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栗山千明がTwitterで謝罪し波紋。百万石行列で撮影NGの理由は…黒の日傘も批判も物議で騒動に発展

金沢百万石まつりで栗山千明&竹中直人の撮影禁止トラブルの裏側…SNS投稿に削除要請や100万円要求の話も…画像あり

石川県金沢市で『第71回 金沢百万石まつり』が2019年以来3年ぶりに開催され、4日に行われたメインイベント「百万石行列」で、前田利家公役を演じた俳優・竹中直人さん(66)、お松の方役を演じた女優・栗山千明さん(37)の写真・動画撮影が禁じられていたことで物議を醸しており、このトラブルの裏側を週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。

『金沢百万石まつり』は、毎年6月に金沢市と商工会議所が主催しているお祭りで、メインイベントの「百万石行列」では前田利家と正室・お松の方を著名人が演じるのが恒例となっており、2015年は内藤剛志さんと菊川怜さん、2016年は袴田吉彦さんと笛木優子さん、2017年は保阪尚希さんと佐藤藍子さん、2018年は高橋克典さんと羽田美智子さん、2019年は加藤晴彦さんと藤本美貴さんが演じました。

<↓の画像は、2019年の百万石行列に出演した藤本美貴さん、加藤晴彦さんの写真>

2020年は陣内孝則さんと壇蜜さん、2021年は竹中直人さんと栗山千明さんが演じる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりに開催された今年の百万石行列では、昨年演じる予定だった竹中さんと栗山さんが起用され、約34万人の観客が詰めかけました。

しかし、今年の百万石行列ではイベントの約1週間前に公式サイト上で、【百万石行列 観覧の方へ撮影・録画に関するお願い】として、前田利家公役(竹中直人氏)、お松の方役(栗山千明氏)の肖像権保護のため写真撮影・録画及びSNSへの投稿をご遠慮ください。とアナウンスしていたほか、本番では複数のスタッフが「撮影はご遠慮ください」と書かれた札を持ち、2人を撮影しないよう大声で呼びかけており、この対応に対して観客からは「公道を行列するのに撮影できないのは違和感」などと、不満の声が噴出していました。

<↓の画像は、撮影NGの札を持つスタッフの写真>

また、赤い和傘の下で栗山千明さんが黒い日傘をさしていたことに対しても、「世界観に合わない」などの声が上がっていました。

<↓の画像は、週刊女性撮影の黒い日傘をさした栗山千明さんの写真>

このトラブルを8日に報じた『東京新聞』は、金沢市の観光政策課に取材したところ、実行委員会が協議した末に5月下旬に撮影禁止が決まったとし、竹中直人さんと栗山千明さんと交わした契約には肖像権に関する内容は無く、所属事務所側の要望でもなかったと説明したと伝えていました。

その後、金沢市の村山卓市長は主催者としての説明責任を問われると、「時間が無い中での判断で、法律相談まではできていないのが実態」「実行委員会が契約する相手方の事務所あるいは、仲介する事務所との間でしっかりと事前の取り決めをする必要がある。これを契機にしっかりと検証して次に繋げたい」と語るにとどめ、どういった議論の末に撮影禁止が決まったのかは明らかにしませんでした。

そして、12日には栗山千明さんが自身のツイッターを更新し、百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした。私が参加し、関係者の方々のご配慮に甘えてしまった事が、皆様のご不満を招く原因だったと思います。(中略)私の責任ではありますが、金沢が好きで百万石まつりを楽しみにしていましたので、私自身思わぬ反響に心苦しく思っています。今後この件ついての言及は控えさせていただきます。改めまして、誠に申し訳ございませんでした。などと謝罪しました。

<↓の画像が、栗山千明さんの謝罪コメント写真>

このように栗山千明さんが謝罪コメントを出すまでに至っているのですが、週刊女性は祭りの開催前から、「栗山さん側が、出演の条件として観客による撮影の禁止を求めている」「守られないなら、出演しないとまで主張している」との情報を入手していたとしています。

さらに祭りの運営関係者に取材したところ、「栗山さん側は『SNSで肖像がアップされた場合、24時間以内に削除要請をする』『24時間以内に削除要請をしなかった場合、1件につき100万円を要求する』という、とんでもない条件をお祭りの運営側に提示したというのです」と証言したとのことです。

事前にこうした情報をキャッチしていた週刊女性の取材班は、4日に現地で取材をしたそうで、白馬に乗った竹中直人さんは自ら観客に近付いたり、イベント終了後も笑顔で握手に応じるなど“神対応”を見せていたそうです。

<↓の画像は、イベント終了後に握手にも応じたという竹中直人さんの写真>

主催者側は2人の撮影を禁止していたものの、SNSには祭りの写真が複数アップされており、栗山千明さん側は運営に対して、「『SNS上の写真が消えていない』『『日よけ加工がされていない和傘のせいで、日傘をさした本人が叩かれている』として、公式な謝罪を求めているそうです。『謝罪がなければ、栗山のSNSで声明を出す』と伝えたとも聞きます」と、祭りの関係者が証言したとしています。

事の真相を確かめるため、週刊女性は栗山千明さんの所属事務所に取材をしたところ、一般の方の撮影を御遠慮頂きたい旨は、今回の御依頼を頂いた際にお伝えし、承諾して頂きましたのでお引き受け致しました。その他については事実ではございません。弊社は金沢市及びお祭り実行委員会と直接お話した事は一度も無く、間に代理店やキャスティングなど沢山の方が関わっていらっしゃいますので、出演者を守るために色々とご配慮いただいた結果、残念ながら相互の認識に相違が生じた部分はあるかもしれませんと回答し、写真撮影禁止を条件にオファーを受けたことは認め、それ以外はキッパリと否定したとのことです。

一方で竹中直人さんの所属事務所は、竹中に関するSNS上での写真や動画の使用は全く問題ございません。観客の方が大勢いらっしゃるああいったイベントでは、撮影は止めようもないと思いますのでと回答したとし、『共同通信』の取材にも「実行委員会に撮影禁止は要請していない」と回答しています。

そして、このトラブルに対してネット上では、

などの声が上がっています。

撮影が禁止されているライブなどの写真・動画をSNSに投稿することは問題ですが、著作権法に詳しい成蹊大学の塩澤一洋教授は『東京新聞』の取材に対して、「公道での催しであれば、原則として誰が何を撮影しても自由。仕事として参加している芸能人を大衆が撮影し、SNSに投稿することは原則問題ない」と語っています。

芸能人を起用したイベントは全国各地で行われていますが、公道などを使ったイベントで撮影が禁止されるというのはかなり異例といいます。

これまでは金沢百万石まつりでも撮影は禁止されておらず、写真コンテストも開催していたのですが、今年に限っては写真コンテストも「昨今、無断でSNSにアップロードするなどの肖像権に関するトラブルが多発している」との理由から、5月末に中止が発表されていました。

これも栗山千明さん側の要望が背景にあるとみられますが、突然の写真・動画撮影禁止に観客から不満の声が上がるのは事前に想定できるので、ネット上では栗山さんを非難する声も少なくないものの、異例の条件を飲んでまで栗山さんを起用し、イベント直前になって撮影規制などを発表した主催者側に問題があったと思います。

3年ぶりに開催されたお祭りで、このような後味の悪い結果になったのは残念ですが、次回またこのようなトラブルが起こらないように、しっかりと協議を行ってほしいものですね。

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