摂食障害(拒食・過食症)を公表している女優・タレントの遠野なぎこさん(旧芸名=遠野凪子 本名=青木秋美 44歳)が、誹謗中傷被害を訴え、警察に被害届を提出することも検討していることを明かしました。
遠野なぎこさんは現在、メンタル不調によって再び摂食障害の症状が悪化しているそうで、先日もインスタグラムやブログで、食欲がわかず栄養補助ドリンクを飲んでいることを明かしていました。
<↓の画像は、遠野なぎこさんがインスタグラムで公開の1食の献立写真>
これによって体重が落ち、サイズダウンが進んでいることも明かし、「言葉には気をつけて欲しいし、気をつけたい。」「仕方ないよ、病気なんだもん。私のせいじゃないんだよ。」
と、さらに体重が落ちて激ヤセしてしまっていることを明かしています。
<↓の画像は、サイズダウンを明かした遠野なぎこさんの近影>
そして、摂食障害の症状を明かす中で“最低なコメント”が届いていることを明かし、「『心臓が止まって死ぬのでしょうね』『体重が減って本当は嬉しいのでしょう、それが拒食症』『病気のせいにしてる』『この場所は、ただの傷の舐め合い』 どうしてそんなに人を追い詰めるの? 治療をしている事。食事を作っている事。栄養補助ドリンクを飲んで生きようとしている事。どうして全てを無視するの? SNSに心を殺される。普段だったら気にしない。心が弱っている時に引っ張られる。こういう事なんだね。よく分かる。もう辛いよ。」
と、誹謗中傷被害を訴えています。
続く投稿では「私は負けない」として、「今は気力が伴わないから、すぐに行動に移せるか分からないけれど。被害届も、友達が心配してくれて“一緒に行く事も大丈夫だからね”って言ってくれた。」「被害届というものがどういうものか、暴言を吐いた人達は怯えて待っていればいい。証拠は揃っているのだから。」
と綴り、誹謗中傷に対して被害届の提出も検討しているとしています。
誹謗中傷を受けながらも「SNSはやめないつもりだよ。皆んなとの場所だから。」と、SNSを通じて今後もファンとの交流は続けていくと宣言しています。
その後の投稿では「私がSNSを続ける意味」として、「せめて、私はいい。ミイラだの。ゾンビだの。メンヘラおばさんだの。早く自殺しろだの。もういいよ。よくはないけど、もういいよ。だけど。摂食障害を始めとする、目には見えない病と闘う方々がこの世には…世界中に沢山いる事をどうか理解して欲しい。」「“いのち”の尊さをもう一度考えて下さい。天に唾を吐けば、必ず自分に返って来ます。必ず痛い目に遭う。気をつけて下さい。」
と訴え、ハッシュタグで「私は闘う人々を守りたい」と記しています。
このように心境を明かした遠野なぎこさんに対してネット上では、
- 自分の好きにすれば良いと思う。どうせ他人が何言ったって聞かないんだから。
- SNSから離れる事は出来ないのかな? もしくは、コメント欄なくすとか…まず自分で対策しようと思えば出来るはず。
- 自分の都合のいい意見だけ求めるのはかなり甘い考えだと思う
- ほんとにこの人はSNS辞めた方がいい。それか個人的に、信頼してる方にだけ発信する方がいいです。このままだと自身の心壊れますよ。
- 頑なに自己流を手放そうとしないところが、彼女の一番厄介な部分かも。親身に進言している人も次々と敵認定されて攻撃されてしまう。
- お医者さんには、投稿を辞めるアドバイスをして欲しい
- 自分が叩かれたら被害者意識すごいけど、自分もバラエティーで話題になった芸能人を叩いてますよね? それについてはどう思ってるんだろう?? 自分がやった事は必ず返ってきますよ。。
- SNSを自分の病気と向き合ったり、同じ症状の人達とのコミュニケーションの場に留めていれば誹謗中傷は少ないと思う。
「婚活して、相手が自分の思い通りの対応をしてくれない事に対して誹謗中傷をして別れる」という身勝手な投稿をしてるからね…。
などの声が上がっています。
遠野なぎこさんはテレビ番組やSNSなどでの過激な言動や、交際相手をコロコロと変えていることを堂々と明かし、それによって度々ネット上では批判が殺到して炎上状態になることが少なくありません。
そうした中で、遠野なぎこさんはかねてから「早く自殺して」といった度を超えた誹謗中傷が寄せられていることを明かしています。
それに対して遠野なぎこさんは「案外へっちゃら。たまには腹が立つけど、ダメージは受けない。そんな弱っちぃ世界で、生きてきてない」としながら、「私が攻撃されると、その言葉は同じように“目に見えない病”と闘っている方々への心にも射さる矢となってしまうのよ。それが、1番怖くて1番嫌な事なのよ」「私の大切な人達を傷つけるのなら、黙っていられない」「私の大切な、繊細な人達を傷つけたら許さないんだからな。覚えとけよ、マジで」
と警告し、今後は被害届も出していくとしていました。
遠野なぎこさんとしては誹謗中傷によって、同じ病気で苦しむ自身のファンたちも傷つくことが許せないそうで、SNSからそうしたアンチを排除するために被害届を提出し、刑事事件化することで誹謗中傷の抑止に繋げたいとの考えのようです。
ただ、不特定多数の人がコメント可能な状態にある限り、今後も誹謗中傷は続くとみられることから、今後もSNSを続けるにしてもコメント欄に制限をかけるなどの対策も重要かと思いますし、病気の悪化を防ぐためにも、しばらくSNSから離れることも検討してもらいたいです。