、ダイヤモンドグループは16日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けました

長渕剛さんは『帝国データバンク』の取材に対して、人が必死で稼いだ金を違う目的に流したり、ファンクラブ会員の会費まで業務上横領は断じて許さない。徹底的に真相解明をしていく。本件については、事実に基づき刑事告訴を行い、民事の手続きも並行して進めている。ファンの皆様の信頼を守る為に、今後も徹底的に追求していく。と、刑事・民事の両方でダイヤモンドグループの責任を追及していくと宣言しています。

一方、ダイヤモンドグループ側は『東京商工リサーチ』の取材に対して、金の横領をキッパリ否定し、今回のトラブルの裏側を明かしています。

ダイヤモンドグループ側の説明によると、今年4月にオフィス・レンと交わした公正証書で、ダイヤモンドグループは約2.5億円超えの支払い義務を承諾したものの、それに至るまでに複数の問題があったとしています。

まず、長渕剛さんがツアースタッフらに対して強硬的な態度をとり、それによってスタッフがおびえ、退職するなどの問題が複数発生していたといいます。

そうした中で突然、オフィス・レンの取り分を一括で支払うよう求められ、ダイヤモンドグループ側も支払いの意思はあったものの、同社は他にも複数のアーティストの業務を手掛けていて、一括で支払うことはできなかったとしています。

しかし、オフィス・レン側から強引に公正証書を作成され、約2.5億円を支払う義務を承諾したとのことです。

こうした一連の流れによって、ダイヤモンドグループはオフィス・レン側への不信感が相当高まり、分配金の支払いを一時停止し、双方の間で今後の対応について協議を進めていた中で、いきなり破産を申し立てられたといいます。

そのためダイヤモンドグループ側は、「正当な理由があって長渕氏側に支払い停止をしている」「断じて横領などではない」「今回の破産申立は、嫌がらせ以外の何でもないと考えている。破産は長渕氏の債権回収のみを目的とし、多方面に及ぶ影響を一切考えておらず誠に遺憾」と怒りをあらわにし、両者の主張に食い違いが生じており、泥沼化の様相を呈しています。

長渕剛さん側の主張だけを見ると、ダイヤモンドグループは契約通りに金を支払わず、横領するという悪質極まりない会社という印象を受けるのですが、その裏では複数のトラブルが発生していたようで、現時点でダイヤモンドグループ側が完全な悪とは断言できない状況です。

両者のトラブルの裏側については8月に週刊誌『女性セブン』も報じており、同誌の取材に応じた関係者によると、両者が契約を交わしたのは2023年で、長渕さんが「引退興行」をする企画が進行し、アジアツアーを含めた大規模なスケジュールが組まれていたそうです。

しかし、長渕剛さんの気が変わって引退興行はしないと言い出したため、アジアツアー計画は頓挫したといいます。

その後のライブツアーは興行的にも成功を収めるも、長渕剛さんはイベント会社側が提示した収益の試算が、予想を下回っていたことに納得できず、分配金の割合を増やすよう要求したり、最も利益率が高いグッズ販売権利を引き上げたり、CDの制作・宣伝に携わったスタッフのギャラを5分の1ほどまで削るなどし、ダイヤモンドグループ側は困惑を隠せなかったとしています。

そうした中でいきなり破産を申し立てられたことにより、ダイヤモンドグループ側は業界内での信用を失って、他の業務にも大きな影響が及んでいたとしています。

なお、オフィス・レン側は女性セブンの取材に対して、「契約内容の話し合いの過程で、突如破産申立をした事実はない」と否定しています。

『週刊文春』も長渕剛さんの問題言動を報じていて、事務所のスタッフが大量退社していたことや、オフィス・レンの前社長との間で金銭トラブルを抱えていることも報じられています。

オフィス・レンの前社長で、YouTubeでも長渕剛さんと度々共演していた元サッカー選手で実業家の岡ファビオさんは、ダイヤモンドグループとのトラブルが表沙汰になってから間もなくインスタグラムを更新し、「ツアーに関しての報酬契約はオフィスレンと交わしています。しかしオフィスレンからは報酬が未払いのままです。その理由として、オフィスレンは『ダイヤモンドグループからの支払いがないため、私への支払い義務もない』と主張しています。この件についてはすでに私の弁護士に依頼しており、契約通りの報酬を受け取れるよう法的手続きを進める予定です。」と綴っていました。

これに対してもオフィス・レン側は「未払いの報酬はございません」と反論しているのですが、岡ファビオさんは現在もこの投稿を削除していないため、両者の金銭トラブルも未解決とみられます。

オフィス・レンはダイヤモンドグループを訴え、そして岡ファビオさんはオフィス・レンを訴える意向を示し、まさに泥沼の争いになっていますが、それぞれ今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を注視していきたいところです。

参照元
  • https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1202192_1527.html
  • https://news.jp/i/1373812332984779678
  • https://www.instagram.com/p/DNGRfIWhlvj/
  • 女性セブン 2025年9月11日号
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:MDBjMzU1YT

    目くそと鼻くその熱いバトルって感じ

  2. 2
    匿名
    ID:MzJmM2VmMj

    なんだ長渕のパワハラか、長渕がパワハラを否定してもおテメェで証拠を残してるから真実相当性で負けるだろうな、若林志穂の件も事実だろう、過去の女優喰いまくってた時と同じ口説き文句だったからな

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