シンガーソングライター・長渕剛さん(68)が28日に、YouTubeチャンネル『長渕剛のyoutube now now now!』(登録者数:10.9万人)を更新し、昨年は「苦しみが多い1年だった」などと語り、ネット上では物議を醸しています。
長渕剛さんは地元・鹿児島で2024年を振り返り、「去年1年間は、けっこう苦しみが多い1年だったね。色んな意味でね。」としたうえで、そうした中で心の支えとなっていた人物として、ツアーにも帯同しマネージャー的な役割も担ってくれたブラジル出身の元サッカー選手で、実業家のダ・シルバ・ファビオ・岡さん(33)の名前を挙げています。
そして、「今年は、さらに新しいことに挑戦していきますから」と意気込みを語っています。
「昨年は苦しみが多かった」と振り返った長渕剛さんは昨年4月にYouTubeで、1999年公開の主演映画『英二』で妹役を演じた元女優・若林志穂さん(53)の暴露が発端で浮上した自身の性加害疑惑、違法薬物使用疑惑について初めて言及し、疑惑を否定しました。
<↓の画像は、元女優・若林志穂さんの写真>
また、ネット上で飛び交う様々な情報や憶測などによって誹謗中傷が過熱し、精神的にかなりダメージを受けて「本当になんかバッドに入っちゃって」と語り、そして暴露が原因で音楽活動にも大きな影響が及んでいることを明かし、「テレビプロモーションやろうとしてたら、全部ノーサンキュー。え!?なんでっ?て。『いやいや、ちょっとすいません長渕さん。応援はしたいんだけど。今ネットで色んなこと言われてるんで、少し様子を見ながら』(と言われた)。何の様子見るんですか? その言われてることが沈静化したらですか? いつ沈静化すんだよって。誰のこと言ってんだよって。(相手は)俺って言ってんの?って。被害者と加害者がいて、この人は俺のことが悪いって言ってるわけ?って。名前出してないわけじゃん。“N”とか何とかってイニシャルで呼んでるから」
などと語っていました。
長渕剛さんは疑惑を否定していますが、若林志穂さんはその後もX(旧ツイッター)で性加害などを訴え、現在も謝罪を求め続けています。
そうした中で長渕剛さんが、昨年は苦しみが多い1年だったと語ったことに対してネット上では、
- オラオラしてるのに実際は女々しいんだよな
- 自分なら事実無根のことを言われたら、すぐに訴えるけどな。
- こーゆー時こそ漢らしくハッキリさせようぜ兄貴(笑)
- 自業自得じゃないの? まだ中居君みたいにワイドショー等に大きく報道されなかっただけマシじゃないの?
- 昨今に渡る様々な事案で、いよいよ進退が極まった状況にも関わらず往生際が悪いこと
- 事実と違うならお相手とちゃんと話し合えば? 逃げ回ってる印象しかないんだけど
- 長渕剛さんのファンですが、ファンが望んでいるのは真実はどうなんだ?と言うこと。ハッキリしないからファンの方々が不安なのですよ! 苦しいのは長渕さんだけじゃないと言うことを分かって欲しい
- まあ、もうテレビは無理でしょう。中居のトラブルともいろいろ重なるし。
- 噂が事実かどうか、ハッキリさせれば済むこと 苦しむぐらいならなぜ戦わない?
などの声が上がっています。
若林志穂さんは長渕剛さんから受けたとする性加害、さらに脅迫行為などによって「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症し、そして最終的に芸能界引退に至ったという話をしています。
これに対して長渕剛さんはYouTubeでやんわりと疑惑を否定し、その後自身のライブでは疑いの目を向けるファンに対しても怒りをあらわにしながら、「“正義の立役者”たちに一生懸命、本当のことを今探してもらっています。結果はおのずと出ますよ。ハッキリ言いますよ! 事実無根です!」
とキッパリ否定しました。
このように強く否定しながらも、長渕剛さんは事実無根とする主張を続ける若林志穂さんに対して法的措置を講じるわけでもなく、そして本人と直接対話することもなくYouTubeやライブなどで否定するのみで、そして自身に対する批判や仕事への影響を語るなど、“被害者ムーブ”もとっていることでファンからも落胆の声が上がっています。
『ダウンタウン』の松本人志さんや中居正広さん等が、性加害疑惑報道によって表舞台から姿を消すことになった一方で、長渕剛さんは現在も変わらず音楽活動を続けることが出来ていますが、疑惑を放置したままだと状況が大きく変わる可能性は十分ありますし、本当に事実ではないのであればファンたちも納得するような対応をしてもらいたいと思いますね。