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谷村美月が病気で療養。ジャニーズWEST神山智洋との二人芝居舞台は出演取りやめ。パニック発作に心配の声相次ぐ

谷村美月が持病の呼吸器疾患起因のパニック発作で芸能活動休止。舞台LUNGS降板、東京公演の中止発表。

女優・谷村美月さん(たにむら・みつき 31歳)が、持病の呼吸器疾患によるパニック発作によって、10日から開幕予定だった2人芝居の舞台『LUNGS(ラングス)』を急遽降板となり、芸能活動を一時休止して療養することが明らかになりました。

所属事務所『ホリ・エージェンシー』は公式サイト上でコメントを発表し、「弊社所属の谷村美月が持病の呼吸器疾患を起因とするパニック発作の発症により、出演を予定しておりました舞台『LUNGS』を降板させて頂くこととなりました。公演関係者全ての皆様にはここに至るまでも温かく見守って頂き、谷村本人にとっても不本意ではありますが、医師の診断・助言により、暫くの間休養させて頂くことと致しました」と、ドクターストップによって舞台を降板、しばらく休養することを報告しています。

そして、谷村美月さんが降板した『ジャニーズWEST』の神山智洋さん主演舞台『LUNGS』についてですが、今後の対応を協議した結果、十分な準備期間を確保出来ないため、10~31日まで上演予定だった東京グローブ座での東京公演(全23公演)は中止とし、11月3~9日に上演予定の大阪公演は新たなキャストを迎えて、予定通りの日程で上演できるよう検討するとのことです。

また、東京公演は開催時期を変更しての実施に向けてスケジュール調整を行うとし、詳細は決定次第、舞台の公式サイト上で発表するそうです。

舞台『LUNGS』に出演予定だった谷村美月さんのインタビュー動画

『デイリースポーツ』が事務所関係者に取材したところ、以前から呼吸器疾患があった谷村美月さんは、無理をすると過呼吸のような症状が出ることがあったそうですが、体調管理に気を付けていたため、これまで一度も仕事を降板することは無かったといいます。

しかし、『LUNGS』は自身初となる2人芝居でセリフ量も多く、予想以上に重圧がかかったことにより、呼吸器疾患を起因とするパニック発作を発症してしまった可能性があるそうなのですが、今回の発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

呼吸器疾患と言うと、「気管支喘息(ぜんそく)」や「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」などがありますが、パニック発作は、突然恐怖や不安、強い苦痛などに襲われて短時間で治まる発作のことを指し、この発作は身体や精神症状を伴うもので、動悸、めまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えなどの症状がみられます。

パニック発作は発症後に自然に治ったり、薬を短期間服用することで治ることもある一方、パニック発作を繰り返すことで予期不安などにかられるようになり、そうした状態まで進行してしまうと「パニック障害」と呼ばれます。

「パニック障害」の発症割合は1000人中6~9人と言われ、男性よりも女性が発症しやすい傾向にあるとされています。

芸能人では、フリーアナウンサー・丸岡いずみさん、シンガーソングライター・YUIさん、タレント・女優の高木美保さん、大場久美子さん、俳優・ミュージシャンの星野源さん、ヘアメイクアーティスト・タレントのIKKOさん、『中川家』の兄・中川剛さん、元プロ野球選手・長嶋一茂さん、『KinKi Kids』の堂本剛さん、『Sexy Zone』の松島聡さん、元『King & Prince』の岩橋玄樹さん等など、多くの方がパニック障害を公表しています。

谷村美月さんは、呼吸器疾患を起因とするパニック発作と診断されているそうですが、谷村さんは今年に入ってから、ドラマ『ひとりで飲めるもん!』(WOWOW)、『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)、舞台『UNDER STUDY/アンダースタディ』、朗読劇『私の頭の中の消しゴム 12th Letter』、11月公開の映画『信虎』に出演しており、それに加えて『LUNGS』では2人舞台に初挑戦するとのことで、身体に大きな負担がかかっていたのかもしれません。

回復までにどれほどの時間がかかるのかは不明ですが、これ以上症状を悪化させないためにもしばらく休養し、今後またいつか元気になった姿を見せてほしいですね。

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