女優・赤木春恵さん(本名=小田章子 享年94)の孫で、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』などに出演していた俳優・野杁俊希さん(のいり・としき)が、2日に急死していたことが明らかになりました。33歳でした。
『スポーツ報知』が演劇関係者に取材したところ、野杁俊希さんの死因は「脳出血」で、12月29日の夜に飲食店の階段で転倒し頭を強く打ち、搬送先の病院で2日未明に死亡が確認されたとのことです。
野杁俊希さんの訃報にネット上では、
- 酒飲みの階段はマジで危険
- 階段って怖いよな。中島らもも塩沢兼人も階段から落ちて脳挫傷で亡くなったし、すかんちのしまちゃんも階段から落ちて脳挫傷で今でも車椅子
- 飲み屋の階段で酔っ払っていて足をふみはずして頭を強打。脳挫傷で亡くなるって作家の小泉喜美子さんもそうだった。
酔っぱらっている時にはみっともなくても手すりを頼って降りるのがいいね。 - 家の階段でもしっかり手すりを握りながら降りるようにしてるけど、外の階段て角度が急だったり幅が広くて真ん中歩かなきゃだったりで怖い
- 飲み屋の入ったビルの階段ってやたら急なのが多い。エレベーター待ってればいいんだけど、待ち切れなくて階段で降りたりしたら急すぎてまるで山道を下山してるような感覚になる。酔っ払って足元おぼつかないから余計に怖い
- 浅香唯もこないだ階段から落ちて足怪我してたけど、スケバン刑事時代に培った受け身の取り方で頭を守ったって言ってたな
- 打ちどころが悪かったのかもしれないね。俺も泥酔して受け身なしで顔面からアスファルトに倒れた事あるけど、よく死ななかったと思う
などの声が上がっています。
野杁俊希さんは老舗の劇団『文学座』の付属演劇研究所の出身で、これまでに2時間ドラマ『浅見光彦シリーズ』(フジテレビ系)、『軍師官兵衛』、『相棒 シーズン17』(テレビ朝日系)、『ハゲタカ』(同)、『螢草 菜々の剣』(NHK BSプレミアム)、映画『総理の夫』などに出演し、昨年には歌手・吉幾三さんの芸能生活50周年を記念した舞台『親はがっかり!子はしっかり!』に出演していました。
<↓の画像は、大河ドラマ『軍師官兵衛』で赤松広秀役を演じた野杁俊希さんの写真>
赤木春恵さんの孫としても知られる野杁俊希さんは、2013年に赤木さんが『毎日映画コンクール』の女優主演賞を受賞した際には、表彰式で野杁さんが赤木さんが乗る車イスを押して登壇しました。
<↓の画像が、赤木春恵さんと野杁俊希さんの写真>
その後、2015年9月に赤木春恵さんは自宅で転倒して左足大腿部を骨折、同12月に介護付き施設に入り、2018年11月に心不全で亡くなりました。
最期を看取った野杁俊希さんは当時、赤木春恵さんが亡くなる直前に、「焦らないで、お芝居も人生も、焦ってもいいことはないから。そして、何があってもくじけないでね」
という言葉をかけてくれたと明かした上で、「目と心に焼き付いた祖母の全てを大切に、天国から安心して見守ってもらえるよう、これからの人生を精進して生きたい」と語っていました。
しかし、それからたった4年後に階段での転倒事故で急死し、年末の夜に飲食店の階段で転倒したとのことで、お酒を飲んでいて足を踏み外したことなどが考えられますが、まだまだこれからの33歳という若さで亡くなってしまったのは残念でなりません。
野杁俊希さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。