ロックバンド『RIZE(ライズ)』のドラマーで、俳優の金子ノブアキさん(本名=金子信昭 38歳)が11日にインスタグラムを更新し、違法薬物事件で逮捕・起訴されたメンバーについて改めて言及しました。
<↓の画像は、『RIZE』のドラム・金子ノブアキさんの写真>
金子ノブアキさんの弟で、『Dragon Ash(ドラゴンアッシュ)』のサポートメンバーも務めていたベース・KenKen被告(本名=金子賢輔 33歳)は、京都市内の自宅で大麻0.234グラムを所持していたことで逮捕、起訴されました。
また、ボーカル&ギターのJESSE被告(本名=マック・ファーデン・ジェシー・ソラト 38歳)は、東京・品川区の自宅で大麻2.4グラム、コカイン0.09グラムを所持していたとして逮捕、起訴されており、東京地方検察庁は2人の認否については明らかにしていませんが、逮捕時点で2人は大麻の所持を認める発言をしていました。
<↓の画像が、KenKen被告、JESSE被告の起訴報道写真>
この事件を受けて金子ノブアキさんは7月20日に、「この度はJESSEおよび金子賢輔の件に於きまして、ファンの皆様、関係各位の皆様方に大変なご迷惑とご心配をお掛けして申し訳ございません。僕自身未だ混乱していますが、バンドメンバーとして更生を願い、2人の帰りを待ちたいと思います。心よりお詫び申し上げます」
という謝罪コメントを発表していました。
<↓の画像が、金子ノブアキさんの謝罪コメント写真>
そして、東京地検が9日に両被告を起訴したことを受け、金子ノブアキさんはインスタグラムを更新し、「この様な事態を防ぐ為に各メンバー、スタッフ間では出来得る限りのコミュニケーションが取られて来ました。弊社スタッフ主導の元、定期的に薬物検査も行われていました。それなのに、こんなにも稚拙な結果を生んでしまった。あまりにも悔しく情けないです。」
と、事件前から薬物検査を自主的に行っていたことを初めて明らかにしています。
続けて、「あの日から今日まで、スタッフや関係者、残されたバンドメンバーやその家族が受けている理不尽なストレスやダメージを目の当たりにし続けています。違法とされている物は、例えどんな理由があろうと他者の人生を大きく傷付ける物なのだという事。これをきっかけに更に強く認識されて欲しい。」
と訴えています。
その上で、「関係各位の皆様、そして日頃から応援して下さっている皆様には多大なご迷惑をおかけ致しております。心より謝罪申し上げます。」
と両被告に代わって謝罪し、「今後も様々な影響が予想されますが、許される限り身の丈に合った行動、活動を取って行こう思います。改めて両名の償いと更生を心より願っています。」
としています。
<↓の画像が、金子ノブアキさんのコメント写真>
こうした金子ノブアキさんのコメントに対してファンからは、
- いつまでも待ちます。愛してます
- あっくんが心配です。 がんばって。
- 2人を待ちます。RIZEを応援してます!!
- Come back!!!JESSEとKenKen復帰願う!!!大好きだよぉ!!!
- RIZEの音楽に力をもらってました。また絶対に戻ってきてほしいです。
- これからもずっと大好きっ!な気持ちと、もしLive再開した時に今までと同じ熱い気持ちになれないかもという不安でいっぱい。涙 。
あっくん辛いね。。。私のチケット代やグッズ代の一部が薬物代に使われたかと思うと共犯者の様でつらい、なんか、ごめんなさいっ( ; ; )あっくんは、前に進んでね - 薬物やアルコールは本人の意思だけで断ち切るのは本当に難しい事だけど、あっくんやRioさん、沢山の仲間やファンの支えと愛情で、二人が猛省して、必ず立ち直ってくれると信じています。
だってRIZEは、最強で最高のバンドなんだぞ!!あっくんも、お体に気をつけて下さいね - これから彼らのつぐないと再起を見守りたいと思います 必ず私達の前に戻ってきてくれると信じてます
世間の目は厳しいだろうけど、いつだってファンは彼らの奏でる音楽を、愛してるので 必ず必ず戻ってきて欲しいです - 正直2人とも大好きだったのでその分嫌いになりました。裏切られたとおもっています。
家族やメンバーの気持ちを理解せずやった事は理解しがたい行為です。
経験を糧に2人が、事件の前より何倍も何倍もカッコよくなる事を祈ります。
などのコメントが寄せられています。
KenKen被告とJESSE被告を知る人物が週刊誌の取材に明かしたところによると、2人は10年以上前から大麻などの違法薬物に手を出していた疑いがあり、金子ノブアキさんは2人に使用を止めるよう訴え続けていたといいます。
しかし、2人はそうした言葉を聞き入れなかったばかりか、金子ノブアキさんと距離を取るなどして関係が悪化し、関係が回復した時期もあったというものの、2018年ごろに再び決裂したとされ、金子さんが弟のKenKen被告に対して「大麻を辞めなければRIZEも解散する」と伝え、それ以降は連絡を取ることがほとんど無くなり、JESSE被告も金子さんの話をされるのも嫌という雰囲気だったと、2人の友人が『週刊文春』の取材に語っています。
こうして2人はその後も違法薬物の使用を続け、その情報が警視庁組織犯罪対策5課(略称:組対5課)に入ったことで6月から内偵捜査を受けており、7月19日にそれぞれの自宅で大麻、コカインを所持していたとして現行犯逮捕されてしまいました。
金子ノブアキさんは今回発表したコメントで、以前から定期的に薬物検査を実施していたことを明らかにし、事務所サイドも2人の薬物使用を疑っていたのか否かは定かではないものの、以前からこのような事態に発展することを危惧していたことがうかがえます。
しかし、薬物依存状態にあったとみられる2人は使用を止められず、家族や関係者、ファン等に大きな迷惑を掛けることになり、金子ノブアキさん等は悔しさや怒りなど様々な感情を抱いている様子で、こうした思いが2人に届き、違法薬物からの脱却に向けて動いていってくれることを願うばかりです。