サッカー日本代表・伊東純也選手(30)の性加害疑惑を報じた週刊誌『週刊新潮』の編集部が2日にコメントを発表しました。
週刊新潮は、【サッカー日本代表の「イナズマ」が刑事告訴された「伊東純也」の“準強制性交” 被害女性2人が告発】などと題して、伊東純也選手らが昨年6月に大阪のホテルで20代女性に大量の酒を飲ませ、同意なく性的な行為に及んだとして女性から刑事告訴されたと報じました。
これに対して伊東純也選手側は「性加害は無かった」「全くの事実無根だ」とキッパリ否定し、1日に虚偽告訴容疑で告訴状を提出し受理されました。
こうしたトラブルが発覚したことを受けて『日本サッカー協会(JFA)』は1日に、現在開催中の『AFCアジアカップ』の日本代表から伊東純也選手が離脱することを発表し、その後チームサイドから「伊東選手とともに戦いたいとい」との意見が多く出ているとして一時撤回となったものの、2日に代表離脱が正式決定しました。
これらの対応を受けて週刊新潮の編集部は2日にコメントを発表し、「本誌は取材の結果、被害女性たちの訴えを真実と確信しております。彼女たちが受けた心身の傷は極めて甚大です。事は刑事事件に発展する可能性のある重大な案件であり、伊東選手、ならびに日本サッカー協会(JFA)はその重大性を深刻に受け止め、被害女性たちに真摯に向き合い、対応すべきであると考えます。本件について、伊東選手側が虚偽告訴だと訴えるのは、被害女性を二重に傷つけることであり、看過し難い行為と言わざるを得ません。今後も週刊新潮は本件について取材を続けて参ります。」
としています。
これに対してネット上では、
- 週刊誌は女性側だから 余計女性を傷つけると主張するが、もしも虚偽なら伊東選手を更に傷つけることになる
- 真実が確定していないのに、「虚偽告訴だと訴えるのは被害女性を二重に傷つける」というのは卑怯。言ったもの勝ちにならない様にしなければ冤罪は無くならない。
- もし法廷でシロとの判決が出たら、この週刊誌そのものをこの世から消し去る必要あるな。書いたもん勝ちは許したらいけない。
- 訴えられた事だけで終わってる。日本代表選手ならもう少しうまく遊びなさいよ!てか結婚してんじゃねーか!
- 一般人に対して「判決が出ていないのでネット等で誹謗中傷(女性側にも伊東さん側にも)しない様」に言うなら分かるけど、伊東さんに「真摯に向き合って虚偽告訴するな」は週刊誌が言っちゃダメだろ。
伊東さん側にも訴える権利だってあるわけで、自信を持ってるって何様なんだろうか。どっちが本当の事言ってるか判断するのは裁判所で週刊誌ではない。
などの声が上がっています。
伊東純也選手の代理人を務める加藤博太郎弁護士は『スポーツ報知』などの取材に応じており、虚偽告訴容疑での告訴状を大阪府警が受理したことについて、「今回大きいのは、全く虚偽の事実で告訴されている点。名誉毀損や民事で訴えるとかそういう話ではない。週刊誌に書かせることを目的としているのは悪質性が高いとして、虚偽告訴の告訴が受理された形です」
と語っています。
また、伊東純也選手は昨年6月に女性たちとホテルで過ごしたこと自体は認めているものの、性加害は否定しているとし、それを裏付ける証拠もあるそうで、「女性が服も脱いでない。そういった客観的証拠も持っている。当時の女性側が被害に遭ったと指摘している時間の動画が残っております。女性側が被害を訴えていた後のLINEのやりとりというのもありまして、性的加害と全く矛盾するような、女性側からむしろ積極的にいった、いこうとしたというようなことを女性が自白しているLINEというのがございます。それが客観的事実と矛盾しているというところが、非常に大きいという風に考えています。」
としています。
そして、伊東純也選手としては事実無根の虚偽告訴によって、活動を妨害できるという前例を作ってはいけないとの思いとし、弁護士としても、大事な大会のタイミングを狙って女性側が刑事告訴したのは“非常に悪質性が高い”と考えていると明かしています。
このように伊東純也選手側は女性たちの被害主張に対して怒りをあらわにし、一方でこの問題を報じた週刊新潮側は、「虚偽告訴だと訴えるのは、被害女性を二重に傷つけることであり、看過し難い行為」だとしているのですが、週刊新潮はあくまでもAさんや関係者の証言を基に伊東選手が性加害をしたと報じていて、現時点では確証が出てきていないことから、伊東選手サイドが身の潔白を主張して告訴したことを非難するのはどうなのかと感じます。
伊東純也選手側の弁護士によれば、女性側の証言にはかなり怪しい点があるといい、「美人局(つつもたせ)」の疑いもあるようなので、とりあえずは警察による捜査の行方を見守りたいところです。