合成麻薬「MDMA」を所持した疑いで、3月20日に麻薬特例法違反容疑で逮捕された“道端三姉妹”の次女でモデル・道端ジェシカさん(本名=道端ジェシカ・セレステ 38歳)が5日、処分保留で勾留先の警視庁原宿警察署から釈放されました。
一方、道端ジェシカさんと同容疑で逮捕された夫で、アメリカ国籍の映画プロデューサーのケネス・カオ容疑者(Kenneth Kao 46歳)は、MDMAをアメリカから日本に密輸した疑いで麻薬及び向精神薬取締法違反(輸入)容疑で5日に再逮捕され、警視庁の取り調べに「間違いありません」と容疑を認めているとのことです。
なお、夫婦揃って尿鑑定の結果は「陰性」で、違法薬物の成分は検出されなかったそうです。
<↓の画像は、ケネス・カオ容疑者と道端ジェシカさんの写真>
道端ジェシカさんとケネス・カオ容疑者は3月18日夜に東京・六本木のホテルに滞在し、粉末状のMDMA入りカプセル(15錠)が入ったカオ容疑者宛の荷物を受け取りました。
この荷物にMDMAが入っていることは成田空港の税関で判明しており、警察は2人が荷物を受け取るのを確認した上で逮捕しました。
しかし、道端ジェシカさんは「自分とは関係ない、知らない」などと一貫して容疑を否認しており、尿鑑定の結果も陰性だったことから処分保留で5日に釈放されましたが、集まった報道陣の前に姿を現すことなく車に乗って警察署を後にし、今後は在宅のまま任意で捜査が続けられるとのことです。
道端ジェシカさんの釈放を受けて所属事務所『REVIVE』は公式サイトでコメントを発表し、「道端ジェシカの報道により、関係者の皆様・ファンの皆様には大変ご心配をお掛け致しましたこと、改めてお詫び申し上げます。」
と謝罪した上で、釈放と尿検査の結果が陰性だったことを報告しています。
続けて、「捜査が継続しているとのことですので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。なお、ご主人に関しましては、担当弁護士が異なるため、弊社からお伝えできることはございませんので、ご了承くださいませ。」
としています。
『朝日新聞』が捜査関係者に取材したところ、道端ジェシカさんは容疑を否認した上で、「(カオ容疑者から)MDMAを使いたいと言われたが、日本では違法だからダメと伝えていた」という趣旨の供述をしていたそうです。
一方のケネス・カオ容疑者は、「アメリカで処方された薬で、日本でも大丈夫だと思った」などと供述しているといいます。
そして、道端ジェシカさんは処分保留で釈放、ケネス・カオ容疑者は再逮捕となったことに対してネット上では、
- ろくでもない男とくっついたもんだ。落ちたものですね
- 夫のせいにして釈放された感が否めない
- 『MDMA使いたい』どんな夫婦の会話やねん
- アメリカにはMADAを処方するサイコドクターがいるのか?何に効くのか聞きたいわ
- 日本では駄目って言ったなら違法では無い国では夫と使ってるのかね?
- 日本でも大丈夫と思ったなら、なぜわざわざホテルに空輸で届けられるの?
手荷物で日本に持って入れば良いものを。小細工してるやん。 - てかアメリカでは合法なんだ!?芸能人って本当によく海外行くイメージだけど、そういう理由で行く人もけっこういそう。
- バトンと離婚したあと、さらなる金持ちの家のボンボンの玉の輿に乗ったところまでは良かったんでしょうけどねぇ・・・やっぱり人間中身が大事
などの声が上がっています。
MDMAは、アメリカで心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療薬としての研究が行われ、症状を改善する効果が得られるという研究結果もあり、オーストラリアでは今年から限定的に医療目的での使用を世界で初めて認可しましたが、アメリカも含めてほとんどの国で違法薬物とされています。
しかし、ケネス・カオ容疑者は「アメリカで処方された薬」、一方の道端ジェシカさんは「日本では違法だからダメ」と供述しているというのは疑問で、逮捕後の尿鑑定では陰性だったものの、ハワイの自宅などでこれまで使用していた可能性は十分ありそうです。
そして、道端ジェシカさんは処分保留で釈放となりましたが、ケネス・カオ容疑者はMDMAの密輸容疑でも逮捕され、道端さんのイメージもかなり悪化しており、これまでのように活動というのはなかなか難しいでしょうね。