今月開催されたフィットネス競技の日本一決定戦『ALL JAPAN MASTERS FITNESS CHAMPION SHIPS 2023』で、女子ビキニフィットネスの40歳以上45歳未満・160センチ超級で6位入賞を果たし、話題になった「道端三姉妹」の長女でモデル・タレントの道端カレンさん(44)が、テレビ番組制作会社とトラブルに発展し、裁判沙汰になっていることを週刊誌『週刊新潮』が報じ注目を集めています。
週刊新潮によると、このトラブルの発端は道端三姉妹の次女・道端ジェシカさん(38)とアメリカ人の夫が、3月に薬物事件で逮捕されたことだったといいます。
道端ジェシカさんと夫は3月に来日し、アメリカから送った夫の荷物の中にMDMAが入っていることを知りながら受け取ったとして逮捕され、ジェシカさんは一貫して容疑を否認して不起訴処分になった一方、夫は密輸容疑でも再逮捕、起訴されて6月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
<↓の画像は、次女・道端ジェシカさんと夫のケネス・カオさんの写真>
道端カレンさんは事件当時、BS・CSの通販専門チャンネル『ショップチャンネル』内の番組に出演し、名前を冠したプロテインサプリの販売計画に着手している最中だったそうです。
<↓の画像は、長女・道端カレンさんの写真>
しかし、道端ジェシカさんと夫が逮捕された直後に、共に商品の準備を進めてきた番組制作会社から契約を破棄されたことにより、6月に番組制作会社を相手取り損害賠償請求を起こしたとのことです。
道端カレンさん側は番組制作会社に対して、途中まで進めていた仕事の対価や、契約打ち切りで精神的苦痛を受けたとして損害賠償の支払いを要求し、8月に第1回口頭弁論が行われ裁判が始まったといいます。
週刊新潮の取材に道端カレンさんの所属事務所は、「先方から『“道端3姉妹”のブランドが世間に認知されている以上、妹の非行は姉の非行と同じだから契約を破棄する』とゴリ押しされてしまったんです。契約書をどう読んでも、こんな主張が通るはずはない」「ウチとしては、『せめて昨年10月から計5回行っていた打ち合わせなど、すでに仕事をした分の経費だけでも支払ってください』とお願いしました。今回のような案件では、本番以上に準備に時間がかかるので。しかし、このお願いすらも同じ理由で一蹴されてしまい、仕方なく弁護士の先生にお願いし、法的に対応することにしました」
と説明しています。
道端カレンさんも週刊新潮の取材に、「妹の不祥事については、やはり家族の起こしたことですから、世間をお騒がせしてしまい申し訳なかったと思っています。しかし、私は妹たちとは別人格で、それぞれの所属事務所も異なります。『道端3姉妹』と仰いますが、セットでの仕事はここ10年近く行っていません。だから、“妹もアナタも同じだ”という乱暴な理屈を、黙って受け入れるわけにはいかないんです。これはもはやお金がどうこうではなく、芸能人としての尊厳の問題です」
と語っています。
このトラブルに対してネット上では、
- 三姉妹売りしてたのも事実だからまあ‥
- 道端三姉妹として認知されたから今でも仕事あったんじゃないの
- わからんではないが、家族が不祥事起こしたらそりゃやっぱ無関係ってわけにはいかない
- セット売りしてた頃の印象しかないですし、今の活躍知らないですし
- 契約した本人の不祥事でもないのに契約解除はありえない
- たとえ家族兄弟であっても、事務所も別で仕事も別で一緒に活動してないのにこういうことされるとそりゃ頭にくるわ
- 良くも悪くも道端は三姉妹。世間がどう思うかで法律上別人かどうかじゃ無いのでは?タレント稼業とはそういうものは人気は人の気だからね。裁判所は契約書の解除条項にあたるかどうかの判断だろうね。
- 妹のせいなら妹に請求訴訟してはどうか。制作会社も打ち合わせなどの損害は受けてるでしょ。請求訴訟はむしろ向こうがしたい位なはず。
起訴されなくても、逮捕されたなら何も関係ないは日本では通らないと思う。まあ、あとは裁判官の判断と判例次第だと。
でも、妹に対して請求訴訟は必要に思える。姉妹だからとかはそれこそ違う気がする。
などの声が上がっています。
道端カレンさんによると、三姉妹での仕事は10年ほど前からしていないそうですが、2014年には三姉妹でスタイルブックを出版するなどしていて、3人それぞれの分野で活動はしているものの、3人で1セットという認識を持っている人はかなり多いのではないかと思います。
ただ、道端カレンさんが言うように、道端ジェシカさん、道端アンジェリカさんとは別人格であるため、一緒に仕事をしているわけでもない妹のトバッチリを受けて、いきなり仕事を失って様々な被害を受けたわけですから怒るのは当然だと思います。
ですが、やはり道端カレンさんは世間一般的に三姉妹の長女で、言わば「道端三姉妹」というグループのリーダー的な存在なわけですから、プロテインサプリの開発をしている中で道端ジェシカさんがMDMAといったクスリの所持で捕まり、カレンさんのイメージにも悪影響が及んで、それが商品にも波及する可能性は十分あることから、取引先の会社が事件を重く受け止めて、契約破棄といった対応を取るのも理解できますが、果たして裁判所はどういった判断を下すのかに注目したいですね。