3人組フォークグループ『アリス』のボーカル&ギターで、“チンペイ”の愛称で親しまれているシンガーソングライター・谷村新司さん(たにむら・しんじ 69歳)が、家族トラブルによってバラバラになり、家族離散状態にあることを週刊誌『週刊文春』が報じたことでちょっとした注目を集めています。
『週刊文春』によれば、一家離散の発端は昨年事務所内で発生したという“盗撮”だったといい、同誌は「谷村新司 息子のトイレ盗撮で家族離散の哀歌 <日中友好40周年で『昴』熱唱の国民的歌手に何が>」という見出しで家族間で起きているトラブル、さらに谷村新司さんがヒーリングサロン経営者に傾倒していることも伝えています。
谷村新司さんは、妻・孝子さんが代表を務める個人事務所『株式会社ダオ』に所属しているのですが、アートディレクターとして活動していた長男・大輔さんをこの事務所の役員に就け、家賃100万円の生活をさせていたといいます。
谷村新司さんは可愛い息子を甘やかし、ドラ息子に育ててしまった結果、事務所で女子職員のトイレを複数回盗撮していたことが昨年判明し、そうした行為を知った谷村さんは事務所関係者の前で、「原因を作ったのは崇(仮名)だし、それでどれだけの人に迷惑をかけているのか。こんなことを2回もして。1回目ももちろんそうだけど、2回目をやった時は何を考えているんだと思った。死に物狂いで働け、と言っていたのに……」「本当にやるせない」
と、声を震わせながら謝罪していたといいます。
そして、このトラブルが原因で長男とは「絶縁」し、2008年にシンガーソングライターとしてデビューした長女・谷村詩織さん(38)とは、2009年に親子初共演をするなどしていたのですが、長男の盗撮騒動が発端で家族関係が崩壊してしまい、長女との関係も希薄になってしまったそうです。
<↓の画像が、谷村新司さんの長女・谷村詩織さんの写真>
さらに、谷村新司さんがスピリチュアル的なものに傾倒していることを伝えており、谷村さんは2014年1月に『谷村新司の不思議すぎる話』という本を出版し、この本では代表曲『昴(すばる)』は天からの導きで、突然宇宙から啓示として舞い降りてきたものを曲としたといい、この曲の歌詞は「人類の未来を予言するテキスト」とも紹介されています。
以前からこうした面を見せていたため、ファン等の間では谷村新司さんがスピリチュアル系に強い興味を持っているということは有名だったそうなのですが、あの本を出してからはラジオ番組で話す内容も大きく変わり、音楽関連の話や雑談が減り、スピリチュアル系の話だけで放送を終えることが多いといいます。
話の内容があまりにも偏り過ぎていることから、谷村新司さんが語るスピリチュアルな内容に辟易しているファンも少なくないようで、ファン離れも起きているそうです。
『週刊文春』はこのように谷村新司さんの周辺で起きているトラブル、異変を伝えているのですが、『日刊ゲンダイ』は長男が犯したという盗撮騒動について、「血は争えない」という見方もあるとしています。
スポーツ紙の芸能デスクは、「疑惑が事実とすれば、同情もされるでしょうけど、血は争えないという見方もあります。谷村さんの長男が大のスケベであるということは、ファンの間で噂になるほどだそうです。谷村さん自身、成人向け雑誌マニアとして専用倉庫もあったということで知られている。性癖としては、いわゆるマニア系の変態嗜好もあるとかないとか。」
と明かしています。
さらに、谷村新司さんが2001年の『NHK紅白歌合戦』に出場した際、その年の紅白で初めて紅組司会を担当した当時NHKの有働由美子アナウンサーが衣装の早着替えをしている中、カーテンをめくって「うどちゃんがんばってね」と声をかけていたことが有働アナの自著で明らかにされています。
有働由美子アナは当時のことを、「舞台の通路に布をカーテンにしたところで衣装の早替えをするが、そんな着替え中に谷村新司さんがあの温かいひょうひょうとした声で“うどちゃんがんばってね”と布をめくって覗いていていかれた。あの時に着替えに集中して、“ありがとうございます”と普通に返したが、我に変えると、パンツ以外、一糸まとわぬ姿」
だったと振り返っています。
これに関しては谷村新司さんが意図的に行ったのかは定かではないのですが、谷村さん=スケベというイメージ定着していることもあり、長男の盗撮騒動に対して血は争えないなと言われても仕方がないのかもしれませんね…。
そして、これらの報道を受けてネット上では、
- さらば、息子よ♪
- みのもんたの息子を思い出す。
- 有働さんの着替えを覗くって…谷村新司も十分な痴漢行為やん。
- 申し訳ないけど、見た目からしてチョットやりそう。
- 偽善っぽい親の気持ちは子供には通じないんでしょ。
- 息子が韓国のヨメをもらった時点で、Kの法則。発動です。かかわってはいけない。
- 何処の家でもそうですが子供育てるの難しいょね 特に男の子は・・・
などのコメントが寄せられています。
盗撮騒動を起こしたと報じられた長男・大輔さんは2010年12月(当時32歳)に、元会社経営者で在日韓国人3世の森本倫子さん(同)と結婚し、披露宴には女優の天海祐希さん、鈴木杏樹さん、元政治家の竹中平蔵さん、元ソニー会長の出井伸之さんなど、豪華な著名人が約500人も出席し、司会は元フジテレビでフリーの小島奈津子アナ、八木亜希子アナが務めていました。
しかし、結婚から7年後に女子トイレの盗撮が発覚してしまったとのことなのですが、『週刊文春』によるとすでに2人は離婚しているとのことです。
今年9月には、三田佳子さんの次男で元俳優・歌手の高橋祐也被告が覚せい剤事件で逮捕され、今回で4度目ということもあって大きな話題になりましたが、芸能人の2世によるトラブルというのはなぜか絶えませんね。
高橋祐也被告の場合は両親にたかり続け、学生時代から変わらず金銭の支援などを受けていたという報道が出ており、覚せい剤の購入も親の金だったのではないかとも言われたりしていますが、谷村新司さんの息子が起こした事件は親がどうこうの問題ではなく、本人の問題なのではと思います。
すでに絶縁したとのことから谷村新司さんの怒りも相当なものとみられ、それによって現在は一家離散、家庭崩壊状態になっているとのことですが、谷村さんと言えば、毎年『24時間テレビ「愛は地球を救う」』の終盤に加山雄三さんと共に登場し、番組エンディングテーマ曲『サライ』を歌うというのが定番となっています。
だからと言ってはなんですが、今後少しずつでも家族との関係を修復させ、元の仲の良い家族に戻っていってもらいたいなと思いますね。